計画スタートから約2年半、遂に完成したオレンジデュランゴ【デュランゴの挑戦 Vol.82】
遂に完成したオレンジデュランゴ
DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】

ようやくここまで来たな。オブジェのように、長い間居座ったな。ホントに色んなことがあったぜ。
DURANGO CHALLENGE【デュランゴの挑戦】 世界で一台のマッスルSUV への道Vol.82
ダクト付きボンネットへの交換をキッカケに始まったオールペン計画が、2年半という長い期間の末、遂にゴールを迎えました! 色決めで二転三転、車両が不調で緊急入院、ボディがサビだらけ、途中色んなことがあったおかげで、気がつけばもう2020年。まずは、オレンジデュランゴをじっくり見てくださいな!

before

after
2017年の夏、ダクト付きボンネットを注文したことからオールペン構想が始まった

初めてオールペンしようかと話が出たのが、 2017年12月号で掲載した「ダクト付きボンネットが届いた編」。 グラスファイバー製の下地のままなので塗装が必要で、当初はボディ同色の黒に塗装して終わらせようと思ってたけど、ガレージジョーカーの小川氏がボンネット裏側をダッジの伝統カラー「ゴーマンゴー」で塗装してしまった(笑)。結局「オールペンしたら激変するぜ」と言う誘惑に負けて、ゴーマンゴーにオールペンすることに決定。でもそこから、ゴーマンゴーじゃなく、広島カープの「ソウルレッド」、やっぱりオレンジなどなど、カラー決めに二転三転していき、そんなことしている間にデュランゴが不調で入院となったのである。
新しいクルマを買った、ワクワク感
過去の記事を振り返ってみたら、オールペンの話が出たのが17年の夏。1年半前と勝手に思い込んでいたけど、さらに前の2年半前だった。とは言っても、クルマをガレージジョーカーに預けてオールペン作業に取り掛かったのは昨年夏なので、2年は色決め以外なんにもしていない…。ま、クルマが不調で入院していたり、予定外のことが起きたのが原因だけど、それにしても長く引っ張りすぎたよね(笑)。それだけに、この完成した姿は感慨ひとしお。洗車しても次の日には汚れるほどにクリアは剥がれ、サビや傷だらけだったボディが、こんなにも美しくなるなんて、オールペンって素晴らしい!

作業を一通り見てきたけど、職人さんの技術って改めて凄い。サビをすべて取り除いて、徹底的に防錆処理を施すなどの下地処理に長い時間を掛けるのにはホント関心です。それが本当のプロとも言えるんだろうけど、塗装の作業自体は一日だけだから、オールペンの作業期間って下地処理の時間がほとんど。これをしっかり行なうことで、仕上がりが断然違ってくるんだ。

機関系のメンテも大事だけど、20年も経過したクルマの「ボディ・メンテナンス」という意味も込めて、今回オールペンしたのは本当に良かったかも。新しいクルマを買ったワクワク感も感じられ、かつボディも完全リフレッシュしたんでね。 で、気になる費用は、実は僕もまだ聞いてません…。
最後の作業はガラスコーティング

せっかくオールペンしたのなら、やっぱり施工したいのがガラスコーティング。オールペン後にはボディ磨きという作業を必ず行なうので、その前にガラスコーティング剤をボディに塗り込むかどうかの違い。多少金額が増えるけど、後から「やっぱり」と言ってやるよりは作業工程も短く安いのだ。施工後は長期的に水を弾き汚れも付きにくく、小キズからもボディを守る。なんと言ってもボディの艶が美しく見えるのだ。

オレンジをベースにややレッド寄りにして、パールも薄っすらと見える感じに配合したボディ色。晴れた日には、かなり刺激的な雰囲気に変貌する。ドア内側などもしっかり塗装し、ここにもガラスコーティングを施工してくれてます。ボンネットは長距離を走った後も熱くなっておらず、ダクトが効果的な感じだ。

レーストラックオリジナル・イーグルアイを仮装着。かなり悪そうな雰囲気になっていくね。ガラスコーティングを施工したばかりで装着はまだ出来ないけど、今後のお楽しみ。オレンジのウインカーパークレンズは、クリアタイプを注文しております。
ホイールは今後リペイント実施予定!トゥルースパイクラグナットも装着!?

普段履いているホイールは、ブラックペイントが剥がれてきていて、リペイントする予定。そして、今話題のトゥルースパイクラグナットを装着予定です!
Thanks:GARAGE JOKER【ガレージジョーカー】
住所:千葉県銚子市四日市場町238
HP:https://www.garage-joker.com/
TEL:0479-25-7740
FAX:0479-25-7743
営業:10時~19時
定休日:火曜日
■写真&文:相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 3月号掲載
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