JLルビコンショートの、3ピース・モジュラートップの脱着にチャレンジ

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北米仕様ラングラー成長期

アメマガ2020年1月号

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ジープラングラールビコン モジュラートップ

コウサカ、JLルビコン買ったってよ!北米仕様ラングラー成長記
Open-Air Motoring × Jeep WRANGLER RUBICON

フルオープンこそJeepの生き様だ

台風だ、秋の長雨だと、いまいちパッとしない天気が続いている。各地、災害にも見舞われ、いまだに苦労を強いられている方々にはお見舞い申し上げます。しかし、これからが1年で一番、いいシーズン。空気はカラっとして、空は澄み渡り。晴れ晴れした天気が続きやすい時季なのだ。となれば…そう“ オープンエアモータリング”しかないでしょ!

ジープだってオープンカー 風を切ってドライブしよう!

クルマの屋根を開けて楽しむ、オープンエアモータリング。言葉を聞くと、何やら欧州スポーツクーペに乗ったイケすかないオヤジとか、サングラスをオデコにかけたおネェさんを想像しがちだけど、そう、Jeepだって立派なオープンカーだ。

 

実際、北米市場では、幌仕様がスタンダードであり、かの「3ピース・モジュラーハードトップ」はオプションで選ぶ装備なのだ。もちろん、モジュラートップも比較的容易に脱着できるから、ハードトップ車でも「オープンカー」と呼ぶことはできる。しかし日本のラングラー・ユーザーは、どれだけの人が、このオープンカーとしての素性を活かし、オープンエアモータリングを楽しんでいるのだろう? アメ車マガジンとしては、ぜひ、この1年で一番、気持ちいい天気が続く季節に楽しんでもらいたいものだ、と願っているのだよ。

さて、そんなわけで今回は、JLルビコン・ショートの、3ピース・モジュラートップの脱着にチャレンジした。脱着にはちょっとしたコツも必要なので、それも紹介していこう。また日本のJLラングラーは、ほぼすべて5ドア・アンリミテッドだろうが、基本的な脱着方法は3ドアも変わりない。ただ、リヤセクションのトップは、3ドアは2人でなんとか持ち上げられるが、5ドアのは難しいかも。重量的には、3ドアは40kg弱といったところ。5ドアについては、外したことがないので不明だが、もっと重いだろう。

 

で、脱着作業は意外と簡単だった。今度はドア外して、フロントウィンドーを倒そっかなぁ。

モジュラートップスタイル

ジープラングラールビコン ジープラングラールビコン

通常のモジュラートップを装着した状態。本国(北米)仕様は幌が標準で、ハードトップはオプションだ。私も最初、幌をオーダーしていたが、為替レートの有利なカナダから輸入したので、幌仕様は見つからなかった。そう、寒い国だから幌車はほとんどないのだ。

HOW TO OPEN-STYLE〈FRONT SECTION〉

まずはフロントの左右2枚のトップを外す。はじめに運転席(左)側を。前側の留め金式フックを外す。

次に前側、センター部に近いところにある固定レバーを外す。前側はこの2カ所で留められている。

次に後側の固定レバーを外す。後側も2カ所が留められているので、もう片側の固定レバーを外す。

1枚につき前側2カ所の留め具を外せば、もうそれだけでOK。ゆっくり持ち上げるとトップを外すことができる。助手席側(右側)のトップも同じ要領で外していく。

外したフロントの2枚のトップは、専用の収納のバッグに収めておける。このバッグは後席の後ろに引っかけるように、ラゲッジにしまえるが、私は後席を外しているので…とりあえず置いておくことにします。

フロントの2枚のトップだけを外した状態。これだけでも風が気持ちよく、オープンエアなドライブは盛り上がるが、外から見えるスタイルがちょっとカッコよろしくない。どうせならリヤも外してJeepらしくイキたいのだ。

トップ脱着の必須アイテム

ハードトップを外すには、T50サイズのトルクス(星形のねじ回し)が必要。ホントはクルマに標準装備のはずだが、コウサカの愛車はどこにも見つからなかった…。まぁ、TJラングラーに乗ってたから、以前から所有はしていたが。

その代わり、愛車にはちゃんと標準で備えられていたのがモジュラートップのフロントセクションをしまっておくための「専用バッグ」だ。フロントの左右トップは工具不要で脱着できるので、脱着頻度は高まるはずだ。

フルオープンスタイル

ジープラングラールビコン オープントップ ジープラングラールビコン オープントップ

これ以上のカッコよさはない! ショートのJeepのフルオープンスタイル! ちなみにJKよりだいぶ軽くなっているとはいえ、トップの重量は40kg弱といったところ。私のJLは30kg弱ほどのリヤシートも外してしまっているので、約70kgあまりの軽量化だ。

