オフロード色を押し出したGMCシエラ HD AT4X AEVエディション

ピックアップトラック

GMC

アメマガ2024年10月号

スカイオート

埼玉県

シエラ

シエラHD AT4X AEVエディションで

シエラHD

アメリカ文化を象徴するモデルであるピックアップトラック。その系譜は脈々と受け継がれ、最新モデルの進化の度合は凄まじいなか、スカイオートにGMC・シエラHDが入庫。しかもオフロードに特化したAT4X AEVエディションだ。


過酷な地形に対応する様に設計した、真のファクトリーカスタムビルド

'24 GMC SIERRA HEAVY DUTY AT4X AEV EDITION

1ドル=160円台という円安進行に歯止めが掛からない状況が続いている昨今、日本のアメ車業界では車両はもちろんパーツを買い控える動きが続いている。例えば8万ドルの車両を購入しようとすると、単純に計算しただけでも1280万円。ちなみに1ドル=120円であれば960万円で、この差はあまりにも大きい…。

 

とはいえ、この状況を悲観してばかりはいられない。魅力的なアメ車が続々とリリースされているというのにそれを味わうことができないのは損だと言わんばかりに、スカイオートが本国から輸入したモデルがコチラ!2024年型GMC・シエラHD AT4X AEVエディションである。ハンヴィーを始めとするハマーシリーズや、ピックアップにSUVなど、重量級モデルを得意とするスカイオートならではなセレクトだ。

シエラの中でもAT4Xグレードはオフロードシーンに重きを置いているため、工場出荷時から1.5インチのリフトアップが施されているだけでなく、足回りにはマルチマティックDSSVダンパーを装備して、オンロードでの快適性はもちろん、オフロードで高い走行性能を誇る。またスタンダードエンジンは6.6ℓV8なのだが、この車両にはオプションとなる6.6ℓデュラマックスターボディーゼルV8が搭載されており、470hp、975lb-ftというパフォーマンスを発揮して、コンセプトに沿った仕様となっていることが見て取れる。

だが、このシエラはさらにAEVエディションというネーミングが与えられたモデル。AEVはレクリエーションドライブやオーバーランドアドベンチャー向けの車両や高品質なアフターマーケット部品およびアクセサリを提供する世界的に有名なサプライヤー。というわけで、このモデルには前後バンパーにホイールなど、オフロードテイストをさらに高めるアレンジが施されていることで、冒険心をかき立ててくれる。

前後バンパーはスチール製でAEVエディションだけの特別仕様。さらに車体下部にはスキッドプレートが装着されており、トレイル上の岩や破片をブロックする。ボディサイド下部にはLEDライト付きの電動格納ステップを装備。

前モデル年に比べて低速トルクを25%向上させた6.6ℓV8デュラマックスターボディーゼルは最高出力470hp、最大トルク975lb-ftを発揮。トランスミッションには10速アリソンATを組み合せて乗り味は非常に滑らか。

AEVエディション専用となるセンターキャップにロゴが配された16スポークデザインのサルタブラックグロス18インチアルミホイールには35インチのMTタイヤを組み合わされている。

オフロードを全面に押し出したAT4Xグレードのみ1.5インチリフトアップサスペンションが組み込まれており、ショックにはマルチマティックDSSVダンパーを装備。AEVエディションの最低地上高は11.8インチ、アプローチアングル29.8度、デパーチャーアングル25.7 度を確保して悪路走破性が高められている。

オフロード色を強く押し出しながらもインテリアは実にお洒落な造り。一番のトピックはGoogle を内蔵した13.4 インチマルチタッチディスプレイのプレミアムインフォテイメントシステム。横長のディスプレイが最近の主流。

テールゲートは中央部分が可倒してステップとなるマルチプロテールゲート。さらにKICKERのオーディオシステムを備えているためアウトドアで大活躍。

オブシディアン ラッシュを採用した洗練されたインテリア。シートは赤と白のダブルステッチが施されたフルグレインレザートリムでフロントのヘッドレストにはAEVの刺繍が施されるだけでなく、フロアマットにもAEVのロゴが配される。


SKYAUTO【スカイオート】
TEL:048-976-1235 
https://www.skyauto.co.jp/


Photo&Text:編集部
アメ車マガジン 2024年10月号掲載


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