確実に向上していくチューニングに心酔しラストメニューはスーパーチャージャー搭載!

クーペ

シボレー

カマロSS

WORK EMOTION

HPP

アメマガ2021年8月号

FUN to DRIVE MUSCLE CAR -マッスルカーに乗る悦楽-

埼玉県

カマロ

WORK

2016 CHEVROLET CAMARO SS

FUN to DRIVE MUSCLE CAR -マッスルカーに乗る悦楽-


2016 CHEVROLET CAMARO SS

速さへの追求で愛車の成長する過程を楽しむ

ほんの少し手を加えるだけで、愛車が劇的に変化するのがチューニングの醍醐味だ。マッスルカーを手にすれば、いつかは「速さ」を求めたくなるだけに、チューニングによって愛車が成長する過程を存分に楽しみたい。紹介するカマロもまた、チューニングの魅力にハマり、愛車の成長する過程を楽しんでいる一台だ。

一度にチューニングせず段階を踏んで変化を楽しむ

埼玉県熊谷市にあるチューニングショップHPPは、チャレンジャー・ヘルキャット、デーモン、グランドチェロキー・トラックホークなど、ストックでモンスター級のスペックを持つハイパフォーマンスモデルをチューニングし、900hpを超える桁違いのモデルたちを生み出してきた。

2016 CHEVROLET CAMARO SS

だがこう聞くと、一般のオーナーにはハードルが高いように思えるチューニングだが、HPPでもこうしたモデルは特別で、多くは「日常走行でもっと気持ちよく走りたい」、「サーキット走行を楽しみたい」などの依頼を受け、予算や目的に合わせてメニューを組む。例え車両がSUVだろうがマッスルカーだろうが、スタートメニューは基本的に変わらない。そしてHPPでは、予算ギリギリのメニューを一度に組むことはせず、段階を踏んでオーナーに試乗してもらい、愛車の変化を理解してもらうことを提案する。この、徐々に変わっていく過程こそが「チューニングの面白さであり楽しさです」と、HPP代表の長池氏は語る。 今回のカマロに乗るオーナーも、そうしたHPPのチューニングの魅力を聞きつけ訪れた一人で、そして、チューニングの沼にハマっていくのであった…。

オリジナルサスペンションで足回りも強化

遡ること約3年前、アメ車マガジンやSNSでHPPのチューニングの評判を見て、愛車カマロ・SSを持ち込んだオーナーさん。「カマロ最速のZL1に負けないパフォーマンスを」という依頼だったワケではなく、純粋に「もう少し速くしたい」ことを目的に訪れたようだ。

2016 CHEVROLET CAMARO SS

上で記述したように、HPPは一度に数多くのメニューを組むことはしない。まずは基本となるブリスクUSA・レーシングプラグ、ハイグレードエンジンオイル等を注入し、インテークキット交換の時点でまずはPCM現車セッティングを行なった。PCM(パワー・コントロール・モジュール)現車セッティングとは、チューニングパーツを取り付けて性能が変化した車両状態に対し、最適なパフォーマンスを引き出すようにチューナーがPCMを調整セッティングすることだ。単にチューニングパーツを取り付けるだけでは、十分な性能を発揮できない。


こうしてワンランク上のパワーを手にれたオーナーは、乗った瞬間に分かる愛車の違いに心酔。そして、本当のチューニングの凄さに感動し、他のオーナーと同じく次なるステップメニューを求めるようになっていく。


第二段階のメニューは多岐にわたるため、代表的な部分を列記すると、スウェイバーキット、ビッグスロットル&インテークマニホールドを交換し、PCM現車セッティング。パフォーマンスに合わせ外装にも着手し、フロントリップスポイラー、サイドスカートの追加、ホイールはワーク・エモーション20インチに変更。足回り強化として、チャレンジャー用で実績のあworkオリジナルサスペンションキットをワンオフして組み込んだ。

2016 CHEVROLET CAMARO SS

走りのパフォーマンスは見違えるように向上し、見た目もそれに相応しい姿に変わった。これで一件落着とお伝えしたいところだが、定期的にHPPに通うようになったオーナーは、ファクトリーに並ぶスーパーチャージャー搭載車を見ては質問攻め。そして遂に、ラストメニューとしてスーパーチャージャー搭載、圧倒的な性能を誇るエンジンオイル・トライボダインを注入し、三度目のPCM現車セッティングをすることになる。


これまでHPPで数多くスーパーチャージャー搭載のチューニングモデルを取材してきたが、オーナーの「ここまで来たら、俺もスーパーチャージャー搭載」はお決まりのパターン。それほどまでに、チューニングによって愛車が変わっていく姿は病みつきになるのだ。今後、このスーパーチャージャー・カマロを見て、チューニングに興味を湧くユーザーもいるだろう。そして恐らく、行き着く先はスーパーチャージャーになるかもしれない。スーパーチャージャーのループはまだまだ続く。

