【凶暴なスーパースポーツカー】2002年型ダッジ・バイパーGTSの限界を追求

アグレッシブな外観とパワフルなV10エンジンで注目を集めるスーパースポーツカー「2002 ダッジ・バイパーGTS」。モディファイされたターボチャージャーやNOSの追加により、1300hp以上の驚異的なパワーを発揮。サスペンションやエアロブレーキの改良も行われ、包括的な性能向上が見どころ。
2002 DODGE VIPER GTS
不動のDODGE ダッジの魂に魅了される
ストリートにおける最強・最凶の毒蛇
2002 DODGE VIPER GTS
モデル名に見合った攻撃的かつ迫力あるルックスにしろ、ハイパーなV10エンジンの搭載にしろ、Dodge最強モデルであると同時に、アメリカを代表するスーパースポーツであるバイパー。そんなモンスターなマシンを、ターボ&NOSを搭載して1300hp超えまで引き上げて、足回りやエアロブレーキに至るまで、総合的なモディファイを施した有名車。
リアルなストリートカーとしてここまでハードコアにカスタムした個体はアメリカでも稀。ルックス的なカスタムではなく、高次元でポテンシャルが向上した乗り手を選ぶ仕様だが、第4世代から乗り継いだ、ベテランバイパーオーナーによって、なんとか飼い馴らされている。ストリートにおけるバイパーにおいては最強と思われる個体だ。
リムやバケットシートをボディカラーのレッドで合わせた統一感&インパクトのあるルックス。巨大なリアウィングやグリル奥のインタークーラーのサイズからして、この個体がただ者でないことを物語る。
1300hp超えるポテンシャルを誇るスーパーマシンなだけに、ロールバーもしっかり設置。シートはBRIDE製にアップグレード。ラゲッジエリアにはNOSのタンクを設置。
8ℓのV10エンジンは、ストックでも500hpレンジに及ぶが、この個体は、ターボとNOSによる加給で、1300hpを発生する。トランスミッションはTremec製6速マニュアル。
サスペンションは前後ともにダブルウイッシュボーン。ホイールはスーパースポーツでの採用例の多いIforged Performance Alloy。タイヤサイズ(F:265/30ZR19、R:345/32ZR25)にこのマシンの凶暴性が現れている。
ベース車が360台限定のファイナルエディションなうえ、ストリートカーとしては最強といえるレベルで総合的にモディファイしたワンオブカインドな個体! ハードコアな仕様だが、ベテラン・バイパーオーナーのタカさんによって飼いならされている。
(タカさん)
PHOTO & TEXT:編集部
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載
最新記事

2025/08/14
カマロと出会ったことで人生がより鮮やかになった【カマロLT RS】
クルマを選ぶ時に、エクステリアデザインは一番気になるところ。もちろんそれも重要だけど、カマロの名前の由来を知ったことで、俄然愛着が湧いたという心尋(みひろ)さん。クルマは移動手段でなく「相棒」のような存在だと語る。

2025/08/12
一度は諦めかけたが夢を追いかけ理想の家に辿り着く
某ハウスメーカーでサーファーズハウスの建築を目指していたが、理想の形を追い求めていくと建築費用は膨れ上がっていった。現実を知り諦めかけたが、インスタで見たハウスメーカーにダメもとで電話すると…。再び理想の住宅計画が動き出す!

2025/08/07
マスタングは人生の原動力、そして人と人の絆も紡ぐ
新しい事を始める時は期待と不安が交錯するが、その一歩を踏み出さないことには、違う世界は見えてこない。この春、初めてアメ車を手にする女性オーナーたちを紹介しよう。