乗用車スタイルの2ドアピックアップのランチェロは、超がつくほどマニアック

ピックアップトラック

フォード

KROOZ

アメマガガール

アメ車女子

アメ車乗りたちの素顔

アメマガ2019年11月号

ランチェロ

アメ車乗りたちの素顔
'64 Ford Ranchero
owner : Shiho Kouno


'64 Ford Ranchero

’64 Ford Ranchero、64 フォード ランチェロ

owner : Shiho Kouno

アメ車乗りたちの素顔

AMERICAN CAR OWNERS REAL LIFE

街中でアメ車を目にしてクルマをカッコイイと思ったとしても、そのクルマをドライブするオーナーの顔までは分からなかったり、ましてやどんな人なのかはさらに分からない。性別は判明しても。そこで今回の特集では「アメ車乗りたちの素顔」と題して、アメ車オーナーたちは普段どんなライフスタイルを送っているのか、それにどんな職種の仕事をしているのかなどを深掘りして、アメ車オーナーたちの気になる「素顔」を詳解。

このクルマ何!? と聞かれるのが、ある意味最高の褒め言葉ですね

乗用車スタイルの2ドアのピックアップというと、日本では圧倒的に エルカミーノ の知名度が高い。だが、それに先んじて登場した ランチェロ は、超がつくほどマニアック。だからこそ、欲しくて欲しくてたまらなかったそうだ。

扱いやすいボディサイズ、個性的なスタイルに大満足

昔からアメ車が大好きで、とくに ランチェロ が欲しくてらたまらないと思っていた河野さん。とにかく ランチェロ に乗りたくてずっと中古車を探していたのだが、コレ!という個体が見つからない。とりあえず、アメ車乗りになろうと ノバ を購入するのだが、運が良いのか悪いのか…。乗りはじめたらまさかの ランチェロ が見つかり、迷わず乗り換えを決意。現在に至るというワケだ。


’64 Ford Ranchero、64 フォード ランチェロ
アメ車=無駄にデカイというイメージが強いが、河野さんの所有する第2世代の ランチェロ は、シリーズ中もっともコンパクトなモデル。ボディサイズを見てみると、全幅は1778mmなので、日本で乗っても扱いやすいと言える。それでいて全長は約4.8mなので、決してコンパクトカーとは言えない。ベースとなったのはファルコンで、フロントグリルやボディサイドを見てみるとまさに瓜二つだが、ピックアップという姿は個性的だ。


河野さんの ランチェロ は、比較的オリジナルをキープしつつも、安全性や信頼性を向上させたスタイルにアレンジ。アルミ製のラジエターやウィルウッドのブレーキなどがそれで、安心していつでも乗れるように見た目だけでなく中身にも手が加えられている。

ボディカラーは非常に鮮やかなキャンディレッドにリペイントされ、内装も赤で統一。メッキ部分との相性も良く、河野さんは「このクルマに似合いそうなので、赤をチョイスしました。そもそも同じクルマとすれ違うことが極めて少ないですが、一層個性を引き出せたと思っています」とのこと。さらにボディサイドの特徴的なキャラクターラインを際立たせるために、ボディと異なる色でペイントを施すことでスポーティな雰囲気も醸し出している。


アメ車女子、アメマガガール
河野さんに愛車のお気に入りポイントや今後のカスタムについて聞いて見たところ「クルマのすべてがお気に入りで、大満足しています。今後はホイールや足回り、内装などにもう少し手を加えたいですね」とのこと。丸いヘッドライトやテールランプがどことなく愛らしく、河野さんが虜になるのも頷ける。自分だけのアレンジをさらに加えて、世界に1台だけの愛車に仕上げて行くことだろう。

’64 Ford Ranchero、64 フォード ランチェロ
’64 Ford Ranchero、64 フォード ランチェロ



60年代のクラシカルな雰囲気が漂うエクステリア。最近のFORDはグリル内にオーバルのエンブレムをあしらうが、まだまだ自由な時代のクルマなので、グリルの外にコンパクトなオーナメントを装備。丸いヘッドライトやテールランプがファニーな雰囲気を醸し出しており、ライバルの エルカミーノ が攻撃的なスタイルであるのと対照的だ。


’64 Ford Ranchero、64 フォード ランチェロ

’64 Ford Ranchero、64 フォード ランチェロ
インテリアも赤で統一するが、メーター部分は見やすさを重視してブラックをチョイス。ベンチシートなので、3人乗車が可能。シートは分割可倒式になっており、シートの後ろには小物を置くスペースもある。3ATだがタコメーターをステアリング右下に追加し、愛車のコンディションを常に把握する。


