マスタングのワイドボディ化でオンリーワンを目指す

クーペ

フォード

ラッピング&ペイント

BCレーシング

ユニバーサルエア

アメマガ2020年2月号

ワイドボディ

SAVINI

マスタング

MUSTANG INNOVATION

コーストモータリング

マスタングGT

埼玉県

2012 FORD MUSTANG GT

伝統と進化に挑む MASTANG INNOVATION


2012 FORD MUSTANG GT

クルマをワイドに見せるためのアイテムが「オーバーフェンダー」。だがここ最近は、これまでの常識では測れない、よりワイド化したものが主流。このマスタング も時流を捉えつつワイドボディ化が図られているが、流行に安易に媚を売らないオリジナリティを取り入れている。

「ワイド&ロー」をキーワードにメイク

クルマをカッコ良く魅せる条件の一つとして「ワイド&ロー」というキーワードがある。セダンやスポーツ、SUV、トラックなど、ジャンル問わずこのキーワードをベースとしてメイクされたカスタムモデルは数知れず。そんな中でコーストモータリング が仕上げたマスタング にも、ワイド&ローのエッセンスがふんだんに取り入れられている。


ワイドの肝はDURAFLEXのサーキットスタイル75mmワイドフェンダーフレア。ここ最近はワイドボディスタイルの流行りを受けてジャパンメイドのキットも数多くある中で、USメイドにこだわってセレクトしたもの。その理由はもちろん誰かと同じでは面白くないという〝オンリーワン〟の追求にほかならない。

2012 FORD MUSTANG GT、2012 フォード マスタングGT2012 FORD MUSTANG GT、2012 フォード マスタングGT

75mmという出幅のフェンダーフレアによってワイド化したおかげで、フロント12J、リア14Jというディープリムの装着を可能としたことでリムの選択にも頭を悩ませそうだが、USメイドにこだわったフェンダーフレア同様にリムもUSメイドのSAVINIをチョイス。鍛造3ピースのこのリムは組み合わせ次第でサイズやカラーを自在に選択できるだけに、このワイドボディスタイルには最適な組み合わせだったと言える。


その一方で、ローの肝となる足回りにはBCレーシングのコイルオーバーキットをインストールするとともに、ユニバーサルエアのエアサスもセット。コイルオーバーとエアサス、どちらか一つでも十分にロースタイルの実現が可能なところを、贅沢に両方取り入れることで可能な限りのロワードを生み出しているというわけだ。


「できるだけワイドに、かつ限りなく低く、そして極太なリムを履かせたい」という要求に対して導き出した応えが、確かに体現されている。

2012 FORD MUSTANG GT、2012 フォード マスタングGT

ボディキットを装着しているだけでもかなりのインパクトを稼いでいるエクステリアに、ラッピングでアクセントをプラス。同ショップのイメージカラーであるグリーンの差し色がブラックのボディに映える。エンジンを掛けると、両サイド出しのエキゾーストからは力強い咆哮が放たれる。製作を担当したのは志村工業で、エキマニからエンドまでをステンレス素材を用いてワンオフにて仕上げている。

ワイドボディ化を図るために用いたのはDURAFLEXのサーキットスタイルの75mmワイドフェンダーフレア。あえてUSメイドにこだわってセレクトしたもので、個性を引き上げている。フロントにも同ブランドであるR500スタイルのカーボン製1ピースフロントリップスポイラーを纏わせてローなフォルムに貢献。

SAVINI鍛造ラインFORGEDのXLTシリーズ「SV25‐XLT」

足もとを彩るのはSAVINI鍛造ラインFORGEDのXLTシリーズ「SV25‐XLT」。サイズはフロントが20×12J、リアは20×14J。センターからリムへと向かう10本のツインスポーク。1本1本は細めでシャープな印象を受けるが、スポークエンドはエッジを効かせたデザインとなっており、10本構成とすることで骨太感を演出してスポーティな装いを醸し出す。

BCレーシングのコイルオーバーをインストールしただけでは物足りず、ユニバーサルエアのエアサスまでをプラスしてワイド&ロースタイルを体現。


Thanks:コーストモータリング【COAST MOTORING】

TEL:04-2946-7203
HP:http://coast-jp.com


PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2020年 2月号掲載


最新記事


2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/10/28

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

2025/10/23

兄のゴリ推しで実現させた!?兄弟でアメ車を所有する喜び【ナビゲーター&300Cツーリング】

ステーションワゴン

SUV

リンカーン

クライスラー

25歳で初めての愛車にキャデラック・SRXを購入していらいアメ車の虜となった兄のNATSUKIさん。一方「国産ミニバンや1ボックスが便利!」とアメ車に無関心だった弟のNORIさん。弟にアメ車に乗ってもらって、その魅力を共有したい!その想いよ届け!

2025/10/21

自然豊富な故郷に建てた家族が毎日笑顔になる家

HOUSE

家族5人で暮らすアパート暮らしは窮屈そのもの。新たに家族が増えることが分かり、家族みんなが笑顔になれるマイホームを建てることを決意した藤本さん。奥様が憧れたリアルアメリカンの住宅を建てるべく、大家族の夢がスタートする。

ランキング


2024/03/14

-フリースタイルで行こう- #32 浪漫を感じずにはいられない洋書の世界

コラム

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2025/10/28

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!