3.0ℓディーゼルターボエンジン搭載の魅力的過ぎる2020年型シルバラード

TECHNICA【テクニカ】
AMEMAG RECOMMEND PROFESSIONAL SHOP
アメマガリコメンド・プロショップ『テクニカ』
2020 Chevrolet Silverado 3.0L DIESEL TURBO
自動車業界では“ 排ガス登録のスペシャリスト”として知られる『テクニカ』。近年では同時に、ダッジ・チャレンジャーの取り扱いでも名を馳せているが、そんなテクニカが超魅力的な1台を輸入した。シボレーのフルサイズピック、しかもディーゼル搭載車なのだ!
最大トルク63.6kg-mをわずか1500rpmから発生するモンスター
1974~79年、6年連続でシリーズチャンピオンを獲得。70年代の「ストックカー・レースシリーズ」を席巻した伝説の名ドライバー・亀田(現姓は野島)賢一さんが代表を務める、技術系プロショップが「テクニカ」だ。
昔も現在も得意としているのは「排ガス試験をクリアする」ことで、大手輸入車ディーラーからキャンピングカー販売会社、そして中小カーショップまで、幅広い信頼を集めている。もちろん国産車・輸入車問わず、修理・メンテナンスも長年のノウハウを生かして対応。近年ではダッジ・チャレンジャーの販売にも力を入れているというから、アメ車ファンとしてもチェックしておきたいのだ。
そんなテクニカが今回、自社で輸入したのがフルサイズ・ピックアップトラック「シボレー・シルバラード」2020年モデルだ。搭載エンジンはなんと、DURAMAX 3.0ℓ直6ターボディーゼル!10速ATと組み合わせ、最大トルク63.6kg-mをわずか1500rpmから発生するモンスターだ!!
で、ディーゼルということで気になるのが排ガス登録の問題だが、ここはテクニカが最も得意とするところでノープロブレム。日本でこのクルマを堂々と乗れるのは、至福と言うしかない!
ちなみに今回のモデルはリヤシートが最大に稼がれた「クルーマックス」仕様。パートタイム4WDで、本革シート、20インチホイールなど装備も超ゴージャスな「LTZ」グレード。さあさあ、ゲットするのは早いモノ勝ちだ。
シボレーのフルサイズピックアップシリーズである「シルバラード」。今回の「1500仕様」はライトデューティで乗用指向の強いモデルだが、それでも“クルーマックス・ショートベッド” で、全長5885mm、全幅2063mmの大迫力!
今回の仕様は上級グレード「LTZ」で、パワー調整機能付きの本革シート、ベンチタイプのフロントは3分割式だ。さらに8インチタッチスクリーンのシボレー・インフォテインメント3プラスシステムなど、その内容は超高級SUV並み。
今回の仕様は「Z71」というオフロードパッケージも付属している。サスペンションはフロント=独立式、リヤ=リーフ・リジッド式だが、ランチョのショックアブソーバーで強化されている。また4WDモデルであったが、パートタイム式をベースに“ オートモード”も備え、走りの利便性をアップ。タイヤは275/60R20のオールテレーンタイプ。
搭載エンジンは新開発の3.0ℓ直6ターボディーゼル。シルバラード1500では他、5タイプのガソリンエンジンが選べるが、スペックはこのディーゼルが、ガソリン最大排気量の6.2ℓV8に匹敵するほどだ。最大出力277hp、最大トルクの460lbft(63.6kg-m)はわずか1500rpmで発生するのだ。トランスミッションは10速ATで、燃費についても23MPG city&33highway(おおよそ9.7 ~13.9km/ℓ)と驚異的だ。
Special Thanks:テクニカ
Location:埼玉県所沢市松郷98-1
Tel:04-2968-7755
HP:http://www.technica-auto.com
かつてセドリックベースのマシンでサーキットシーンを震撼させていた野島社長率いる「テクニカ」。輸入車やキャンピングカーの“ガス検”を得意とし、多くの正規輸入車ディーラーや、キャンピングカー販売店の強い味方になってきた。一般的な修理、車検、新車・中古車販売はもとより、最近では「109 MOTORING」の名のもと、ダッジ・チャレンジャーのプロショッップとして名を馳せている。
★ Photo:浅井岳男
★ Text:高坂義信
アメ車マガジン 2020年 8月号掲載
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