大口径ディープリムのハイフォージドから17インチが追加

ホイール

アメマガ2022年2月号

HIGH FORGED

HAOU WHEELS

覇王

鹿児島県

鹿児島県の覇王ホイールが独自に展開するオーダーメイド鍛造ブランド「HIGH FORGED」。20インチオーバーの大口径にディープリムを想定したブランドイメージだったが、遂に17インチを追加。リアルビードロックで魅せる本格派鍛造オフロードホイールとしてリリースされた。139.7の6穴でフルサイズSUVやトラックに向けてはもちろん、アストロなど127の5穴もオーダーが可能となり、ますますその可能性が拡大!

鍛造オーダーメイドホイールにビードロック17インチが追加!


HIGH FORGED

大口径ディープリムだけじゃない、豊富な選択肢!

ハマー・H2にタンドラなど、フルサイズSUV&トラック系のカスタムシーンにおいて、鍛造ホイール×ハイスペックなオフロードタイヤの組み合わせは鉄板。しかしここ数年そのスタイルは多様化しており、ひっぱり履きからむっちり履きへ。もしくは18インチや20インチ純正ホイールのベース車両にわざわざ17インチへサイズダウンして履かせるといったスタイルも目立ち始めている。

 

これはアメ車だけじゃなく国産オフローダーの中でも共通しており、昨今ルーフキャリアの再燃と比例するよう肉厚タイヤ、しかもリムデザインがトラディッショナルな昔ながらのスタイルといった〝原点回帰〟がむしろ最先端である。

しかし当時の様に15インチではブレーキローターの大径問題や、タイヤの選択肢で少々無理がある。そのベストなサイズとして17インチが大本命となってくる。今回HIGH FORGEDから新たに展開される17インチシリーズはただの17インチではない。なんと本物の鍛造ビードロックで色味までオーダーできてしまう逸品。従来通りJ数やオフセット、リムデザインにセンターキャップロゴなどのオーダーに加えて、ビードロックリングのカラーまでコーディネートを楽しめる。ボディカラーにマッチさせて楽しむも良し、差し色的にビビットカラーを入れるも良し。

 

まるでスニーカーの紐をアレンジするかの様に、後からビードロック部分だけカラーチェンジしてみても面白い。もっと自由に柔軟に!お洒落は足もとから。アメ車も足もとからバシっとキメて〝バイブス〟を上げて行こう!!

サイズ:17インチ(5、6H/P.C.D.139.7、150)

大口径ディープリムのハイフォージドから17インチ化を敢行するタンドラ用にデザインされた17インチビードロックハイフォージドの第一号。カラーをオーダーできるビードリングと鍛造の繊細な切削ブラッシュドの表情は特筆物。装着するタンドラは本誌が発売する直前にポートメッセ名古屋で開催されるクロスファイブファイナル出展で初お披露目の予定だ。

サイズ:17インチ(5H/P.C.D.127)

454SS の純正スチールをモチーフに17インチ×ビードロックでアレンジを加えたこちらのホイールは、覇王ホイールの新たなVAN LIFE アプローチとして展開する旧マスクアストロに装着予定。もちろんC-10 やC-1500、シェビーバンなどのノーマル車高やリフトアップを施す車両にも抜群に映える。お好みのオフロードタイヤと組み合わせれば、2WDでもワイルドオフローダーさながらの雰囲気へと誘う逸品だ。

鹿児島空港到着ロビーから徒歩15分圏内。飛行機を降りてすぐの好立地に店舗を構える覇王ホイール。写真奥のタイヤ& ホイールストックヤード&ピットとは別に、コンテナの商談スペースを併設して思う存分ホイールのイメージやデザインの打ち合わせが可能となった。電話やメールじゃ伝えきれない部分は、思い切ってLCCを利用して飛んで行くって手もアリ!親身になって相談に乗ってくれるはずだ。


Thanks:HAOU WHEELS【覇王】

TEL:0995-73-8684
http://www.haouwheels.com
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメマガ2022年2月号掲載

関連記事

RELATED


【AMEMAG AG-00】定番だからこそ奥深き5スポークの美学!

ワンオフオーダー鍛造ホイール「HIGH FORGED」、スチールホイールの大本命「NEO STEELS」、そして今回紹介する鋳造オリジナルホイールの「AmeMag」。覇王ホイールが独自に展開するオリジナルブランドから目が離せない!

鍛造オーダーホイールブランドの「ハイフォージド」は、プレーンな状態から自在に、デザインできる

HIGH FORGED

覇王ホイールを徹底取材。10Jオーバーのディープリムにパンチの利いたワイルドなオフロードタイヤを引っ張り履き。

特殊な履きこなしこそ細部まで丁寧に

本場のUSAカスタムが楽しめる大口径MTタイヤが日本上陸

アメリカの空気感を味わいたいからアメ車に乗る。できれば本国で走っているようなカスタムを楽しみたい。ホイールは手に入るけど、タイヤまでは難しい…。そんな悩みを抱くオーナーのために、覇王ホイールがFURY TIRESの販売を開始した!

トラディッショナルな5スポークの大口径仕立て【AMEMAG AG-00】

オーダーメイドの鍛造ホイールブランド「HIGH FORGED」で全国に名を馳せる覇王ホイール。一方で鋳造ながらビレットホイールの様な表情を見せる「AMEMAG」もヒット作として健在。その2作目が満を持してリリース!

 

最新記事


2025/11/11

兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに

セダン

クーペ

ダッジ

フォード

ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。

2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

ランキング


2024/12/31

【FORD F-150 LIGHTNING】公道は走行できないですがビジネスのために投入!

ピックアップトラック

フォード

チャレンジャー専門店のラグジ・島澤社長から「F-150のライトニングを、ディスプレイ用として購入したお客様がいますよ」と連絡が。展示するためのクルマってどういうこと? とモヤモヤしながら取材に向かった。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2018/03/27

スラムドは不向きとされるラムバンを極限まで落とし込む

バン

ダッジ

足回り

アストロやシェビーバンなどのGM系バンでは着地スタイルも珍しくはないが、ベースがラムバンとなると車高調でローダウンが限界…。だが、その一歩先を目指し、アキュエアーを駆使してボディメイクを敢行!

2021/01/22

【アメリカNo.1売上】本場が認めるキャンピングトレーラーJAYCOの内外装とは?

キャンピング

キャンピングトレーラーがあれば、あれもこれもとキャンプ道具を積み込むことなく、必要な時だけ連結して、いつでも贅を尽くしたトリップが可能!

そして切り離せば現地でも気軽に周辺の観光スポットを探索できるメリットもある。さぁ、キャンピングトレーラーを始めてみませんか!

Text & Photos|アメ車MAGAZINE