無類の乗り物好きが自然体に楽しむ、アメ車&バイクのフレンドリースタイル

ピックアップトラック

シボレー

アメマガ2020年5月号

アメ車と一緒に素敵なアメリカンライフ

ハーレーダビッドソン

C-10

1979 CHEVROLET C10
1956 HARLEY DAVIDSON FLH

これが俺たちのAmerican Life アメ車と一緒に素敵なアメリカンライフ


1979 CHEVROLET C10 / 1956 HARLEY DAVIDSON FLH

変な見栄なんて皆無、身の丈に合ったアメ車とバイクを謙虚にエンジョイする!

縁があって入手したパンヘッド・チョッパーは、愛機として20年連れ添う仲。お揃いの黄色をまとうC10ステップサイドは、趣味車のふりして実は3人家族のファミリーカーとして活躍中なのだ!

マニアックなこだわりよりも純粋に乗り物が好き!

自分好みに仕立てたジョッキーシフトのパンヘッド・チョッパーを所有している時点で、オーナーは相当のマニアという印象。そしてクルマは、ポピュラーなC10ながらも、ステップサイドだし、バイクと同じイエローの車体色だったりと、かなりの拘りを感じる。でも、実際にはマニアックなこだわりはなく、純粋に乗り物好きとしてのチョイス。身の丈を踏まえて、良い巡り合わせで出会った個体を入手したというスタンス。子供の頃からとにかく乗り物が大好きで、他のことは憶えなくても、クルマの名前は一度で憶えるようなタイプだった。修学旅行で訪れたカリフォルニアで撮ってきた写真は、すべてハーレーだったり。

1979 CHEVROLET C10

そんなわけで、バイクは何はともあれ、手軽な原付からスタートして、ステップアップをしながら、縁があってパンヘッドのチョッパーを入手。カジュアルな普段乗りから、遊びでドラッグレースにも参加したりで、所有して20年が経過。クルマは3人家族のファミリーカーとして機能することを条件としながら、VWビートル、初のアメ車としてダッジ・ダートを経て、現在のC10にステップアップ。ちなみにダートはマッスルでもV8でもなく、直6エンジンの4ドア・セダンという極めてフレンドリーな仕様だった。


対して、現在のC10は、ハイパフォーマンスな仕様のV8搭載車で、マッスルなポテンシャルを味わえる。エアコンも完備して、ファミリーカーとして活躍する信頼性も確保しつつ、購入価格も維持費もフレンドリーな個体なのだ。

IMG_1433IMG_9136

以前乗っていたダッジ・ダートにしろ、クルマはあくまでもファミリーカーとして機能することがポイント。3人家族なので、フルサイズ&ベンチシートのC10は居住性的にも問題なし。ドアノブがシェイブされた状態なので、普段乗りとしては扱いが面倒。搭載エンジンは、センターボルトのコルベットモーターをホットにモディファイした状態で換装されている。ホイールは前輪に合わせて後輪もクレーガーSSを望むも、予算の関係で今のところお預け。現車は79年型だが、好みに合わせて73~78の独立したライトベゼルにアレンジ。

1956 HARLEY DAVIDSON FLH

ハーレーは、スポーツスターを経てこの56年型H-D FLHを20年前に入手。エンジンはハイコンプな1200cc。NOSのタンクは伊達じゃなく、ドラッグレース時に活躍。最近エンジンをリフレッシュして路上復帰したばかりで、そのタイミングで燃料タンクを変更。塗装前の状態の現在は、戦闘機風のグラフィックをマーカーペンにて自分で描いて遊んでみたり。2台目としてカワサキの“ゼッツー”を入手したと聞いて驚いたら、KZ200という可愛いサイズながらも北米仕様だったり!雰囲気のあるグラフィックはDIYによるもの。

IMG_1423

萩野哲治さん 無類の乗り物好きながら、変なこだわりがなく自然体なのが印象的。バイクもクルマも乗って楽しむタイプ。ちょっとした修理やアレンジは、楽しみながらDIYしている。とにかく乗り物好きで、プラモデル製作やラジコンカーもホビー。いずれも身の丈に合った付き合い方なのが素敵。


Photo & Text:石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 5月号掲載

関連記事

RELATED


多少仕様は違っても黄色のシボレーC-10を好む同志として急接近

1969 CHEVROLET C-10
1972 CHEVROLET C-10

特別なこだわりはなく、あくまでも自然体そんなライフスタイルがとにかくアメリカン!

1970 CHEVROLET ELCAMINO
1983 YAMAHA SR500

レアな二台!ポンテアック・グランプリ、そして丸目4灯フェイスのシボレーC10

1967y CHEVROLET C10
1964y PONTIAC GRANDPRIX
プロスピード

レアなディーゼルエンジン搭載!人気世代のサバイバルモデル Chevrolet C-10 Silverado【WOT’S】

1985年型シボレーC10シルバラードは、ショートベッドの最上級オプションパッケージ装着車という意味で、この時代のアメリカンピックアップ、それもパーソナルユースを想定したモデルとしてはまさに典型的な一台

【1969年型シボレーC10 CTS】魅力的な355hpエンジンとアップグレードインテリアを解説

魅力的なスタイルと現代的なアップグレードが融合!1969年型シボレーC10 CTSを紹介。350エンジンからZZ4エンジンへのアップグレードで355hpにパワーアップ。外観はオリジナルを維持し、インテリアは純正エアコンとパワーウインドウでアップグレードしたクラシックとモダンの融合を楽しむ一台を解説。
1969y CHEVROLET C10 CTS
フォードライブ クロスフィールド

 

最新記事


2024/07/27

キャデラックはいかがでしょう?【キャデラック葛西/シボレー葛西】

ショップ

GMの最高峰モデルに君臨するキャデラック。贅を尽くした高級ブランドというイメージが強いが、大統領専用車に採用されることから「絶対的な信頼性」も重視しているのは言うまでもない。単なるステータスではなく、アメリカの象徴と言えよう。

2024/07/26

物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!

クーペ

フォード

燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」

2024/07/25

ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】

バン

ビンテージ

シボレー

70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!

2024/07/24

アニメを見て惚れたマスタング、今では押しも押されぬ爆速女子へ

クーペ

フォード

名探偵コナンに登場したマスタングに惹かれてカーボックスを訪れたオーナーさん。一番ド派手なエレノア仕様を選び、チャレンジャー・ヘルキャットに乗る旦那様は走りで負けたくないライバルだ。

ランキング


2024/07/26

物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!

クーペ

フォード

燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」

2024/07/25

ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】

バン

ビンテージ

シボレー

70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger