定番を避けたグランドチェロキー・ラレードって選択肢も粋!
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2017 Jeep Grand Cherokee Laredo
ジープといつまでも!~Stand by me forever~
2017 Jeep Grand Cherokee Laredo
アメリカンからカウルスポーツまでバイクに魅せられた女子が操るJEEP
ハッシュタグで「JEEP 女子」「四駆女子」って検索ワードが流行るくらい、ここ最近は女性オーナーの勢いが凄まじい。そんな中、クルマはサラッと二輪はコッテリな二刀流ガールズオーナーとして魅せられたのが紹介するmiriy(みりぃ)さん。定番を避けたグラチェロ・ラレードって選択肢も粋!
ワイルド&クールなのに気品溢れる色気に迫る!
ライダースジャケットに身を包み、マットブラックのカウルスポーツCBRが凄く似合うクールビューティーなみりぃさん。休みの日はツーリングか、もう一台の愛車ビラーゴのカスタムに勤しむ生粋のバイク女子だ。木曽山脈やツーリングの聖地であるビーナスラインからもそう遠くない長野県在住の彼女にとって、その素晴らしい景色を堪能できるバイクは、もはや身体の一部のような存在。
そんな彼女の愛車が紹介するグランドチェロキー。ラングラーやハイラックスも候補にはあったが、マニアックなマツダのトリビュートを初の愛車として迎え入れて7年所有していた経験から、なるべく一番人気や定番車種を避けたいとの思いが強く、グランドチェロキーのラレードを選択している。マニアック加減はそれだけに留まらず、通常はモケットインテリアの内装を好みのレザーシートカバーでアレンジ。さらに18インチの純正ホイールから最上級グレードSRT用のレプリカで20インチ化にするなど、純正然としながらもラレードにしてラレードに非ずな玄人好みの仕立てにこだわる。
そんなグランドチェロキーと並べて映えるカウルスポーツバイクが2019年型のホンダ・CBRだ。赤いラインをすべて取り去ったマットブラックボディが購入の決め手となり、ここ最近は自宅のガレージでビラーゴのカスタムに勤しむ傍ら、ツーリングは専らCBRという二刀流。
アメ車と絡めるならアメリカンなビラーゴの方が映えるかとギリギリまで悩んだが、ラグジュアリースポーツな印象の強いグランドチェロキーには、こっちが大正解!モノトーン基調のコントラストも色気があって良き。まだ納車されて2年少々ではあるが、運転にも慣れてきた。むしろここ最近は、ライディングポジションがアメリカンと真逆のCBRに四苦八苦(笑)。
いずれはグラチェロのルーフにスノーボードキャリアを付けて、ウィンターシーズンに純正18インチ×スタッドレスを装着して、颯爽とスノーボードに出掛けてみたいと話す。通勤から買い物、レジャーまで、バイク同様にグランドチェロキーが彼女と一心同体になる日もそう遠くない未来と言える。
マイナーチェンジされて精悍なフロントマスクへと進化を遂げた2017年モデル。3.6L V6のペンタスターエンジンはトルクフルで、セレクテレインシステムでAUTO モードを選択すれば雪やぬかるみ、砂利道など路面状況も余裕。SPORTS モードでダイナミックなドライビングフィールを堪能することもできる優れものだ。また、レザーインテリアでSRT用20インチの履きこなしも、的を射たセンスの良いアップグレードとして好印象。過剰なカスタムはもはや不要。サラッと乗りこなしてこそ粋である。
250ccの本格派アメリカン、ビラーゴのマフラーにバンテージを巻いてみたり、スプレー缶でエンジンを塗装したりと、割と男性がやっても根気がいる作業に没頭し、女の子のユーチューブとしては珍しく視聴者に媚びない動画は斬新かつリアルで面白い。気になった人はmiriy miriyで検索してみて!
owner :miriy
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年 1月号掲載
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