ネイリストとして活動するアメマガガールの愛車はマスタングGTカリフォルニアスペシャル

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アメマガ2021年3月号

LEXANI

ローダウン

彼女たち流のアメ車との付き合い方
FORD MUSTANG GT CALIFORNIA SPECIAL CONVERTIBLE

#アメ車女子のライフスタイル


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FORD MUSTANG GT CALIFORNIA SPECIAL?CONVERTIBLE owner : SAKI

同じ赤でも色合いで迷うのが女心、ネイリストだけに色のこだわりだけは譲れない!!

愛知県でネイリストとして活動するさきさんが愛用するのがマスタングGTカリフォルニアスペシャル。コンバーチブルをフルオープンで長い髪をなびかせ颯爽と走らせる姿に誰もが視線釘づけ?

フルオーダーで仕上げたオンリーワンのインテリア

アメマガガール企画を長く続けていると、「えっ!?そこが気になる?ここにこだわる?」と、オジさんには良くわからないところにこだわるガールズオーナーが意外と多い。紹介するサキさんもそんなこだわりを持つ内の一人で、彼女の場合はとにかく色のバランス、そして差し色として取り入れる際のコントラストだけは譲れないそうだ。


そこまで色にこだわるのはサキさんがネイリストであることに繋がり、その仕事柄、繊細な筆さばきとミリ単位、いやミクロ単位ともいえる細かい部分に様々な色や模様を織り交ぜてアーティスティックに仕上げる彼女にとって、自身が乗るクルマに対してもそのこだわりが強く反映されているのだ。

FORD MUSTANG GT CALIFORNIA SPECIAL CONVERTIBLE

ちなみにこの年代のマスタングには、少し深い色味のルビーレッドと明るめのレースレッドの二種類が存在しており、それを吟味するなかでレースレッドを選択。コンバーチブルだけにインテリアを見られる機会も多いことから、シートは赤白をベースにハニカム形状のステッチでデザインから刺繍の位置、色まですべてを購入時にオーダーしてメイク。

また、レクサーニの22インチホイールに蛍光グリーンのキャリパーで差し色を加えるなど、男性オーナーにはない抜群のカラーコーディネイトセンス、そしてネイリストならではの発想力とアイデアで愛車をカスタムする姿は実に好印象。車高やホイール、マフラーにステアリングにと、ついつい社外メーカーやブランドに頼りがちな男性とは一線を画す個性が何とも魅力的である。


ちなみに彼女のネイルサロンは最寄駅から10分もかからず、徒歩でも行ける距離ではあるが、仲の良い常連さんや友人の場合はサプライズでこのマスタングで迎えに行くこともしばしば。その際、ちょっとした時間ではあるが真っ赤なオープンカーの助手席に乗って街を流すことにお互いテンションが高まり、ついつい遠回りしてしまうことも♪

FORD MUSTANG GT CALIFORNIA SPECIAL CONVERTIBLE

購入から3年ほど経過して、ミーティングやツーリングを通じてアメ車仲間との交流も増えてきたサキさん。グレードや排気量、パフォーマンス性よりもとにかく真っ赤なオープンカーに乗りたい!から始まったマスタングGTコンバーチブルライフは、自身が思っていた以上にライフスタイルに彩りを加え、そして彼女自身に良い意味で刺激を与え続ける。クルマはただの移動手段だと語る者の多い冷めた世の中ではあるが、まだまだクルマ道楽も捨てたもんじゃないと彼女の楽しそうな表情を見て安心した。

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コンバーチブルのインテリアはある意味エクステリア的な要素も兼ね備えているだけに、個々を妥協してしまっては本末転倒。むしろインテリアを制するコンバーチブルはフォルム全体を制すると言っても過言ではない。そんなクルマ冥利に尽きる話を知っているか否かは定かではないが、彼女のカラーコーディネイトセンスは抜群で、赤と白の色の配分からハニカムのステッチまで実にスタイリッシュで文句なしのカッコよさを誇っている!

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ホイールはレグザーニの22インチをオーダー。デザインは彼女の希望どおりだったが、ブラック×クロームのシックな色合いがちょっと物足りなく感じて、ブレーキキャリパーをパンチの効いた蛍光グリーンに。この差し色が明るめの赤いボディと相まってボトムスを彩る。車高は普段乗りを犠牲にしない程度にローダウンしてコンバーチブルのシルエットをスポーティーに整えている。

FORD MUSTANG GT CALIFORNIA SPECIAL CONVERTIBLE

THANKS:TRIP2
HP:http://trip2.attic-outernational.com


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 3月号掲載

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