JLラングラーカスタム② in SEMA SHOW 2018
LATEST JEEP
JL WRANGLER
CUSTOMS
in SEMA SHOW 2018
SEMA SHOW 2018
LAS VEGAS CONVENTION CENTER
LAS VEGAS,NEVADA OCT 30 - NOV 2,2018
個性的なエッジの効いたデザインのパーツをリリース中
直線基調のデザインを採用するBR4×4のオリジナルパーツ。JKと比べるとJLは丸みを帯びた印象を受けるが、BR4×4のパーツを装着すると非常にシャープな印象を受ける。スイング式のスペアタイヤブラケットに交換し、その隙間に燃料や水などが入れられるROTOPAXを装着可能としている。
ランプメーカーもJLに注目新たなスタイルが予感される
DIODEDYNAMICS
様々なLEDのランプをリリースするDIODEDYNAMICSでは、フロントバンパーやボンネットの上にLEDライトバーを装着したJLを展示。フロント周りは今や珍しくないが、ルーフの後端にもLEDを装着するのは斬新と言える。
ドイツ企業もSEMAに注目欧州でもJEEP人気は増加中
BAWARRION
JEEPとラム専用のホイールを展開するBAWARRIONは、純正のタイヤ空気圧センサーにも対応したホイールを展示。また、開発中のオーバーフェンダーをノーマルと比較。それにフロントマスクはCJフェイスへコンバート。
機能性を最大限に重視したラックやステップに注目
KARGO MASTER
ブースには、オリジナルのルーフラックや折りたたみ式のステップを装着。フロントウインドーを取り囲むロールケージはラックと一体で、しかもここに立てる形状を採用。使いやすさを最優先に作られている。
往年のCJ7を彷彿とさせるデカールが非常に象徴的
JCR OFFROAD
ブースには、ショートのJLを展示。足回りはテラフレックスにファルコンショックを組み合わせる。ゴールデンバンディットという愛称が与えられており、それにちなみ各部の色をブラック×ゴールドで統一する。
オリジナルのパイプドアやランプステーをリリース
MOTORCITY
ブースには、パイプドアにアレンジしたルビコンを展示。オリジナルのフラットフェンダーかと思いきや、実は純正フェンダーのブラックの部分を取り外しただけ。これだけでも、より大きなタイヤが装着可能だ。
バンパー類を金属製に交換ヘビーデューティさを追求
オリジナルのバンパーやサイドシルガードなどをリリースするROCK'SのJLラングラー。JKラングラーで確立されたスタイルがそのままJLにも注入されており、JLカスタムの基本スタイルになると言えるだろう。
乗車定員を損なうことなく快適な車中泊が楽しめる
CLIFFRIDE
ボルトオンで様々なアイテムをリリースするCLIFFRIDEでは、2種類のキャンパー仕様のJLを展示。巨大なシェルを装着したFE4と呼ばれるモデルは、4人の乗車定員を確保したまま4人が快適に就寝できるスペースを確保。また、ESCAPE365と呼ばれるモデルは、いわゆるポップアップ式のテント。快適性はFE4には敵わないが、手軽にキャンピングライフが楽しめる。共に、ノーマルよりもワイドなフェンダーを装備し、安定性も追求する。
日本でも人気が急上昇中! ラインアップの拡充に期待
GENLIGHT
敢えてアルミ無垢のまま仕上げられているのが、言わば一つの個性となっているGENLIGHTのパーツ。サスペンションはROCK KRAWLERで、Aピラー部分にはRIGIDのLEDランプを装備。ロッカーガードやタイヤキャリアなど、JKに用意されていたアイテムが、続々とJLにも発売予定だ。
ルーフ一体式のシェルで車両のシルエットを変更
アメリカンファストバック
JLのルーフが簡単に外せることに着目し、アメリカンファストバックでは、様々なスタイルを提案。これまでトレックトップというスタイルで、幌では他社から発売されていたが、ハードタイプのファストバックは世界初と言える。また、ディスカバリー風のルーフを採用した仕様もなかなか個性的で、クォーター部分には窓も設けられ、居住性もアップ。ちなみにこの車両にはイートン製のスーパーチャージャーが装着されており、そのパフォーマンスもなかなかだ。
グリルやヘッドライトに白のアクセントを加える
ロックスライドエンジニアリング
