アメリカンSUVスペシャリストは本国仕様のJLラングラーもストック

SUV

ジープ

アメマガ2019年3月号

ALL-NEW Jeep WRANGLER

JLラングラー

埼玉県

スカイオート

JL JEEP WRANGLER UNLIMITED


JL JEEP WRANGLER UNLIMITED

アメ車としてこだわるなら本国仕様という選択肢も大アリ!

JLラングラー、JEEP WRANGLER UNLIMITED、ジープラングラーアンリミテッド

ハマーのスペシャリストとして知られる「スカイオート」だが、SUVやトラックについても、そのノウハウを存分に注いでくれている。今回の注目はJeep JLラングラー。日本にも正規ディーラーから販売が開始されたが、やっぱ本国仕様に乗りたいでしょ!
 
「スカイオート」といえば、ハマーH1のオーナーズクラブ事務局をつとめるなど、そのスペシャルティショップとして広く知られるところ。ただし取り扱いはハマーだけでなく、最新モデルからビンテージまで、アメ車全般に及ぶ。とくに深いノウハウをみせてくれるのが、SUVやピックアップトラック。スカイオートの広い敷地・展示場には魅力的なモデルがSUVをメインにズラリと並び、見ているだけでもワクワクさせてくれるのだ。

JLラングラー、JEEP WRANGLER UNLIMITED、ジープラングラーアンリミテッド
そんなスカイオートが今、力を入れているのがJeepラングラーJL。言わずと知れた最新モデルの「正統派Jeep」だが、今秋から日本でも正規販売が開始され、ブレイクの予兆を見せている。もちろん、スカイオートが扱うのは、右ハンドルの日本向け正規モデルではなく、本場・北米向けのJL、左ハンドル仕様だ。


はっきり言って日本仕様は売れ線グレードだけの設定で、JLならではの魅力が半減。JL本来の魅力は、北米仕様にこそある。そう、スカイオートなら、もっと楽しい本国仕様のグレードのオーダーだって可能なのだ。


今回、撮影に提供されたのは、スカイオートがいち早く輸入した「4ドア・サハラ」。JLの最高級仕様に、さらに様々なプレミアムなオプションが追加されている。こだわるなら、左ハンドルで乗ってこそ、Jeep。アメ車をアメ車らしく乗ることを教えてくれるモデルなのだ。


新型JLラングラーは、従来のJKのフォルムを踏襲、サイズもほぼ同等だが、ホイールベースの2.4インチ延長により、リヤシートの快適性が増している。ヘッドライトやデイライト、テールライトはLEDとなるが、これはアメリカではオプション装備となる。フェンダークリアランスもJKよりだいぶ大きく、大径タイヤが履きやすくなった。ボディはアルミ製の部分を多用、3分割のトップも軽量化されている。



今回の撮影車量はプレミアム装備充実の「サハラ」。センターパネルには先進のUconnectシステムを採用し、スマートフォンなどとスムーズに連携。各種操作もタッチスクリーンで行える。今回はクロス地のシートだが、レザーシートもオーダー可能だ。
 

搭載されるエンジンはJKからキャリーオーバーされた3.6ℓ/V6 DOHC。ただしATは8速化され、燃費などは大幅に向上。4WDシステムは伝統的な“コマンドトラック”パートタイム式。日本仕様は全車、フルタイム4WDのポジションを持つ“セレクトラック式”になるが、もちろん本国仕様のSAHARAはオプションでセレクトラックを選べる。
 



サスペンションは前後5リンク・コイル・リジッド。JKと形式は同じだが、アームのレイアウトは大きく変更され、フェンダーのインナーもかなり広くなった。ゆえに、より大径・ファットなタイヤも選びやすくなった。SAHARAは純正で255/70R18サイズのタイヤを装着、銘柄はブリヂストン・デューラーA/T RH-Sという専用のもの。

■JLラングラー北米仕様諸元表 
グレード:SAHARA 4-door
全長×全幅×全高(mm):4785×1875×1869 
ホイールベース(mm):3007 
車両重量(kg):1971 
最低地上高(mm):200 
最小回転半径(m):6.2 
乗車定員(名):5 
エンジン種類:水冷V型6気筒DOHC 
総排気量(ℓ):3.6 
最高出力(hp/rpm):285/6400 
最大トルク(lb-ft/rpm):260/4100 
トランスミッション:8速AT 
駆動方式:パートタイム4WD 
燃費(MPG):17city/23hwy 
使用燃料/タンク容量(gal):レギュラーガソリン/21.5 
サスペンション前:5リンク・コイルリジッド 
サスペンション後:5リンクコイル・リジッド 
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク 
ブレーキ後:ディスク 
タイヤサイズ:255/70R18


“Colorado ZR2” in Stores Now!

Colorado ZR2、コロラド ZR2
Colorado ZR2、コロラド ZR2

スカイオートの店頭に、もう1台、話題のクルマが! シボレーのミドルクラス・ピックアップ「コロラド」だ。このクラスは今、アメリカでも最も熱い! 日本ではハイラックスや北米仕様のタコマがライバルになりそうだが、なんと言ってもこのカッコ良さ! ほかのユーザーに差をつけられること、間違いなし。今回の仕様は4WDモデルの最上級グレード「ZR2」、クルーキャブ(ダブルキャブ)仕様。搭載エンジンの3.6ℓV6は308hp!


■Thanks: SKYAUTO
TEL:048-976-1235
HP:https://www.skyauto.co.jp/


■Photo:浅井岳男 ■ Text:高坂義信
アメ車マガジン 2019年 3月号掲載


最新記事


2025/11/27

真夏にサーキットを全開で走る?【82CUP】

イベントレポート

82CUP
美浜サーキット
2025.07.27

2025/11/25

【クアートFAB】アメ車のカスタムは超得意だけどストックやベース車両も販売中!

クーペ

SUV

ダッジ

リンカーン

アメ車が欲しいけれど、専門店は敷居が高そう…。そんな心配を抱く人におすすめしたいのが、岐阜のクアートだ。代表の酒向さんは30歳代と非常に若いが、オープンして10年のキャリアを持ち、カスタムだけでなくメンテナンスにも精通しているので、頼もしいお店だ。

2025/11/22

【クアートFAB】創業から10年目という節目の年に広くてスタイリッシュな店舗に移転

ショップ

2025/11/20

【1970 ダッジ チャレンジャー】オリジナルストックがそそるモパーマッスルの大本命!

クーペ

ビンテージ

ダッジ

バニシングポイントなど、劇中車としてもその人気を博する1970年型ダッジ・チャレンジャー。半世紀以上の時を経て、コンディションの良い個体は激レアとなりつつある昨今、バーニーズでお宝を発掘!

ランキング


2021/01/22

【アメリカNo.1売上】本場が認めるキャンピングトレーラーJAYCOの内外装とは?

キャンピング

キャンピングトレーラーがあれば、あれもこれもとキャンプ道具を積み込むことなく、必要な時だけ連結して、いつでも贅を尽くしたトリップが可能!

そして切り離せば現地でも気軽に周辺の観光スポットを探索できるメリットもある。さぁ、キャンピングトレーラーを始めてみませんか!

Text & Photos|アメ車MAGAZINE

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2021/02/12

【フォードF150】圧倒的な人気を誇るラプタースタイル、マスクだけでなくボディもアレンジ!

ピックアップトラック

フォード

2008 FORD F150

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]