ホイールはアメリカンレーシングで、17インチにサイズアップ。フロントブレーキはウィルウッドのキャリパーに変更
ホイールはアメリカンレーシングで、17インチにサイズアップ。フロントブレーキはウィルウッドのキャリパーに変更
ホイールはアメリカンレーシングで、17インチにサイズアップ。フロントブレーキはウィルウッドのキャリパーに変更し、現代のクルマと比較しても遜色のない制動性能を確保。




フロントサスペンションはコイルで、リアはリーフスプリングを採用。フロントはスプリングを、リアはシャックルなどを変更し、ノーマルよりも低いスタイルを実現する。


_N6I6203

ランチェロ に搭載されているエンジンは、シリーズ中最強モデルのV8・4.7ℓの289。エアクリーナーケースのカバーはメッキに変更し、さりげなくドレスアップも施す。アルミ製の大型ラジエターを装備しており、オーバーヒートなどのトラブルを未然に防ぐ。エアコンは未搭載だが、三角窓のおかげで走行中は風が入り、比較的快適だそうだ。

Thanks:THE KROOZ CUSTOMS
TEL:092-928-6734
HP:http://www.krooz-int.com

Photo:浅井岳男
Text:空野稜

アメ車マガジン 2019年 11月号掲載


最新記事


2026/07/10

【ワッツ】高級モーターホームだけでなく、スタンダードなアメ車も得意!

クーペ

ピックアップトラック

シボレー

ポンティアック

バスのように大きなモーターホームを扱う、熊本のWOT'S。近年はそんなイメージがすっかり定着しているが、ビンテージアメリカンも、まだまだ積極的に取り扱い中だ。

2026/07/07

【bond PROTECTION & WRAPPING】塗装に匹敵する美しさをbondなら実現可能

ラッピング&ペイント

塗装は元に戻せないけれど、ラッピングはいざとなれば剥がせる。でも紫外線からガードできても、飛び石などは守れない。その2つの願いを1つでかなえるのが、bondのフルカラーPPFだ。

2026/07/03

【2001 ダッジ デュランゴ SLT】「アメ車=ワルっぽさ」を体現する初代デュランゴの魅力と面白さ

SUV

ダッジ

1998~2003年に生産された初代ダッジ・デュランゴ。他には無い独特なフェイスとクラス初の3列シートが、個性を求めるユーザーに支持された。千葉県のガレージジョーカーは、こうした往年のモデルをコツコツ仕入れ、今なお楽しめるモデルとして整備&カスタムに励んでいる。

2026/06/30

【クアートFAB】フルサイズのアメ車だけでなく、最先端のテスラも取り扱い開始

バン

シボレー

カスタム専門店のイメージが定着している岐阜のクアートだが、シンプルなアメ車の販売も実施中。また2025年末からは、新たなカテゴリーとしてテスラもラインナップに加わった!

ランキング


2022/12/19

無骨に乗りたいアメリカンフルサイズバンの筆頭ダッジラム

バン

ダッジ

丸さがあるデザインが個性的で、高い人気を誇るダッジ・ラムバン。2003年に生産が終了したが、今も多くのユーザーが状態の良いラムバンを求め、高品質なモデルの注目度は高い。そうした熱視線を浴びそうな、グッドコンディションの98年型ラムバン・ショートがガレージダイバンに入庫したのでピックアップしていこう!

2021/02/17

F150をベースにモディファイされた、マッスルトラック「ライトニング」

ピックアップトラック

フォード

1999 Ford SVT Lightning

2026/07/10

【ワッツ】高級モーターホームだけでなく、スタンダードなアメ車も得意!

クーペ

ピックアップトラック

シボレー

ポンティアック

バスのように大きなモーターホームを扱う、熊本のWOT'S。近年はそんなイメージがすっかり定着しているが、ビンテージアメリカンも、まだまだ積極的に取り扱い中だ。

2020/12/22

【JLラングラー】革新と伝統の融合!軽量化と補強で進化し続ける本格派機能を堪能せよ

SUV

ジープ

新車インプレッション

新世代のターボユニットを採用しつつ、熟成のパワーユニットも残して、8速AT化したトランスミッションを組み合わせる新型の JL ラングラー。
もちろん本格派としてのハードウェアたる部分は進化させつつ、今回、パートタイムモードを持つフルタイム4WDシステムを新採用している。走りに影響を与えるのか解説していこう。

Text & Photos|アメ車MAGAZINE編集部