若者たちが挙って愛用するラムトラック、ラムならではの個性的なスタイルに惹かれる

ピックアップトラック

ダッジ

ラムトラック

アメマガ2020年3月号

ラムSLT

ラムララミー

不動のDODGE

ラムデイトナ

2005y DODGE RAM DAYTONA
2005y DODGE RAM LARAMIE
2010y DODGE RAM SLT

不動のDODGE ダッジの魂に魅了される


2005y DODGE RAM DAYTONA/2005y DODGE RAM LARAMIE/2010y DODGE RAM SLT

雄羊に魅せられたオーナーたち

4枚ドアに5~6人が余裕で乗れる広々キャビン。ひと昔前のフルサイズトラックとは勝手が異なる昨今のフルサイズトラッキン事情。そんな中、アメリカ色の濃いラム顔に魅了されて日常の足からアウトドアまでメインユースで乗りこなす3人の若者たちに迫る。

ラムならではの個性的なスタイルに惹かれる

比較的高年式のフルサイズトラックが再び注目を集めている。4枚ドアで5~6人が乗れる広々インテリアに、トラックらしいワイルドな乗りこなしも可能な足回りの剛性に加え、アウトドアシーンで活躍する積載力抜群のベッドなど、フルサイズならではのサイズ感と広々キャビンに魅了され、キャンプやBBQシーンではある意味フルサイズSUV以上の利便性を持っている。

 

ここ最近で言うと、再び人気を博している逆輸入モデルのタンドラをはじめ、アメリカンピックアップとしては定番のシルバラード、そしてセレブが挙ってセカンドカーとして愛用するラプターを生み出したフォードのFシリーズなど、4枚ドアのフルサイズトラックシーンは本国でも主力車種であり、各メーカーが凌ぎを削って販売台数を競い続ける立派なレギュラー陣として、その傾向は日本でも定着してきた印象。

 

紹介するラムトラックもまた、モパーブランドの主力車種であることに間違いはないが、1981年のデビュー当初はフォードやGMのトラックが最有力候補として軒並み販売台数を上げており、それを追いかける形でデビューを飾ったものの、あまり日の目を浴びる機会も少なく販売台数も伸び悩んできた。しかし、2世代目が誕生した90年代から本国はもちろん日本国内でも人気が高まり、C‐1500とは異なるモダンなフォルムでスラムドを施したカスタムカーたちが日本国内のアメ車イベントでも頭角を現し、昨今のフルサイズトラックシーンにおいては、フォードやGMと並び、フルサイズトラック御三家としての地位を確立した。

2005y DODGE RAM DAYTONA、2005y DODGE RAM LARAMIE、2010y DODGE RAM SLT

今回、若者たちが挙って愛用するラムトラックの中から関西近郊のミーティング、イベントでひと際印象に残った3人に集まってもらい、それぞれのラムトラックスタイル、そしてカスタムの方向性などについて平成生まれの視線でレポートした次第。

 

まずは全身ブラックで統一した50KENT氏のラムトラックから順を追って紹介していこう。コンセプトはズバリ現地の悪ガキがヤンチャに乗りこなしてそうな雰囲気。そのイメージとしてブラックにこだわり、ベッドは動く収納庫の如く自転車やペール缶を無造作に積載したまま走らせるのが気分。

 

そしてフェイスが一新された2010年モデルに乗るTasaboo氏は、12Jのディープリムとワンオフ自動収納式のステップ、そしてエアホーンの採用など、とにかく工夫を凝らしたアイテムで独自路線を貫く。

 

最後はデイトナに乗るゆーき氏だが、スターキーズのレンタカーを見てマンゴーカラーに一目惚れ。それまで愛用していたチャージャーを手放し、デイトナのオリジナルフォルムをそのまま堪能しつつ、愛犬のショー君や彼女と共に釣りなどを楽しんでいるという。

 

それぞれに共通するのはイベントでアワードを狙う様な姿勢ではなく、過剰なカスタムを加えなくても存在感溢れるラムだからこそ、もっとラフにカジュアルに、フルサイズトラックをライフスタイルの一部として捉えているところがイマドキのラムトラックスタイルなのかもしれない。

