【フォード マスタング】このクルマは一体何?俺もこんなクルマに乗りたい!

クーペ

フォード

アメマガ2025年1月号

ジェットシティ

広島県

マスタング

カスタムをする知人の付き添いで、初めてジェットシティを訪れた若干22才のセザルさん。クルマ購入は今後の夢だったが、ジェットのSEMAショー・マスタングを見て大興奮。「俺もこんなクルマに乗りたい!」。


いつかはカーショーに出てアワード獲得を目指す!

'16 FORD MUSTANG

ジェットシティの公式ユーチューブチャンネル「ジェットちゃんねる」。在庫紹介やカスタムレポートに始まり、時には面白ネタも投稿している。スタンスは、中学生でもアメ車に興味を持ってもらえるようにと、ある意味「ゆるさ」も特徴的だ。

 

そんなチャンネル配信をしていくなかで徐々に増えているのが、動画を見てクルマが欲しいとコンタクトしてくるユーザー。当初はジェット側も「そんなバカな」と思っていたようだが、実際にショップに来て本当にクルマを買っていくユーザーも出現。そんなユーザーの一人が、 こちらのページで紹介した300に乗るブラジル人のガルさん である。

そして今回紹介するのは、そのガルさんの付き添いでショップに来て、我慢できずに16年型マスタングを購入したセザルさん。セザルさんはクルマに興味があったものの、まだ22才ということで今後の目標としてクルマの購入を考えていた。当然来訪時も、クルマを買うつもりなんて一ミリもなかった。が、ジェットに置かれていたSEMAショー出展マスタングを見て「超クール! 俺もこんなクルマに乗りたい!」と大興奮。それに対して代表の萩原さんは笑ってスルーしたのだが、「同じクルマはあるの?」、「カスタムするには幾らかかるの?」と、本来の顧客であるガルさん以上に質問攻めを受けるのだった。

 

しかしジェットでは、過去に勢いで購入してすぐに手放す若いオーナーもいたことから、アメ車の特性や維持費のことを説明し、現実を理解してもらうように諭した。それでもセザルさんの意志は固く「絶対に乗る!」と譲らない。そこで、年式を落として車両費を抑え、浮いたお金で徐々にカスタムすることを提案し、熟考を経て購入を決断するのだった。

 

今現在、社外エアロ&ウイング、車高調、幌張り替え、ワーク20インチ、ジェットオリジナルマフラーでカスタムしているが、セザルさんの目標は例のSEMAショー出展マスタングということで、まだまだカスタムしたい箇所が盛りだくさんなのである。

カスタムすることが前提だったため、セザルさんはベース車両のこだわりがなかったが、ジェットが少しでも個性があるモデルとして選んだのが本国限定カラーのブルー。現在、カーショーでアワード獲得を目指してカスタム進行中で、社外エアロ、GTウイング、ジェットオリジナルマフラー、車高調、幌張り替えを実施。今後はフェンダー、ガルウイング、テスラナビなどのカスタムも検討しているとか。

車両購入時に装着されていたホイールのワークの20インチ。セザルさんもお気に入りのホイールだが、ジェットのマスタングを見るたびに、よりアグレッシブなデザインにしたい欲望が湧いてくるそうだ。

OWNER セザルさん


THANKS:JET CITY
HP:https://jetcity-motoring.com


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン2025年1月号掲載


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