嫁入り道具はラングラー!理解ある夫と楽しむジープ

SUV

ジープ

ラングラー

ラングラーアンリミテッドサハラ

アメマガ2021年5月号

Jeep 荒野の覇者

JKラングラー

Jeep JK Wrangler Unlimited Sahara

Jeep 荒野の覇者 Go Anywhere,Do Anything


Jeep JK Wrangler Unlimited Sahara

バイクやカメラ、そしてクルマが大好きなAOIさん。ご主人とお付き合いした頃には既に中型のアメリカンバイクと一眼レフ、そして今回登場するJKラングラーを所有する趣味人だった。そんな彼女を理解する優しい夫と育むジープライフに迫る。

チャレンジャーを手放してラングラーを優先!

もうすぐ一歳になる男の子を囲む仲睦まじい夫婦。絵に描いた様な幸せ一杯な雰囲気。そして愛車はファミリーユースにも最適な4枚ドアのJKラングラー。これが夫の趣味で結婚を機に購入したとなれば何も不思議ではないのだが、妻が嫁入り道具として連れてきたと聞けば興味津々である。


話を伺うと夫婦揃って国家を守る自衛隊員で、駐屯地こそ異なるものの自衛隊員で構成されるスポーツ〝銃剣道〟の稽古で度々顔を合わす内にクルマの話で意気投合。インパラやナビゲーターなど数々のアメ車を乗り継ぎ、当時チャレンジャーに乗っていた夫に対して、奥さんのAOIさんは自衛官のルーキーとして寮に入って訓練に勤しみ、階級が上がった自分へのご褒美として新車のラングラーを購入したばかり。カスタムの話やアメ車のことを色々教えてくれる先輩との会話は当然の如く弾み、次第にお付き合いに発展。わずか1年足らずで入籍、そして妊娠と、トントン拍子におめでたい連鎖が重なった。

Jeep JK Wrangler Unlimited Sahara

妊娠するまではラングラーとバイクを足に、野に咲く花や大自然の景色を一眼レフで撮ることに夢中だった彼女も、お腹が大きくなるにつれてバイクを断念。これから子育てにお金もかかるし大切にしていた愛車を手放すか否か悩み始めた矢先に、夫がチャレンジャー手放すから「ラングラーをファミリーカーにしよう!」と提案。


自分のアメ車道楽を潔く諦め、妻が溺愛するラングラーを嫁入り道具として迎え入れた。やがて第一子が誕生すると4枚ドアのラングラーが持つファミリーユースとしての底力を発揮。後部座席にチャイルドシートを設置して、大きなラゲッジスペースはおむつ替えに重宝。ベビーカーやちょっとしたアウトドアギアも楽に積み込める。チャレンジャーでは到底不可能だったので、ラングラーを残す選択は大正解だった。


しかし夫が運転席、妻がチャイルドシート横の後部座席ではなく、「運転したいからお願い?」と夫が後部座席に座ってYUTOくんのお世話をすることも多く、助手席は専ら離乳食や飲み物など子育てグッズの荷物置き場となる始末。子供と過ごす時間はかけがえのない時間であり、夫の協力は日常のお手伝いだけじゃない。妻の思いを汲み取り、そして何に重きを置くかを理解して実践することこそ、夫婦円満の秘訣なのだ。

DSC_4661 DSC_4657DSC_4663 DSC_4686DSC_4682

寮生活、そして厳しい訓練を耐え抜き階級が上がった際に新車で購入。今のところフューエルキャップやドアノブなどのカスタム程度だが、今後はリフトアップして林道やオフロードも楽しめる様なオールテレーンタイヤを履かせて、家族でアウトドアやキャンプを満喫するのが目標。

B12BB9A6-24F0-4615-9979-8A7427546CF3 DSC_4736DSC_4688

ずっとアメリカンバイクのビラーゴを足にしてきたはAOIさんが初めて購入した愛車だけに、その想い入れは特別。そんな思いを汲み取りあっさりとチャレンジャーを手放してラングラーを迎え入れてくれた夫の男前なエピソードは特筆物。子育てをリアルにこなすラングラーも格好良い!

DSC_4701DSC_4732

もうじき1歳となるYUTO君お気に入りの場所はラゲッジスペースの即席キッズスペース。ゲートを開きハッチを上げてテーブルを置いてお菓子を食べたりおもちゃで遊んだり、こんな風に楽しめるのもラングラーならではの魅力だ。

DSC_4649

owner : SUEHIRO FAMILY


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 5月号掲載

最新記事


2025/11/13

とにかく走って走って走るのみのイベント【GraceCab Touring】

イベントレポート

GraceCab Touring

2025/11/11

兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに

セダン

クーペ

ダッジ

フォード

ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。

2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

ランキング


2025/11/11

兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに

セダン

クーペ

ダッジ

フォード

ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2022/06/15

日本でキャデラック・セビルの名が大きく知れ渡ったのが、92年モデルの第4世代

セダン

キャデラック

1992y CADILLAC SEVILLE STS