ロックスライドエンジニアリングのJLは、鮮やかなグリーンと対照的な白いシートが印象的。いわゆるヘビーデューティなバンパーを装着しているが、非常に美しい光沢が特徴でオフロードで傷つけるのがもったいないと思えるほど。
機能と実用性を備えたJLカスタムの見本的仕様
スチールクラフト
スチールクラフトのJLには、同社のウインチバンパーを装着。定番になりつつあるパイプドアに変更。サイドステップは非常に大型のもので乗降性を向上するが、ハードなオフロード走行にもしっかりと耐えられる作りとなっている。
グラディエーター公式発表より先にトラックモデルが登場
LAショーでグラディエーターが発表されたが、それより先にSEMAの会場では何台かトラックにコンバージョンした仕様が登場。ボディガードブースに展示されていたのもその1つで、なかなかの完成度を誇っていた。全身チッピング塗装を施しており、非常に無骨な雰囲気を漂わせていた。
コントロールアームも変更してJEEPの力を最大限引き出す
MAXTRACサスペンション
ブースに展示されていたJLは、ファルケンの38インチタイヤを装着。バギー風の背面タイヤキャリアが、走りのポテンシャルの高さを予感させてくれる。前後のコントロールアームはピロボールになっており、しなやかな動きを実現。フェンダーの下を外すのが流行るかも。
またまたフルチッピング日本でも流行るか?
DV8 OFF ROAD
ブースには、自社製品をフルに盛り込んだJLを展示。非常にコンパクトなフェンダーやヘビーデューティな前後バンパーを装着。ホイールも同社のもので、38インチのRIDGEグラップラーを組み合わせる。
ビードリングとボディのマッチカラーはもはや定番
ラギッドリッジ
日本でも、高い知名度を確立しているラギッドリッジ。ショートのJLを展示し、オレンジのボディカラーとマッチさせたビードリングが美しい。クローリングバンパーから直射日光を遮るスクリーンまで、様々なアイテムを提案する。
まさにモンスターJEEP!エンジンをLS3に換装
JLにV8を載せたのは何台かいたが、シボレー・コルベットのLS3を載せてしまったのはこの1台だけ! ビルダーが言うには450hpを誇るとか。ニックネームのBRUISERは乱暴者という意味で、まさにその通り!
JKで培った独自のスタイルをまずはJLにも注入する
日本で圧倒的な人気を誇るポイズンスパイダーもJL用の新製品を一気にリリース。JKでラインアップしていたエクステリアからインナーフェンダーまでを同様にラインアップ。ポイズンスパイダー製品以外はチッピング塗装を実施。
PHOTO◆TAKEO ASAI
TEXT◆RYO SORANO
アメ車マガジン 2019年 3月号掲載
最新記事
2024/10/12
キリっと引き締まった新顔がチャームポイントの新型モデル【ジープラングラー】
アメリカ本国ではすでに発表されていた新型モデルを、2024年5月10日から全国のジープ正規ディーラーで販売を開始した。今回はあまり大きな変更は実施されていないものの、アイデンティティであるグリルをデザインしなおしていることが一番のトピックだ。
2024/10/11
カリフォルニアハウスには国産車よりも断然アメ車が似合う!【1978y シボレーC-10】
赤いC-1500で一度本誌にも登場したことのあるオーナーさん。実はその後ハイエースへと乗り換えて数年間は便利で快適なカーライフに身を置いていた。しかし、自宅に停めたその雰囲気がシックリこない。セカンドカーのジムニーでも何か違う。ってことでC-10を停めてみたら完璧!
2024/10/10
直線基調のロングホイールベースで魅せる【カプリスワゴン】
故きを温ね新しきを知る。いわゆる“温故知新”ということわざがあるが、若者たちのアメ車事情は新しきを知ってから古きを知るという逆転現象も珍しくない。2000年以降に生まれた若者たちを魅了してやまない80's Classicに迫る!
2024/10/09
VW TYPEⅡの対抗馬に相応しいCalでVintageなルックスを継承【フォードエコノライン】
61年にファルコンをベースに誕生した初代エコノラインは、エンジンを床下にレイアウトしたキャブオーバーワンボックスバン。当時のVWタイプⅡに対抗すべくリリースされたとの噂。その二代目となるのが68年よりモデルチェンジを果たしたこちらの個体だ。