ビンテージSUV向けに開発した新作17インチの理想形がここに誕生

アメリカンホイール最前線

鹿児島県

覇王

HAOU WHEELS

AME-MAG

アメマガ2019年3月号

アメリカンホイール最前線 AME-MAG AG-05


HAOU WHEELS AME-MAG AG-05

HAOU WHEELS、AME-MAG AG-05

THE BOTTOMS アメリカンホイール最前線

15インチに肉厚タイヤこそビンテージモデルの醍醐味という意見も多いが、17インチという選択肢があってもいいのでは? 実際のところ、この2インチの差で受ける恩恵はかなりのもの。その魅力を紐解いていこう。
 

ビンテージSUV向けにリリースされたホイールその名も「AME MAG」

HAOU WHEELS、AME-MAG AG-05
まるで本誌がホイールをリリースしたかのようなネーミングの覇王オリジナルホイール「AME MAG」。MAGの表記としてはUが正しいのだが、そこをAに変換してブランドネームを作るのが本国でもトレンドとなっていることや、開発のキッカケが本誌取材班との情報交換からだったこともあり、アメマガにちなんでAME MAGとなった。ちなみにAG‐05はモデル名であり、これを皮切りにほかのデザインも展開していく予定とのこと。

HAOU WHEELS、AME-MAG AG-05
ところでこのAG‐05、何かに似てはいないだろうか? そう、アメリカンSUVの王道ホイール〝アルコア・チャレンジャー〟にそっくり! しかし、じっくりと細部を見ていくと二段落としのバケツ型リムではなく、一段落ちたあとにリムデザインをコンケーブさせていたりと、ただの17インチ版ではないことに気付くはず。

HAOU WHEELS、AME-MAG AG-05

これは、覇王ホイールが今のトレンドと昔ながらのデザインをうまく融合させるために取り入れたギミックで、ナットが面の内側にセットバックして収まるところも含め、実に細部まで煮詰めた力作となっている。そしてサイズがなぜ17インチなのか? それはアルコアに17インチのディープリムが存在しなかったことも大きな理由ではあるが、一番のメリットは37インチのオールテレーンを組み合わせられることにある。

HAOU WHEELS、AME-MAG AG-05

15インチに35サイズの組み合わせは、タイヤの肉厚感は強調されるがホイールとのバランス黄金比で言うと、やはり33サイズがベター。これが17インチになるとその黄金比が37にまでサイズアップされる。ブレーキシステムの強化も今まで不可能だったビッグキャリパー&ローターを選べるなど恩恵は大きい。

今まで何度もホイールを検討してみたものの、好みのホイールに出会えなかったビンテージSUVオーナーに、ぜひお勧めしたい!昔ながらのバケツ型リムではなく、一段ストレートに落ちたあとディスク面をコンケーブさせて深みをもたらし、昔ながらのナット剥き出しではなくセットバックさせて取り付けるなど、細部を見てみると「懐かしいのに新しい」ギミックが盛りだくさん。

AME-MAG AG-05

AME-MAG AG-05、Gloss Sand Gray Machine Lip
AME-MAG AG-05、Gloss Black Machine Lip
AME-MAG AG-05、Polished
サイズ
17x10J/インセット-38~48
PCD 139.7 LUG 6
カラー
Gloss Sand Gray Machine Lip
Gloss Black Machine Lip
Polished
構造
鋳造1ピース構造
付属品
センターキャップ、エアバルブ




覇王ホイールといえば、超ディープリムにタイヤの引っ張り履きが鉄板。2018年の年末に開催されたクロスファイブファイナルでは初日に14Jの22インチに33×12.5のアテューロを引っ張り履きして披露。これも意外とクール!


HAOU WHEELS
覇王株式会社
TEL:0995-73-8684
URL: http://www.haouwheels.com


■PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2019年 3月号掲載


関連記事

RELATED


空港から徒歩圏内の好立地、鹿児島県を代表する覇王ホイールズ!

自社オリジナルブランドのAMEMAG、オーダーメイド鍛造ホイールのHIGH FORGEDを手掛ける鹿児島県の覇王ホイールズ。クロスファイブを初めとする各種イベントでインパクトの強いオフロードビークルが並ぶ姿にカーショップと勘違いする人も続出!?

覇王ホイールを徹底取材。10Jオーバーのディープリムにパンチの利いたワイルドなオフロードタイヤを引っ張り履き。

特殊な履きこなしこそ細部まで丁寧に

大口径ディープリムのハイフォージドから17インチが追加

鹿児島県の覇王ホイールが独自に展開するオーダーメイド鍛造ブランド「HIGH FORGED」。20インチオーバーの大口径にディープリムを想定したブランドイメージだったが、遂に17インチを追加。リアルビードロックで魅せる本格派鍛造オフロードホイールとしてリリースされた。139.7の6穴でフルサイズSUVやトラックに向けてはもちろん、アストロなど127の5穴もオーダーが可能となり、ますますその可能性が拡大!

鹿児島の覇王ホイールズから、令和元年におけるアメリカ最旬トレンドを伝授!

AMERICAN 4X4 & TRUCK
HUMMER H2

タンドラ TRD PROで遊びも走りも豪快に! アウトドアで映える4×4Trucks

GO! GO! OUTDOORS!!
アメ車と楽しめ「ソト遊び」
PLAY FOR THE SHEER JOY OF OUTDOOR
2014y Toyota Tundra TRD PRO with Active Style

 

最新記事


2024/04/24

17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現

セダン

クライスラー

ホイール

PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!

2024/04/23

伸びやかなロングノーズ、引き締めるロングテール、隙のないそのフォルム【インパラ コンバーチブル】

オープン

ビンテージ

シボレー

2024/04/22

荒れ地こそ進む道 デザート仕様【1996 シボレー S10 ブレイザー】

SUV

シボレー

車両のイメージを劇的に変えたカスタム。それがオールペン。千葉県のガレージジョーカーは、様々なモデルをオールペンによって変化させ、個性的なスタイルを生み出している。そのひとつが、艶消しサンドベージュになったS10ブレイザーだ。

2024/04/20

細さを追求したスポークが軽快さや躍動感を予感させる【WORK GNOSIS CVF】

ホイール

WORK GNOSIS CVF

ランキング


2024/04/23

伸びやかなロングノーズ、引き締めるロングテール、隙のないそのフォルム【インパラ コンバーチブル】

オープン

ビンテージ

シボレー

2024/04/22

荒れ地こそ進む道 デザート仕様【1996 シボレー S10 ブレイザー】

SUV

シボレー

車両のイメージを劇的に変えたカスタム。それがオールペン。千葉県のガレージジョーカーは、様々なモデルをオールペンによって変化させ、個性的なスタイルを生み出している。そのひとつが、艶消しサンドベージュになったS10ブレイザーだ。

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]