コルベットらしさを継承しつつ、進化を遂げた集大成!

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BUBU阪神

アメマガ2019年12月号

HIGH PERFOMANCE AMERICAN CARS
2017 CHEVROLET CORVETTE GRAND SPORT HERITAGE


2017 CHEVROLET CORVETTE GRAND SPORT HERITAGE

アメリカが誇るハイパフォーマンススポーツカーの代表格 コルベット 。話題の中心は新型へとシフトしていく昨今、FRにこだわるコルベットファンも多い。なかでもグラマラスで刺激的なボディを有するグランスポーツは別格!
 

FRで堪能する最後のピュアスポーツモデル!

2017 シボレー コルベット グランスポーツ ヘリテージ

グランスポーツの歴史は1963年が始まり。第2世代ののC2コルベット をベースにスポーツカーレース参戦を目指してわずか5台のみ製造されたプロトタイプに与えられた名称であり、レースでは当時の有名ドライバーたちがステアリングを握りSCCAで優勝するなど、レーシングカーとして確固たる地位を築いた名車であることは言うまでもない。


その後、1996年に第4世代のC4コルベット の生産終了を記念して1000台限定で復活を遂げ、さらに2010年にはC6 のZ06シャシーや436hpのハイパフォーマンスエンジンを搭載し、フロントフェンダーにハッシュマークを施すヘリテージパッケージもリリースされた。

2017 シボレー コルベット グランスポーツ ヘリテージ

そして50年以上に及ぶレーシングスピリットを受け継いだ集大成として君臨するのが紹介するC7グランスポーツだ。現車は稀少なヘリテージエディションであるところも特筆物。高度なエアロダイナミクスによる圧巻のプロポーション、サーキットで鍛え上げた軽量シャシー、そして最先端テクノロジーの融合によるFR最後のピュアスポーツモデルは、もはや集大成と呼んでも過言ではない。

自然吸気の6.2ℓ V8 LT1エンジンの460hpを、徹底的にシェイプした軽量ボディと理想的な前後重量バランスで支え、ドライサンプシステムで強烈なGのかかるコーナーリングでもアッサリとこなす安定感は、公道からサーキットまでシーンを問わずドライバーの意図するままに操れる。

2017 シボレー コルベット グランスポーツ ヘリテージ

標準で装備されるブレンボ製ブレーキシステムの恩恵を受けてストッピングパワーへの不満も皆無。さらには5つのモードセレクトを備え、最大12種類からシーンに応じた走りをカスタマイズできるドライバーモードセレクターなど、純粋にスポーツ走行を楽しむことに徹したポテンシャルはまさにピュアスポーツカー。


その官能的なドライビングフィールと、強力なダウンフォース&冷却効果に秀でたワイドボディのフォルム造形美、さらにはハッシュマークのアクセントも相まって圧巻のオーラで人々を魅了する。ましてやボディカラーは初代C2コルベットグランスポーツの限定カラーであるアドミラルブルーとくれば心躍らずにはいられない。

2017 シボレー コルベット グランスポーツ ヘリテージ
ロングノーズからロングテールへと生まれ変わった C8 では決して味わうことのできない``コルベットらしさ``を色濃く継承する最後のグランスポーツ。もはやコレクションの一台として後世に残して然るべき存在である。


リアフェンダー上のエアインテークやリアテール横にあしらわれたエアアウトレットなど、速さの追求とトータルフォルムの造形美が絶妙に共存するプロポーションもグランスポーツの魅力。丸型テールこそ コルベット の象徴とされていたところも賛否両論ではあるが、ミッドシップの C8 デビュー目前の昨今、大きな問題ではない。





ワイドボディ&ロングノーズに大胆なクビレを与えるコークボトルの愛称でも親しまれるグラマラスボディは コルベット のアイデンティティであり、そのフォルムを意図的に継承させつつも最先端のテクノロジーを融合させた、近未来フォルムの中にどこか懐かしさを思わせる絶妙なフォルムも特筆物。

伝統的なハッシュマークの継承とトラディッショナルデザインのホイールにブレンボ社製の最先端ブレーキシステムが共存する足も官能的。


6.2ℓのV8 OHV LT-1エンジンを搭載
6.2ℓのV8 OHV LT-1エンジンを搭載するグランスポーツは460hpを発生させ、どの回転域でも瞬発力のある俊敏なレスポンスが魅力。Z06譲りの足やワイドボディは、軽量な上に頑丈な土台に支えられており、シビアな環境下でも各部がへたりにくいところも特徴。オーバークオリティーがもたらす恩恵は大きい。





DSC_2230
コルベット の魅力の一つとして個人的に称賛したいところが、ルーフパネルを外してオープンエアーを楽しめる点。手動にはなるが大きなリアトランク内に収納可能で、サンルーフやコンバーチブルとは一味異なるアナログな仕掛けがデジタル時代には新鮮で映える。


Thanks:BUBU阪神
TEL:06-6427-5151
HP:http://www.bubu.co.jp


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2019年 12月号掲載


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