2005y DODGE RAM DAYTONA OWNER ゆーき&あかねちゃん

2005y ダッジラム デイトナ 2005y ダッジラム デイトナ 2005y ダッジラム デイトナ2005y ダッジラム デイトナ image1 IMG_1363

一年前に近所のハンバーガーショップ「STARKEY`S」で元レンタカーが販売されているのを見て即決。それまではチャージャーに乗っていて生粋のDODGE信者だったことからフルサイズトラックに乗るならラムトラックと心に決めていた。最大の魅力は何と言ってもファニーでクールなマンゴーボディ。デイトナならではのアグレッシブな走りとルックスのギャップも特筆物。休みの日は彼女と愛犬のゴールデンレトリバー「ショーくん」を乗せてのデートが日課。

2005y DODGE RAM LARAMIE OWNER 50KENT(左)

2005y ダッジラム ララミー 2005y ダッジラム ララミー 2005y ダッジラム ララミー

コツコツとフルブラック化を進めて遂に全身ブラックコーデを実現させた50KENT氏。インスタ映えを試みるも、ブラック一色で全然映えないところがネックとなるものの、ブラックアウトされたフェイスにワイルドなグリルガードを追加した漆黒のビジュアルはアメ車ミーティングでも異色を放つ。色は無いけど…(笑)。 ちなみに近々現状の35インチタイヤのまま大幅にリフトアップ化計画を企んでおり、年明けにはさらなる成長がみられるかも。

2010y DODGE RAM SLT OWNER Tasaboo

2010y ダッジラム SLT 2010y ダッジラム SLT 2010y ダッジラム SLT 2010y ダッジラム SLT

日本人離れしたルックスと体型から、行きつけのショップ「J`s Fam Pit」の常連客たちの間でラムトラの似合う男と称賛されるTasaboo 氏。ムッチリしたボリューム感溢れるラムのフォルムは確かに彼の雰囲気とマッチ。ワンオフで製作してもらったサイドステップで少々小柄な友人を乗せる際でも乗降性は良好。エアサスタンク!? と思いきやこちらはエアホーンのタンクで、アメリカの大型トレーラーさながらの爆音ホーンを奏でながら賑やかにラムトラライフを堪能♪


写真&文/石井秋良
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載


最新記事


2024/04/26

ガレージジョーカーのオールペンといえば、やはりパープル。【GMCソノマ】

SUV

シボレー

ラッピング&ペイント

「自分が好きな色」と言う理由から、ガレージジョーカーではパープルにオールペンされたモデルが幾つか存在する。だが今回のソノマは、さらに妖艶さを追求して、ベットライナーをレッドにし、さらにインテリアもレッド化に

2024/04/25

LUXZとWORKが奏でる 究極のハーモニー

クーペ

ダッジ

ホイール

チャレンジャーの魅力をさらに引き出し、独自のスタイルを産み出したLUXZ。オリジナルのボディキットの存在感はまさに圧倒的だが、そのスタイルを完成させるために必要不可欠なパートナーがWORKだ。

2024/04/24

17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現

セダン

クライスラー

ホイール

PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!

2024/04/23

伸びやかなロングノーズ、引き締めるロングテール、隙のないそのフォルム【インパラ コンバーチブル】

オープン

ビンテージ

シボレー

ランキング


2024/04/26

ガレージジョーカーのオールペンといえば、やはりパープル。【GMCソノマ】

SUV

シボレー

ラッピング&ペイント

「自分が好きな色」と言う理由から、ガレージジョーカーではパープルにオールペンされたモデルが幾つか存在する。だが今回のソノマは、さらに妖艶さを追求して、ベットライナーをレッドにし、さらにインテリアもレッド化に

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2024/03/11

2024年最初のアメ車イベント アメ車マガジンプレゼンツ「スプリングパーティー」は大盛況!

アメマガミーティング

アメマガキャラバン

イベントレポート

第一弾は3月10日(日)、千葉市中央区フェスティバルウォーク蘇我の駐車場での開催となる「SPRING Party!」。

2024/04/25

LUXZとWORKが奏でる 究極のハーモニー

クーペ

ダッジ

ホイール

チャレンジャーの魅力をさらに引き出し、独自のスタイルを産み出したLUXZ。オリジナルのボディキットの存在感はまさに圧倒的だが、そのスタイルを完成させるために必要不可欠なパートナーがWORKだ。