amZ2018で最優秀賞を獲得 シャイアンフェイスが熱い!

SUV

シボレー

千葉県

サバーバン

ガレージジョーカー

80's-90's BREEZE

アメマガ2019年4月号

シャイアンフェイス

1995y CHEVROLET SUBURBAN

80's-90's BREEZE


1995y CHEVROLET SUBURBAN

80's-90's BREEZE
今こそ80~90年代のアメ車にハマりたい!

2018年11月に開催されたamZ2018で、200台のエントリーのなかから最優秀賞を受賞したのが小田さんのサバーバンだ。チョコレートカラーの渋いボディ、知る人ぞ知るシャイアンフェイスを組み込むなど、ブームが起きつつあるクラシックテイストにまとめたのが受賞の理由だ。
 

派手さはないが真似したくなる姿

2018年お台場で開催されたamZエントリーの200台の中から、アワードを決めるのは本当に苦労した。選考する一人の個人的な基準として、カスタム費用ウン百万円という車両も確かに凄いのだが、DIYで全て作ったとか、今までにない真似したくなるカスタムポイントを複数持っているとか、さらには抜群に面白いエピソードを持つオーナーにも、一票を入れるようにしている。

amZはカスタムカーコンテストではないので、誰でもアワードを取るチャンスはある…と思う。
そんななかで、最優秀賞に選ばれたのが、チョコレートカラーにオールペンし、シャイアンフェイスを組み込んだサバーバン。

今チョットしたブームが起きているクラシックに仕上げるスタイルを、細かいパーツにもこだわって取り入れることで、多くの編集部員から票を得た。とくに斬新だったのが、シャイアンフェイス。

シャイアンとは、C/Kモデルに設定されているLTやLSといったグレード名に続く、標準装備のオプションパッケージ名。日本に輸入されたモデルの多くは上級装備オプションパッケージの「シルバラード」で、横長4灯フェイスだ。

シャイアンは、装備内容が劣る下級オプションパッケージで、フェイスは角目1灯となる。装備が陳腐なため、純粋なシャイアンタイプは日本で見ることは殆どない。


そんな知る人ぞ知るシャイアンフェイスをあえて組み込んで、15インチのラリーホイール&ホワイトリボンタイヤを入れ、ミラーも純正の低いグレード用に変更。

ソリッドのチョコレートカラーのボディがクラシックスタイルを強調させているのも特徴で、様々な部分が今後のC/Kモデルのカスタム例として参考になる内容だ。
1995y CHEVROLET SUBURBAN、シボレーサバーバン
衝撃的な派手さこそないものの、見る人が見れば二度見してしまうレベルのクラシックスタイルに注目だ。



元々ガレージジョーカーがクラッシックな雰囲気を出すためにソリッドのチョコレートカラーでオールペンし、ダウンサスでローダウンしていたサバーバン。

これを80年代風のカスタムスタイルを要望するオーナーの小田さんが購入し、よりクラッシック感を出すためにシャイアンフェイスを加え、15インチのラリーホイール&ホワイトリボンタイヤ、80年代サイドミラー装着をショップが提案した。
 
シャイアンフェイス
上級オプションパッケージのシルバラードのフェイス

小田さんが要望する80年代スタイルにすべくショップが選んだのが、シャイアンフェイス(写真2枚目が、変更前の上級オプションパッケージのシルバラードのフェイス。日本ではお馴染みの顔だ)。

取り付けはヘッドライトの配線加工のみで、ボディ側の加工は不要。ガレージジョーカーではキット販売もしており、車検対応のレンズカットのヘッドライトも付属する。

1995y CHEVROLET SUBURBAN、シボレーサバーバン

owner:小田さん

日常の足として使えながら、80年代風のスタイルを望んでいた小田さん。ガレージジョーカーにあったチョコレートカラーのサバーバンに惚れて購入し、ショップ側が小田さんのテーマに合うようにクラシックスタイルに変化させた。


GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】

TEL:0479-25-7740
URL:https://www.garage-joker.com/


Photo/古閑章郎
Text/相馬一丈
アメ車マガジン 2019年 4月号掲載


関連記事

RELATED


渋い魅力に惹かれるメキシコ産クラシックスタイルの2ドアタホ

1998y CHEVROLET TAHOE 2dr 2WD

「初めての愛車はシボレーSUV」。20代の頃、コンビニで立ち読みしたアメマガを見て、決意!

「初めての愛車はシボレーSUV」。20代の頃、コンビニで立ち読みしたアメマガを見て、そう決意した吉田さん。金銭的な問題で初の愛車は国産コンパクトカーにしたが、入社した会社の同期がタホに乗っていることを知り、負けていられないと、夢のアメ車購入へ踏み出した。

ガレージジョーカーのオールペンといえば、やはりパープル。【GMCソノマ】

「自分が好きな色」と言う理由から、ガレージジョーカーではパープルにオールペンされたモデルが幾つか存在する。だが今回のソノマは、さらに妖艶さを追求して、ベットライナーをレッドにし、さらにインテリアもレッド化に

荒れ地こそ進む道 デザート仕様【1996 シボレー S10 ブレイザー】

車両のイメージを劇的に変えたカスタム。それがオールペン。千葉県のガレージジョーカーは、様々なモデルをオールペンによって変化させ、個性的なスタイルを生み出している。そのひとつが、艶消しサンドベージュになったS10ブレイザーだ。

可愛くて存在が楽しいアメリカンコンパクトSUV【シボレーHHR LS】

PTクルーザーに対抗して、GMが1949年型サバーバンをモチーフにデザインし開発したシボレー・HHR。PTほど支持を得られなかった印象があるが、ガレージジョーカーでは定期的に売れる人気モデルになっている。

 

最新記事


2024/07/26

物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!

クーペ

フォード

燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」

2024/07/25

ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】

バン

ビンテージ

シボレー

70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!

2024/07/24

アニメを見て惚れたマスタング、今では押しも押されぬ爆速女子へ

クーペ

フォード

名探偵コナンに登場したマスタングに惹かれてカーボックスを訪れたオーナーさん。一番ド派手なエレノア仕様を選び、チャレンジャー・ヘルキャットに乗る旦那様は走りで負けたくないライバルだ。

2024/07/23

仮契約までしたけどLBスタイルに惚れて変更【ダッジチャレンジャー】

クーペ

ダッジ

過去2回、LBワークスで武装したチャレンジャーに乗ってアメマガ主催イベントamZに参加したみっちさん。軽自動車が長年の愛車だった彼女が、初めてのアメ車としてチャレンジャーを手にするストーリーとは。

ランキング


2024/07/26

物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!

クーペ

フォード

燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」

2024/07/25

ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】

バン

ビンテージ

シボレー

70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger