幼なじみがそろって選んだ、フォード元ディーラーというパートナー

'11 Ford Explorer
'13 Ford Mustang
アメ車乗りたちの素顔 AMERICAN CAR OWNERS REAL LIFE
'11 Ford Explorer
'13 Ford Mustang
「輸入車ディーラーには何となく入りにくい」。そんな先入観を持っていたことが間違いだと分かる好例の体験談。どんなユーザーに対しても「クルマが欲しい」に全力で応えてくれる、フォードの元ディーラーがある。
行ってみたら心が動く、近くにあった元ディーラー
エクスプローラーに乗る中野さんと、マスタング に乗る枡田さん。ふたりの関係は、小中高の12年を共に過ごした幼なじみ。そんなふたりがアメ車オーナーとなったきっかけは中野さんの憧れからだった。中野さんはエクスプローラー が好きで、いつか購入したいと考えていた。そんな21歳当時、しかし若さから「ガイシャの店ではまともに相手をしてもらえないかも…」という先入観を持っていた。
だが、そのうち憧れが抑えられなくなって、とりあえず店へ行くだけ行ってみようと決心する。その時付き添ってくれたのが、枡田さんともうひとりの友人(国産車派)だった。三重県在住の3人は、隣県にある有名なショップ2軒へと遠征する。どちらも在庫台数の多さをアピールする有名店だ。
しかし不運なことに、訪れた2軒とも目当てのエクスプローラー の在庫がなかった。思い切って行動に出たのに見ることすらできず気落ちする中野さんだが、せっかく友人に付き合ってもらったのだからと、帰りしなフォード四日市 を訪問する。もともと地元にある店。存在は知っていたが、ディーラーだからと敬遠していたショップである。かくして訪問してみると、フォード四日市 のスタッフはさわやかで相談しやすかったと中野さんは振り返る。「若いとまともに相手してもらえないかも…」という先入観が、まったくの誤解だったと理解した瞬間だ。
そうしてエクスプローラー 購入まで突っ走る中野さんだが、間近で見ていた枡田さんにも影響が及んだ。
枡田さんはハチロクに乗っていたスポーツカー派。店で見かけた
マスタング
に惚れはしたものの、アメ車への漠然とした不安もあった。幸いにして友人がエクスプローラー を購入しているのだから、しばらく様子を見ることにした。
こうして中野さんがエクスプローラー 乗りになった約1年後、枡田さんは同じ店・同じスタッフから マスタング を購入した。店の対応やサポート体制、クルマの信頼性といった情報をつぶさに観察し、その上での決断だ。「いろいろと話してくれて親しみやすい」とふたりは口をそろえる。元ディーラーという最高のパートナーを見つけて、若きアメ車乗りのカーライフが花開いた。
'11 Ford Explorer owner : Nakano
20インチホイールをインストールし、グリルのブラックペイントなどはDIYで施した。趣味のキャンプにもエクスプローラーは活躍している。エクスプローラーに乗るようになってからSUV好きの集まりに参加し、地元が近い悠里絵さんと知り合った。そうして親しくなって今年結婚したばかり。悠里絵さんは愛車エクストレイルと比較して「エクスプローラーは運転して気持ちよい」とコメント。
'13 Ford Mustang owner : Masuda
購入時点でマフラー、ダウンサスなどがカスタム済み。その後フロントリップスポイラーを装着し、いずれはホイールも交換したいと検討中。ハチロクからの乗り換えだけに「マスタングV8 GTクーペプレミアムのパワーがたまらない」と評価する。乗り換えて以降はマスタングオーナーのライングループに参加し、積極的に交流を広めている。
Thanks:フォード四日市
TEL:059-346-5322
HP:http://www.f-l-c.jp
Photo & Text:加藤山往
アメ車マガジン2019年12月号掲載
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