アメ車好きな父の英才教育を受けて、初めて購入したのが同い年のブロンコ
彼女たち流のアメ車との付き合い方
1996 FORD BRONCO
#アメ車女子のライフスタイル
1996 FORD BRONCO owner : AKARI
岐阜県大垣市でタイヤショップを営む父は根っからのアメ車フリーク。店舗の雰囲気もネオンサインやアメリカン雑貨で飾られた本国さながらの雰囲気。もちろん愛用するクルマはアメ車ばかりで常に3台ほどを所有。初めての愛車にブロンコを選ぶ理由はそこにある。
気取らずに乗りこなすのがカントリーガールスタイル
ホワイト×ベージュのツートンに、小ぶりなホワイトリボンタイヤを純正車高で履きこなすアーリースタイルなブロンコ。まるでロードムービーのワンシーンから飛び出してきた様なカントリー感溢れるナチュラルテイストが実に好印象である。
聞くところによると、オーナーのアカリさんは頻繁に家族旅行でハワイやグアムに遊びに行き、2019年は親子で渡米してルート66を走り、本場の雰囲気を堪能してきたリアリティーに溢れる女性。流行り廃りでアメ車に乗るのではなく、あくまでも本国で見たカントリーガールの様にアメ車を乗りこなすのが彼女のスタイル。

ちなみにこのブロンコは初めてのアメ車ではなく、免許を取ってすぐに父から与えてもらったPTクルーザーを経て乗り出した2台目ではあるが、自身が働いて貯めたお金で初めて買った思い入れのある愛車であり、父の友人が勧めてくれた時に一目惚れ。偶然1996年生まれの同級生だったことにも運命を感じて即決で購入したものだ。
「もっとラットに錆びてくれていたら…」と綺麗すぎるところが悩みの種ではあるが、まだまだ山のあるオフロードタイヤを潔く脱ぎ去り、タイヤ屋を経営する父にお願いして新調してもらった小ぶりなホワイトリボンタイヤへ換装するなど、購入からわずか一年ほどでカントリーガール色の強い雰囲気に一新。

車体は大きいのに可愛くて、どことなく弱そうに見えてしまうところが逆に魅力的だと語る彼女。まだ23歳と若いのにアメ車の本当の良さを凄く理解しているのは、物心ついた頃からアメ車好きの父が所有するラムバンやラムトラック、サファリなど、常に身近なところでアメ車に慣れ親しんできたから。
父から受けた英才教育の甲斐あって、ブロンコを見たときは一切の迷いもなくコレだ!と決意したと言う。最近は自粛ムードなので一人でブロンコを運転して下道をのんびりドライブするのが至福の時。街中を走るよりも林道や郊外の田舎道を走らせるのが好みらしいので、林道企画が再開されたらぜひお誘いしてみたいものだ。



ネイティブアメリカンなアクセントをサラッと車内に取り入れるところもカントリーガールスタイルならでは。ボロくなってくれた方が愛着が湧くとは言っても、擦れてしまったステアリングはちょっと抵抗があったため、雰囲気を損なわない同系色の革巻きステアリングを新調。リアのラグマットは万能アイテムとして様々なシーンで大活躍。家族旅行で訪れたアメリカで購入した小物たちはブロンコとの相性も抜群!

搭載されるエンジンはV8、5.8?で4速ATの組み合わせとなる。前のオーナーが父の友人だったこともあり、整備履歴も万全でコンディションは抜群。エアコンもしっかり効くし、異音や不具合も一切無縁。万が一故障しても頼りになる父の存在が不安を払拭。ブロンコに乗ってから父との距離も近くなったと言う。

31×12.5R15あたりのオールテレーンタイヤもしくはマットテレーンタイヤが主流となる最終モデルのブロンコのタイヤ事情ではあるが、あえて235/75R15のホワイトリボンタイヤをチョイスするところがガールズオーナーらしくて好印象。車体に対して小ぶりな印象のタイヤがブロンコの野性的な雰囲気をマイルドに仕立て上げる。


ネバダやアリゾナといった郊外が彼女のイメージするアメリカであり、家族旅行の際も定番の都心部を避けた郊外の方が盛り上がったと言う。お気に入りのカントリーガールエンブレムは現地のwalmartで7ドルで買ったものだが、こんなにカワイイのに一枚しか買わなかったことを後悔。次行ったら10枚くらい買って帰ると(笑)。

PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載
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