JLラングラーカスタムの新たな刺客!オンロードこそワイドフォルム!

2021 JEEP WRANGLER UNLIMITED SAHARA
EXTREME AMERICAN
2021 JEEP WRANGLER UNLIMITED SAHARA
ここ最近のラングラーカスタムは2~3インチのリフトアップに35もしくは37インチサイズのマッドテレーンタイヤを合わせるリフテッドが主軸。しかしどれも似たようなスタイルではつまらない。個性を際立たせるなら断然、AGGRESSOR KITだ!
リフテッド主流の中、度肝を抜くセンスでアレンジ!
ハイエンドカスタムホイールの第一線を行くサビーニの姉妹ブランドとして人気を博す「グリッドオフロード」。これまで様々なリフテッドカスタムにおいて主軸となるボトムスとして愛用されており、2015年のデビュー以来、斬新なデザインと高強度ハイスペックなオフロードホイールブランドとしての地位を確立。
そんなグリッドオフロードの新たな方向性としてグリッドジャパンが仕掛けるのが、リフテッドとは一線を画すオンロード志向へシフトしたワイドフォルムスタイルだ。Gクラスを始めとする欧州ブランドを思わせる造型の美しさに加え、ワイドフェンダー内側にLEDを仕込むなど、随所にこだわりが詰まっており、ボディアンダーへ向かうに連れて重厚感をもたらすシルエットはリフテッド主流の昨今、実に新鮮に映える。
また、GD14の20インチに合わせるタイヤがオフロードタイヤではなく、オンロードタイヤであることも特筆物。アーバンオフロードではなく、完全にアーバンオンロード!この潔い選択によってJLカスタムの新たな可能性を見出す。上げるでもなく下げるでもない。ワイドフォルムに徹することで生み出す独自のスタイリングは実に斬新かつ優雅。
これをベースにローダウンを施すも良し。あえてマッドテレーンで魅せるもよし。もちろんリフトアップしてもサマになる。定番のオフローダーとしてじゃなく、可能性を大幅に広げてくれるグリットジャパンの新たなボディパーツブランド「AGGRESSOR」が、ジープカスタムのマンネリを打破する新たな起爆剤となってくれることだろう。
AGGRESSOR FRONT UNDER SPOILER
純正バンパーのアンダー部分にいわゆるリップスポイラー的な取り付け方法で重厚感をもたらすアンダースポイラー。両サイドに流れるような3D デザインで存在感を高めつつ、センター部分は絶妙にシェイプすることでワイドシルエットを存分にアピール。
AGGRESSOR GRILLE WITH LED
下へ向かうに連れて広がりを見せるグリルインサートの視覚効果も手伝ってワイドフォルムに拍車をかけるグリルはヘッドライト部分に眼力を強めるデザインをプラス。上部にはLEDライトが仕込まれており、アグレッシブなフェイス周りへと一新。
AGGRESSOR FRONT FOG LAMP
グリル上部のLEDフォグと同形状の5連フォグランプ。純正のコーナーセンサーを犠牲にすることなく純正バンパーを生かした独自デザインを採用。アンダースポイラー& グリルに合わせて、細部にまでこだわっている。
LED OVER FENDER EXTENSION
本国モデル純正形状のオーバーフェンダーに、ちょうどボディとフィットする黒い部分の幅分ワイドに仕立てるオーバーフェンダーエクステンション。昼間は見えにくいが、ここにLEDが仕込まれており、ナイトドライブでは存在感を高める。また、アンダースポイラーとの出面も計算し尽くされた逸品。
AGGRESSOR ROOF SPOILER
アンダー部分のボリューム感に合わせてトータルフォルムを整える上でかかせないルーフスポイラー。大柄過ぎず、小さすぎない絶妙なボリューム感でリアビューを刺激的に彩る。塗り分けで立体デザインがより際立つように工夫を凝らしている点も特筆物だ。
AGGRESSOR REAR UNDER SPOILER
フロントアンダースポイラーからの立体的な流線形デザインと絶妙にリンクさせたリアアンダースポイラー。下方向へのフィン形状がちょうどマフラーエンドを避けるようにレイアウトしつつも左右絶妙なバランスでフィットさせる造型美にも注目。
GRID OFFROAD GD SERIES GD14
本国オフロードシーンにおいて絶大な支持を持つGRID OFFROAD ホイールのGD14。ブラックリム×赤い刺し色の表情に敢えてオンロードタイヤをインストールする逆転的発想が粋! タイヤサイズは275/55R20でスマートに履きこなしており、A/TやM/Tでは味わえない快適な乗り味を実現!
SAVINI/GRID JAPAN
TEL:054-277-0551HP:https://www.grid-offroad.com/
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2021年 10月号掲載
最新記事

2023/12/04
色のコダワリは無いが、何故か黄色のチャレンジャーを3台乗り継ぐ
走れるチャレンジャーカスタムを提案するCARBOX。ヘルキャットオーナーの竹林さんは、実はこの車両が3台目のチャレンジャーだったりする。
2023/12/01
道なき道の先の目的地へ、クルマ選びは走破性最優先!ラングラーアンリミテッドサハラ
「Jeepとアウトドアは相性が良い」。そんな生温い話ではなく、一歩間違えれば死を覚悟して挑む過酷なクライミングに挑戦し続ける週末冒険家の藤本さん。そんな彼が愛用するラングラーが生々しくてカッコいい!

2023/11/30
半世紀を超えてもなお、ファンを魅了し続けるベビカマ
2ℓ搭載がスタンダードになった現代版のシボレー・カマロ。決して現行モデルが物足りない訳じゃない。扱いやすさに快適性、燃費にパフォーマンスと、何を比較しても半世紀前のモデルの比じゃない。それでも魅力的に映えるカマロのファーストモデル。通称「ベビカマ」。その魅力に迫る。