トラディッショナルな5スポークの大口径仕立て【AMEMAG AG-00】

ホイール

アメマガ2023年2月号

やっぱり OBS!

オールドボディスタイル

覇王ホイールズ

鹿児島県

オーダーメイドの鍛造ホイールブランド「HIGH FORGED」で全国に名を馳せる覇王ホイール。一方で鋳造ながらビレットホイールの様な表情を見せる「AMEMAG」もヒット作として健在。その2作目が満を持してリリース!

やっぱり OBS!


ジャンルを問わずマッチする万能性が嬉しい!

AMEMAG AG-00

クレーガー、サプリウム、トルクトラストなど、5スポークデザインのホイールは古くからアメ車の足もとを魅力的に彩ってきた伝統的かつ定番の造型。しかし大半は15インチが中心で、大口径でシンプルに5スポークデザインで履かせやすいサイズ展開っていうのは意外とレア。そんな中、OBSの2WDやシェビーバン、アストロなどに特化した127の5穴で新たにリリースされたのが、紹介するAMEMAG AG-00だ。

アルコアチャレンジャーを思わせるAG-05同様に、往年のアメ車シーンにおける定番デザインをモチーフにしながらも、ひと回り口径を大きくして鋳造ポリッシュでビレットホイールの様な重厚感と輝きに仕立てたAG-00。

当初は17インチを想定してのリリースを検討していたが、OBSを数多く取り扱うナオキモータービルドへ相談したところ、ここ最近はトラディッショナルなデザインの大径化も多くなってきているので「20インチが良いのでは?」と後押しされて20インチの8.5Jと10Jの2サイズをリリース。前8.5J、後10Jのシンデレラフィットは、個性強めのレギュラーキャブから定番スタイルまで、幅広いジャンルに似合う。

10Jで合わせるとフロントがハミタイ状態になってしまうOBSの構造を考慮して8.5Jと10Jをラインナップ。8.5Jで4本ならアストロなどのミニバンでも合わせやすい。今後は15インチ、17インチのサイズ展開も予定しているとのこと。

装着モデルとして使用した車両は、スパルタンな内装に黄色いボディカラーが個性強めなNaokiMotorBuildの若きビルダーじゅん君の愛車。履くなり「買います♡」と即答したのはここだけの話(笑)。


AMEMAG AG-00

SIZE : 20x8.5J / 20x10J
HOLE:5
PCD:127
COLOR : Polished


車両提供:Naoki Motor Build
TEL:072-236-7300
http://naoki-mb.co.jp 


HAOU WHEELS
TEL:0995-73-8684 
URL:http://www.haouwheels.com 


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2023年2月号掲載


関連記事

RELATED


フェイススワップカスタムに新たな息吹を吹き込む

シボレー・アストロにはGMC・サファリという兄弟車がいたのと同じく、シボレー・C/K、タホ、サバーバンにはGMC・シエラ、ユーコン、サバーバンという兄弟車がいる。その特性を活かしてフェイスを交換することはテッパンだが、さらに別のアプローチが登場!

【AMEMAG AG-00】定番だからこそ奥深き5スポークの美学!

ワンオフオーダー鍛造ホイール「HIGH FORGED」、スチールホイールの大本命「NEO STEELS」、そして今回紹介する鋳造オリジナルホイールの「AmeMag」。覇王ホイールが独自に展開するオリジナルブランドから目が離せない!

高い整備力を誇るナオキモータービルドにOBSの“メカニズム” を解説してもらう

大きく分けて95年モデルまでのTBIと96年モデル以降のVORTECの2種類のエンジンが存在するOBS。ここではこの2つのエンジンの特性やメリット&デメリットなどを、開業当時からOBSを見てきたナオキモータービルドで伺ってきた。

スクエアなスタイルと扱いやすいサイズが魅力♡【1995 シボレー タホ】

自動車メーカーが女性向けのクルマを開発すると、どういう訳か「コンパクト/丸っこい形/ピンクなどの明るい色」で纏めがち。でも、女性らしさ…という考え方はイマドキではないし、そんな時代を先取りしたakaneさんのカーライフを紹介しよう。

1997年の新車購入から四半世紀を経てフルリメイクを敢行!【1997 シボレー サバーバン】

OBSを語る上で新車からずっと乗り続けているオーナーは非常に興味深い。それがスラムドサバーバン界の重鎮且つ、ショーカーで普段使いまでこなす強者となればなおさらだ。そこで濱田さんに登場頂いた次第だ。

 

最新記事


2025/11/11

兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに

セダン

クーペ

ダッジ

フォード

ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。

2025/11/06

統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】

クーペ

ビンテージ

シボレー

ショップ

ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。

2025/11/04

【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典

イベントレポート

FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)

2025/10/30

【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち

イベントレポート

MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

ランキング


2024/12/31

【FORD F-150 LIGHTNING】公道は走行できないですがビジネスのために投入!

ピックアップトラック

フォード

チャレンジャー専門店のラグジ・島澤社長から「F-150のライトニングを、ディスプレイ用として購入したお客様がいますよ」と連絡が。展示するためのクルマってどういうこと? とモヤモヤしながら取材に向かった。

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。

2018/03/27

スラムドは不向きとされるラムバンを極限まで落とし込む

バン

ダッジ

足回り

アストロやシェビーバンなどのGM系バンでは着地スタイルも珍しくはないが、ベースがラムバンとなると車高調でローダウンが限界…。だが、その一歩先を目指し、アキュエアーを駆使してボディメイクを敢行!

2021/01/22

【アメリカNo.1売上】本場が認めるキャンピングトレーラーJAYCOの内外装とは?

キャンピング

キャンピングトレーラーがあれば、あれもこれもとキャンプ道具を積み込むことなく、必要な時だけ連結して、いつでも贅を尽くしたトリップが可能!

そして切り離せば現地でも気軽に周辺の観光スポットを探索できるメリットもある。さぁ、キャンピングトレーラーを始めてみませんか!

Text & Photos|アメ車MAGAZINE