モパーマッスル信者だった、彼を虜にしたC7グランスポーツ

2017 CHEVROLETCORVETTE GRAND SPORT
GM CARNIVAL-やっぱりGM系がいい-
モパーマッスル信者だった、彼を虜にしたC7グランスポーツ
2017 CHEVROLET CORVETTE GRAND SPORT
アメリカンマッスルカーの魅力にハマりし者の行く末。それはアメリカンスポーツカーの世界観。2シーターの潔さ、そしてグランスポーツが魅せるセクシーなフォルム造型美は、まさに大本命であり集大成!
アメリカンスポーツの最高峰、その魅力にドップリと浸かる
アメリカンマッスルカーをこよなく愛する中でも、モパー派、GM派、フォード派と大きく分けて3つ存在する。その中でもダッジはチャージャーからチャレンジャー、チャレンジャーから上級グレードへと乗り換えるといった熱狂的なファンが多い。紹介する山中さんも例にならってチャージャーの3.5Lを皮切りにチャレンジャーの6.1Lを経て6.4Lへと格上げ。ステップアップを図りながらモパーマッスルばかりを3台乗り継いできたモパー信者だった。
ここまで来ると次はレッドアイ?デーモン!?もはやプレミアムなレアモデルでしか満足できないレベルに達したこともあり、そろそろGM系も楽しんでみようかとカマロZL1を候補に物色し出したのが2019年の夏頃だった。物件情報サイトでBUBU阪神に在庫していると確認するや否や実車見学に来店。その時ショールームに展示されていたこの2017年型C7グランスポーツに一目ぼれして潔く購入を決意したそうだ。ZL1も素敵だけど、C7のフォルム造形美をさらに際立たせるワイドボディは別次元。初めての2シーターで少々躊躇するも、独りでドライブを楽しむケースが多いライフスタイルなのでむしろウェルカム。気が付くとカマロそっちのけでC7にハートを射られていたと言う。
2019年10月に購入してから大きく手は加えていないものの、Z06用のホイールやフロントスポイラーを追加。過剰なカスタムは加えずとも堂々たる存在感、そして漆黒ボディに同色のブラックレザーインテリアが大人っぽくてお気に入りの様子。若い時こそ、同乗者に媚びることなく、2シーターの大本命に乗るべき! その選択肢は過ちではない。むしろ大正解だと絶賛したい!
Z06純正ホイールが収まるワイドフェンダーを有するグランスポーツ。ベースのC7との違いはまさにワイドフェンダーの有無であり、グランスポーツにこだわって購入した理由でもある。
ホイールのみならず、フロントスポイラーやサイドスカート、リアスポイラーまでZ06用を装着。社外品ではなくZ06仕様にこだわって手を入れるところも玄人好みの仕立てだ。
エンジンは6.2L V8。460hpを発生させるLT-1エンジンで、抜群のレスポンス性能とトルクフルな走り。有り余るパワーが軽量ボディを軽快に走らせる。4本出しマフラーがオリジナルで装備される点も特筆物だ。
グラフィカルな液晶ディスプレイのメーターはドライブモードセレクターによって表示を変化させ、ダッシュ全体がドライバー向けにレイアウトされたドライバーズシートは、運転席と言うよりもコックピットと言った表現が近い。
OWNER : TOMONAO YAMANAKA
BUBU HANSHIN【BUBU阪神】
TEL:06-6427-5151https://www.bubu.co.jp/
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年7月号掲載
最新記事

2025/08/28
【スーパーアメリカンガレージ2025】様々なアメ車が集結して会場を埋め尽くし、朝霞の森はカラフルに彩られた。
SUPER AMERICAN GARAGE 2025
6th Apr 2025
朝霞の森

2025/08/26
【1982 シボレー コルベット】走ることだけをとにかく優先し400cbiエンジンや5MTに換装
ビンテージアメリカンを何台も在庫し、見比べてお気に入りの1台が選べる。東海カーズを初めて訪れた人は「夢のような空間ですね!」と驚きを隠せない。だが代表の細井さんは、愛車の見た目に関心はなく「いかに気持ちよく走れるか」を大切にしている。

2025/08/23
【ジェネラルホームアメリカン】憧れのリアルアメリカン住宅で毎日を楽しく過ごす
ジェネラルアメリカンホームで建築し、アメリカを感じながら生活を送るオーナーたち。すべてのオーナーに共通するのは、家族全員が毎日を楽しく過ごしていること。2024年にアメマガで紹介したオーナーを改めて振り返ってみよう!