人を笑顔にすることが ピンク・マスタングを 選んだ一番の要因

オープン

フォード

アメ車乗りたちの素顔

アメマガ2019年11月号

マスタング

マスタングコンバーチブル

アメマガガール

アメ車女子

アメ車乗りたちの素顔
’07 Ford Mustang
owner : Veronika Sugi


'07 Ford Mustang

アメマガガール、’07 Ford Mustang、2007 フォードマスタング
owner : Veronika Sugi
Instagram:@veronika.vlll

街中でアメ車を目にしてクルマをカッコイイと思ったとしても、そのクルマをドライブするオーナーの顔までは分からなかったり、ましてやどんな人なのかはさらに分からない。性別は判明しても。

そこで今回の特集では「アメ車乗りたちの素顔」と題して、アメ車オーナーたちは普段どんなライフスタイルを送っているのか、それにどんな職種の仕事をしているのかなどを深掘りして、アメ車オーナーたちの気になる「素顔」を詳解。


これまでに数多くの女性オーナーたちを取材してきたなかで、 マスタング を愛車とする人たちも多かった。しかし、彼女ほど派手なカラーリングの マスタング に乗る女性には出会ったことはない。だが、これも人を笑顔にするための一環。

私が買わなければ、誰も買わないハズ!

’07 Ford Mustang、2007 フォードマスタング

ピンクカラーの マスタング・コンバーチブル で待ち合わせ場所にやって来たベロニカさん。髪はブロンドでホリが深く瞳はブルーのまさに外国人らしい顔立ちの彼女だが、実はハーフで生まれも育ちも東京である。

そんなベロニカさんは昔から乗り物が好きだったためバイクに乗っていたりもしたが、初の愛車としてセレクトしたのが冒頭にも書いたとおりの、ピンクカラーの マスタング・コンバーチブル 。実は彼女、F1が大好きで、中でもマクラーレンの大ファン。

’07 Ford Mustang、2007 フォードマスタング

チームの創始者であるブルース・マクラーレンがチーム設立当初に活動資金を稼ぐためにフォードのテストドライバーをしていたことなどの影響を受けてフォード車に魅力を感じ、 マスタング を選択している。そこで物件探しをしていた際に彼女の目に飛び込んできたのが、このピンクカラーのコンバーチブルだった。

この姿を見て女性には可愛く映るかもしれない。しかし、これを買うとなるとなかなか踏ん切りがつかなかったりしそうなものだが、ベロニカさんは「私が買わなきゃ誰も買わないハズ」と即決。クルマを買うことを両親には言っていなかったものの、画家である母は「良い色だね」と言ってくれたそうだ。

アメマガガール、’07 Ford Mustang、2007 フォードマスタング

とはいえ、購入してからが大変で、度々駄々をこねる愛車の世話に追われる始末。しかし、話を聞いているとその苦労も大して気にしていない様子。手の掛かる子ほどカワイイってことだろうか。ちなみに、 マスタング で街中を走っているとこのカラーリングだけに自然と注目を浴びてしまう。

’07 Ford Mustang、2007 フォードマスタング

小さい子供たちは笑顔で手を振ってくれ、日本を観光で訪れている外国人たちからは写真を撮られたりといった状況になるとか。だけど、みんな笑顔になってくれるのでそれが一番嬉しいと話す。「人を笑顔にする」これを彼女は信条としているだけに、この状況はまさしく本望。だがここだけの話、彼女はピンクが大好きというわけではなかったりする(笑)。

’07 Ford Mustang、2007 フォードマスタング
今はメディアでハーフタレントやモデルを見ない日はないといった状況となっているけれど、ベロニカさんも女性ファッション誌「グリッター」にてモデル活動をしているだけでなく、フィットネストレーナーとしても活動中。

’07 Ford Mustang、2007 フォードマスタング

2018年出場した大会では4位に入賞するなど目覚ましい活躍をみせている。さらに彼女は酒造メーカーを自身で立ち上げるべく酒造会社に籍を置いて修行中だったりと、マルチな顔を持つ。




DSC09124
約1年前に購入したマスタング。街中で目にするクルマのボディカラーは白、黒、シルバーばかり。せっかくのアメ車だし、無難な色では面白くないと感じていたところに紹介されたのが、このピンク・マスタング。ひと目見るなり気に入った彼女はまったく迷うことなく即購入。

だけど、乗りはじめてからというもの、トラブルが絶え間なく続く始末。オルタネーターがダメになって取り替えたと思ったら、今度は電気系がダメになったりなど、やたらと駄々っ子だったりして手を焼く始末。しかしそれも遊びの一貫として、対して気にする素振りも見せない。



エイジレスな女性を目指す25歳から30代を対象とし、ライフスタイル全般でファッショナブルかついつもキラキラと輝いている女性のためのファッション誌「GLITTER」。その誌面を飾るモデルとしても活躍しているベロニカさん。鍛え上げた体で魅せる。




金子賢さんがプロデュースする、夏が一番似合う男性・女性を決めるフィットネスの大会「サマー・スタイル・アワード2018」に出場し、ビキニモデル部門で4位に入賞。撮影時も大会が近いとあって減量中で、合間には減量メニューのダイエット食を食べながら撮影に対応してくれた。


PHOTO:北村誠一郎
TEXT:編集部
アメ車マガジン 2019年 11月号掲載


最新記事


2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/10/28

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

ランキング


2024/12/31

【FORD F-150 LIGHTNING】公道は走行できないですがビジネスのために投入!

ピックアップトラック

フォード

チャレンジャー専門店のラグジ・島澤社長から「F-150のライトニングを、ディスプレイ用として購入したお客様がいますよ」と連絡が。展示するためのクルマってどういうこと? とモヤモヤしながら取材に向かった。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。