昔ながらのレトロなフォルムを継承するTJラングラーの雰囲気に一目惚れ!
TJ WRANGLER
AWESOME JEEP 4WDの原点として存在し頂点としての実力を融合する「ジープ」
TJ WRANGLER OWNER:AI KATAOKA
山が多く、森林率全国1位を記録する高知県。そんな自然が広がる豊かな土地でTJラングラーを愛車とする“四駆女子”。スケボー女子、カメラ女子でもあり、おまけにアウトドアにイラストレーターなど、多趣味な彼女にとってTJはそのすべてを受け入れてくれる最高のパートナー!
TJラングラーに乗り出してから世界観が広がった!
ジープ特集を組むにあたり、編集部でも様々な検索ワードを使ってオーナーを検索。♯ジープ女子、♯四駆女子など、とにかくジープに乗って人生を謳歌しているオーナーは居ないかとSNSを駆使して発掘したのが、紹介する愛ちゃんだ。高知県在住で2019年2月にTJラングラーを購入後、友達とアウトドアを楽しむ様子がたくさんアップされており、直接メッセージを送って取材要請すると潔くOKをいただき、早速高知県へ直行。
到着するとジムニー乗りの友達も一緒だったので話を伺うと、四国の女の子は比較的四駆率が高いとか。山が多いからか、四駆の似合うロケーションが多いからなのかは定かではないが、キャンプやアウトドアを楽しむのに最適な場所がたくさんあるのは事実だ。
そんなアウトドアライフに似合うクルマと言えばジープ!国産ミニバンの方が荷物を積めて人もたくさん乗れて便利かもしれないが、実用性よりも走破性、経済性よりも絵になるか否かの方が大切であることを知る女の子は、本誌にとっても嬉しい限りである。
納車されてからは高速に乗らず、下道で遠回りして目的地へ向かったり、何気ない風景をジープ越しに切り取って写真を撮ったり、とにかく一緒に出掛けることが楽し過ぎて、ジープと過ごす時間が至福の時となった。最近は仕事の一環としてイラストレーターを駆使し、ジープをモチーフにしたステッカー作りにも夢中。ジープを通じて世界観が広がり、輪が広がる。いつの間にかライフスタイルの中心となったTJは、もはや彼氏以上の存在なのかもしれない。
4Lで176hpを発揮させる必要にして充分なパフォーマンス、そしてジープ伝統にして普遍の7スロットグリル、今でこそ4枚ドアが主流ではあるがジープの歴史を辿ると2ドアこそ正統派であり、まずはTJを味わってからいずれは本国モデルの左ハンドル仕様のJKやJLに乗ってみたいと語る愛ちゃん。ホワイトレターのオールテレーンタイヤもお気に入りの様子。
上級グレードサハラのベージュ×グリーンによるアースカラーなインテリアは、ワイルドになり過ぎず、適度に清潔感が溢れており、ガールズオーナーにもよく似合う。ハイ・ロー切り替え式の四輪駆動は購入してすぐに操作方法を覚え、撮影当日の様なシーンでは事前に四駆へ切り替えを忘れないところもジープに乗り慣れている証。
愛ちゃんがイラストレーターで初めて製作したジープのステッカーがコチラ!SNSに上げるや否や「僕のも! 私のも!!」と制作依頼が殺到中。
撮影当日一緒に現場入りしてくれたのは友達のMinamiちゃん。1週間ほど前にジムニーが納車されたばかりで、この日初めて愛ちゃんのジープとコラボしたとのこと。撮影の合間を縫いながら二人で撮影会が始まり、この後も二人でお互いの愛車を被写体に撮影会が続いたとか。女の子がありきたりなスイーツやカフェの話じゃなくて、四駆の話で盛り上がる姿は実に微笑ましい!
Photo&Text:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 7月号掲載
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