697 810

社外品のフロントリップスポイラー、サイドステップを加え、ワーク・エモーションの20インチをセット。元々は他社製サスペンションキットを装着していたが、性能や乗り心地に不満を覚えていたため、HPP オリジナルサスペンションキットに交換。車高はオーナーの要望で低めのセッティングだが、この低さでも走行を犠牲にしないように綿密に計算してワンオフ製作。ボンネットは、スーパーチャージャー搭載に合わせてリアルカーボンに変更。シートはレカロとなっている。

1112

パフォーマンスオイル各種、ブリスクUSAレーシングプラグ、インテークキット、PCM現車セッティングがスタートメニューとなり、その後さらにメニューが追加され、スウェイバーキット、ビッグスロットル、インテークマニホールド交換、PCM現車セッティングを行なう。そして、他のHPPユーザーに負けないようにと、スーパーチャージャー搭載を決意。HPPが新たに導入した、圧倒的なパフォーマンス性能を持つエンジンオイル・トライボダインも注入され、PCM現車セッティング。


Special Thanks HPP(High Performance with Precision)

TEL:048-577-7341
URL:https://www.hpp-jpn.com
Photo:犬塚直樹 Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 8月号掲載

関連記事

RELATED


【ワークグノーシスCVS】エレガンスとスポーティの融合 2ピースの高い自由度も魅力的

カスタムの第一歩にして、もっとも重要な存在となるのがタイヤ&ホイール。目指すスタイルが異なる様に求める内容も人それぞれだが、ほかの人とカブりたくないなら、2ピースの自由度の高さに着目すべきだ。

サーキット走行を見据えたメーカーチューンの実力に迫る!

2018 CHEVROLET CAMARO 2SS 1LE PERFORMANCE PACKAGE

オートギャラリー東京が手掛けたカマロSSはショーカーらしさが光る、魅力的な1台

【カマロSSコンバーチブル】見た目だけのカスタムでなく運動性能も追求したカスタム

ビンテージカーやホットロッドなど、様々なジャンルのカスタムを手掛けるグレイスキャブ。今回紹介するカマロはエアサスを組み込みつつ、運動性能も追求したスタイルだ。

【シボレーカマロ】オリジナルへのこだわりを棄てることで手にした悦楽

シボレー・カマロといえばアメリカン・マッスルカーの象徴。その誕生は1966年。フォード・マスタングに勝つために生まれたのは有名すぎるストーリー。その初代モデルの中でもSSグレードが、三重県のバーニーズの店頭に並ぶこのクルマである。

 

最新記事


2026/05/01

【トミーモータース】最高の状態を常に保ち、最高の状態でユーザーに販売

ショップ

国産&輸入車のSUVを中心に販売を行なうトミーモータース。様々な車種を扱う上で新設したのが、アメ車ビンテージ等を扱うトミーベースだ。ショールームに並ぶ光景はまさに博物館。最高の状態を維持する努力により、最高のコンディションで車両の購入が可能だ。

2026/04/28

【1998 シボレー コルベット コンバーチブル】リトラクタブルの美学を貫いた最後のコルベット

クーペ

シボレー

「個性的なデザイン、高い整備性、手頃な価格」として、90年代のアメ車をプッシュするガレージジョーカー。紹介するコルベットC5も「推し」の一台だ。流麗なボディシルエット、リトラクタブルヘッドライトという伝統を守り続けながら進化したC5は、名作モデルとして語り継がれている。

2026/04/24

【ホットロッドカスタムショー2025】アメリカンモーターカルチャーのファンにとって絶対に無視できない最重要イベント!

イベントレポート

年々注目度が高まるホットロッドカスタムショーは2025年で33回目を迎える。 国内はもちろんのこと、海外からは来場者だけでなく車両エントリーや出店も含め年々増加!国内最大級のインドアショーであると同時に国際的社交場としても大きく貢献!

2026/04/21

【ウルトラパフォーマンスマフラー】単なる車検対応マフラーでなく、色や形が選べる点が最大の魅力

ジープ

チューニング

ショップ

国産4WDのカスタマイズブランドという印象を持つ人が多いかも知れないが、エルフォードではジープ用のエクステリアパーツやマフラーも発売中。スタイリングだけでなく保安基準も満たすので、ディーラーからの信頼も厚い。

ランキング


2026/05/01

【トミーモータース】最高の状態を常に保ち、最高の状態でユーザーに販売

ショップ

国産&輸入車のSUVを中心に販売を行なうトミーモータース。様々な車種を扱う上で新設したのが、アメ車ビンテージ等を扱うトミーベースだ。ショールームに並ぶ光景はまさに博物館。最高の状態を維持する努力により、最高のコンディションで車両の購入が可能だ。

2026/04/28

【1998 シボレー コルベット コンバーチブル】リトラクタブルの美学を貫いた最後のコルベット

クーペ

シボレー

「個性的なデザイン、高い整備性、手頃な価格」として、90年代のアメ車をプッシュするガレージジョーカー。紹介するコルベットC5も「推し」の一台だ。流麗なボディシルエット、リトラクタブルヘッドライトという伝統を守り続けながら進化したC5は、名作モデルとして語り継がれている。

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2018/02/09

マジで「使える」ダッジのミニバン ダッジグランドキャラバン【ファイブスター東都】

バン

ダッジ

新車インプレッション

2017y DODGE GRAND CARAVAN