HOW TO OPEN-STYLE〈REAR SECTION〉

フロント2枚のトップを開けたら、今度はリヤ。ここは屋根、左右クォーターウィンドー、リヤウィンドーが一体に。ボディには計8個のボルトで留まっている。

まずはクォーターウィンドー下のボルトを外す。左右に3個ずつ、計6個ある。ボルトの頭はT50サイズのトルクスがフィット。

トップの前端は、ボディBピラー付近でボルトで留まっているので、これも外す。ここもT50のトルクスで。ラチェットがあると便利。

トップの左後端にはリヤウィンドー用ワイパーとリヤウィンドーヒーターのための配線をつなぐソケットが。外したら、ボディ側にそれ用のステイが用意されているので、そこにセット。

ボルトをすべて外し、配線の処理をしたら、いよいよトップを外す。オトナ2人で、両はじを持ち上げて。ガラスハッチは開けておいて、スペアタイヤをパスできるようにしておこう。

ちなみにトップを留めておいたボルトは、リヤラゲッジのフロア、カバー裏にちゃんとしまっておくとこがある。アメ車とは思えない気遣い。

リヤの軽量化により、オフロードでの機動力が向上

さて、オープントップにしてうれしいのは、カッコよく乗れることだけじゃない。もちろん街を流しても目立つし、私の第二の地元である西湘バイパスあたりを走れば、隣の美しく、ちょっとエロい彼女のロングヘアもなびく。しかしそれ以上に、「走り」そのものが変わってくるのだ。

 

てなわけで、ここはアメマガ流に、真面目にオフロードを走ってみると、おお、トラクションのバランスが全然違う! とくにガレ場の登り。後ろが軽くなったので前にグリップがかかりやすく、スルスルと登ってしまう! コーナーでの身のこなしも、かつてのMB/GPW以来の機敏さだ。

 

やっぱりJeep、ドン臭くなっちゃダメだぜ。

GEOLANDAR M/T G003
オンで苦のないG003、オフの頼もしさで本領発揮!

ジープラングラールビコン オープントップ

せっかくオフロードにやって来たのだから、先月試せなかったシチュエーション…そう、新たに装着したタイヤ「ジオランダーM/T G003」の、マッドやガレ場のモーグルなどでのパフォーマンスを確認しておこう。

 

装着サイズは35×12.50R17LT、エア圧は純正指定は2.5㎏だが、LTの10PRタイヤということで、普段は2.8kgくらいにしている。オフロードを走る際は、2kgくらいにしてやると良さそうだが、今回はエアを落とすのも、後で入れるのも面倒なので、そのまま走ってみる。そのパフォーマンスは、すごく頼りになる!尖った石が転がるような路面をガンガン走っても問題ないし、むしろ乗り心地は良好。FOXダンパーのおかげもあるが、強い突き上げを足回りとタイヤで抑え込んでくれている。

モーグルの登りなどは、先述したとおり、前後の重量バランスがよくなって、とくにフロントから引っ張り上げていくようなトラクションの強さを感じる。深い穴がある登りも、大径タイヤのよさで、まったく平らな路面のように登り切ってしまう!そして深い深いマッド。深みにはまってもハンドルを切るとちゃんと向きを変えるし、グリップを失う気配がない。もっと深い場所は太いタイヤならではのフローティング効果とアクセルワークで対応すれば、なんとかなるかな?

 

ただ、オープントップ状態で泥をカキ上げてしまうのはよしておきましょう。車内が泥だらけ…。

オープントップでジオランダーM/T G003を試す

ジープラングラールビコン オープントップ

前回、JLルビコン装着を報告したヨコハマ「ジオランダーM/T G003」。その時は岩場を走ってみたものの、肝心の“ 泥” は走れずじまいだった。今回は、深めの泥を見つけて、いざ突進! タイヤのサイドウォールが埋まっても、安定したグリップと舵の効きが確認できた。

ジープラングラールビコン オープントップ

ガレ場のような荒れた路面も、サスストロークの長いルビコン × FOXの足と、G003の路面に食い込むようなグリップで、まったく平らな道のように走破。

ジープラングラールビコン オープントップ

高価な車両がこんなに…。いやいや、こんな乗り方をするためのクルマなのだ。洗えばいいこと、でしょ。こんな姿もイカしてるし。

オープンのマッド走行は、車内にも泥が…。ルビコン用の撥水シートはクリーニングも楽!ルビコンを高級車扱いして革シートを標準装備にしている日本仕様は、フリーダムマシンとしてはちょっと違うと思う。


問い合わせ先/横浜ゴム株式会社

フリーダイヤル:0120-667-520
受付時間(平日)*祝日を除く:9:30 ~12:00 /14:00 ~17:00
URL:https://www.y-yokohama.com


Photo:佐久間清人
Text:高坂義信
アメ車マガジン 2020年 1月号掲載


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