GT350マスクをベースに各部をブラッシュアップしたマスタングエコブースト
2015 FORD MUSTANG EcoBoost
伝統と進化に挑む MASTANG INNOVATION
2015 FORD MUSTANG EcoBoost
GTマスクに変更し各部をアレンジ、気品が感じられる大人のマッスル
トータルバランスを計算したスポーティスタイル
SUVからピックアップ、さらにはマッスルカーまで、旬のアメ車を積極的にと扱うライオンハート。特にさりげないカスタムが得意で、今回紹介するマスタングは、ライオンハートの方向性を象徴するスタイルだ。
アメ車に乗りたい! しかもノーマルじゃつまらないけど、あまり派手すぎるのも好きじゃない…。そんなほど良いカスタムを得意とするのが、愛知にあるアメ車専門店のライオンハート。最近の傾向としてはラングラーなどに力を入れているが、実はマッスルカーも得意メニューの1つだ。
今回紹介する2015年型のマスタングは、2.3ℓのエコブースト・プレミアムがベース。つり上がった目尻が前期型の特徴で好みが別れるところではあるが、後期型の方がより尖った印象を受ける。そこでフロントバンパーをグリルと一体型のGT350のものに交換。さらに下側にはスプリッタータイプのI‐5バンパーも追加することで、後期型に決して引けを取らない非常にワイルドな顔立ちを実現している。

足回りはH&Rのスプリングに交換し、さりげなくロワリングを実施。スポーティなスタイルと走りを追求しつつ、しなやかな乗り味も実現している。車高を下げたなら、やはりタイヤホイールにもこだわりたいもの。ホイールはRTRの20インチをチョイスし、タイヤはフロント・245、リヤ・275。共に35偏平を組み合わせる事で、見た目だけでなく乗り心地も考慮した仕様だと言える。
リヤビューに目を移すと、大きなカーボンウイングやフローマスターが目に止まる。ノーマルとは圧倒的に異なるシルエットを実現するが、非常にまとまりがよく品を感じさせるカスタム。大人のアメ車乗りを目指すなら、こういう仕様に乗るのもアリだ。



フロントバンパーはグリル一体型のGT350仕様に変更。これにI-5のリップスポイラーを追加するが、非常に立体的な造形なので、スポーティさをより一層強調。トランクスポイラーはカーボン素材を採用。シンプルだが比較的大き目のサイズでダックテール感を強調する。マフラーは左右2本出しのフローマスターに交換。やりすぎない、程良いカスタムと言える。


H&Rのスプリングに変更し、車高をダウン。ホイールはRTR・20インチで、フロントは9.5J、リヤは10.5Jをチョイス。ブレーキキャリパーをレッドにペイントする事で、差し色的な役割を果たし、存在感を強調する。




エンジンは2.3ℓのエコブースト。必要にして十分な出力を発揮しつつ、経済性にも優れる。走行距離は47,000kmだが国内未登録なので3年車検が取得可能。全席レザーシートを採用しており、ミッションは6ATとなるのでスムーズな加速を楽しめるのもポイントだ。
Thanks:ライオンハート【LION HEART】
TEL:0586-67-1711
URL:https://www.lionheart2005.com
Photo: 浅井岳男
Text: 空野稜
アメ車マガジン 2020年 2月号掲載
最新記事
2025/11/06
統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】
ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。
2025/11/04
【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典
FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)
2025/10/30
【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち
MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場
2025/10/28
夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】
一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!









