マッスルとピックアップという対極の車両を訴求【FOMOCO】

イベントレポート

アメマガ2019年2月号

SEMA SHOW

SEMA SHOW 2018

LAS VEGAS CONVENTION CENTER
LAS VEGAS,NEVADA OCT 30 - NOV 2,2018


SEMA SHOW 2018 SPECIAL REPORT

LAS VEGAS CONVENTION CENTER
LAS VEGAS,NEVADA OCT 30 - NOV 2,2018

2018年のSEMASHOWのホストを務めるFORDは、特にマスタングとピックアップをアピール。駐車場を使った特設スペースでは、ドリフトのデモラン&同乗試乗会も開催。多くの観客で賑わっていた。

ワイド&ローフォルムで戦闘機的な雰囲気を実現

_N6I4642
_N6I4639

2019年型をベースに、CGSパフォーマンスが製作。TSデザインズカスタムのフェンダーフレアで、ワイドボディにアレンジ。前後ともホイールは22インチをチョイスし、リアは13Jとワイド。カラーリングは、2018年の流行色と言えそうな、ライトグレーで、ブラックとの境界線に赤いストライプを施す。

見た目は67年型だが中身は最新型!

_N6I4582

クラシックリクリエイションが美しく復元した、1967年型のシェルビーGT500CR。エンジンは第二世代の5.0ℓV8のコヨーテにコンバージョン。スーパーチャージドも施され、フロントサスはコイルオーバー化も実施。ビンテージカーだと思って煽ったりすると、痛い目を見そうだ。

このままBajaに参戦できそうな本気のモディファイを施す

_N6I4891
_N6I4882

2018年型のF-150スーパークルーをベースに、ホットウィールの50thアニバーサリーにアレンジ。製作したのはDeBerti Designで、前後のフェンダーは同社の製品でワイド化を実施。ラジエターをベッド部分に移設し、本格的なラリーにも参戦可能なカスタム内容。フロントウインドーの上に並ぶ大型のRIGIDは、まさに圧巻!と言うべき姿。タイヤはBFグッドリッチのBaja T/A KR2で、サイズは39×9.0R17をチョイスする。

スプリッターとホイールのカラーマッチが新定番

_N6I4690
_N6I4676

2019年型のマスタングGTをベースに、PC PONY PARTSが創り上げた1台。車高はFORDパフォーマンスのロワリングキットでダウンさせる。アンダーソン/ラリーイノベーション/ロッシィパフォーマンスのエアロを組み合わせるが、自然なスタイルを実現する。エンジンフードの中央をクリア化することで、スーパーチャージャーの存在をアピールする。

Fシリーズより扱いやすいサイズが魅力

_N6I4725
_N6I4731

2018年のデトロイトオートショーで発表された、新型レンジャーをベースに、オフロードスタイルにアレンジ。前後バンパーはパイプ形状に変更し、バンパーやルーフ部分にRIGIDのライトバーを装着。サスペンションはICONで、タイヤは35インチのKM3をチョイスする。

ミドル&フルサイズSUVをベースに多様な方向性を提案

FORDのSUVの頂点に君臨するエクスペディションは、シルバーとブラウンのツートンで重厚かつクラシカルな雰囲気と、26インチホイールを組み込んだスポーティーなスタイルを展示。エクスプローラーは、リフトアップを施しアウトドアユースを強調したモデルと、24インチホイールやアイバッハのサスペンション、ボーラのエキゾーストを組んだ仕様を提案する。

様々なスタイルでコンパクトSUVの可能性をさらに広げる

コンパクトなボディにも関わらず、2.7ℓのエンジンを搭載するEDGE。鮮やかなスカイブルーはBLOOD TYPE RACINGが手がけた仕様で、足もとは22インチに変更。対するECOSPORTはTUCCI HOT RODSが製作したもので、巨大なフェンダーフレアーは3Dプリンターで製作した物を装着。アウトドアも意識した、クロスオーバーな仕様だ。

バイク+ピックアップで本当のアドベンチャーに対応

_N6I4760
_N6I4766

サスペンションメーカーのBDSが製作した車両で、同社の6インチリフトアップキットにICONをセット。ベッド部分は完全に作り直され、バイクや冷温蔵庫のドメティック、燃料タンクのROTOPAXを機能的に設置。また、様々なギアが積載可能となっている。

格納可能なTVモニターやサウンドシステムが圧巻!

_N6I4898

トノカバーで有名なEXTANGがF-350デューリーをベースに、ベッド部分を大幅にアレンジ。巨大なTVモニターやクーラーBOXを設置し、さながら移動式のクラブだ。ホイールは、FUELのマーベリックをカスタムペイントしたものを装着。ゴールド&ブラックのカラーコーディネイトは、ありそうでなかったもの。漆黒の中に、ホイールが浮かび上がるような感じだ。

比較的シンプルな外観だが中身はかなりアグレッシブ!

_N6I4875

F-150のエコブーストがベースで、サスペンションはICONにアップグレード。エンジンはツインターボに変更される。エクステリアは4.5インチワイドのオーバーフェンダーを装着。ちなみにオレンジ×水色の鮮やかなボディカラーはラッピングによるものだ。

シンプルだが大容量のストレージを備える

_N6I4865
_N6I4867

6.7ℓのパワーストロークディーゼルを搭載するが、これをツインターボに変更。リアのフェンダーフレアをスイングアップさせたりバンパーを引き出すことで、その内側からストレージBOXが出現。またバンパー大型のLEDランプも備わり、究極のサポートカーといえる装備内容を誇る。


PHOTO◆TAKEO ASAI
TEXT◆RYO SORANO
アメ車マガジン 2019年 2月号掲載


最新記事


2025/11/11

兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに

セダン

クーペ

ダッジ

フォード

ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。

2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

ランキング


2025/11/11

兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに

セダン

クーペ

ダッジ

フォード

ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。

2018/03/27

スラムドは不向きとされるラムバンを極限まで落とし込む

バン

ダッジ

足回り

アストロやシェビーバンなどのGM系バンでは着地スタイルも珍しくはないが、ベースがラムバンとなると車高調でローダウンが限界…。だが、その一歩先を目指し、アキュエアーを駆使してボディメイクを敢行!

2024/12/31

【FORD F-150 LIGHTNING】公道は走行できないですがビジネスのために投入!

ピックアップトラック

フォード

チャレンジャー専門店のラグジ・島澤社長から「F-150のライトニングを、ディスプレイ用として購入したお客様がいますよ」と連絡が。展示するためのクルマってどういうこと? とモヤモヤしながら取材に向かった。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。