鹿児島発信!ワイルドリフテッドのタンドラが超ヤバい!

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アメマガ2022年3月号

覇王

2010 TOYOTA TUNDRA

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2010 TOYOTA TUNDRA

2020年9月の購入からわずか1年ほどで怒涛のワイルドリフテッドへ格上げ!

まるでトランスフォーマーに登場するアイアンハイドの如く、一般的なフルサイズトラックとしてのサイズ感を大きく上回る威風堂々スタイルへと格上げされたタンドラ。26×16Jに40インチのボトムスで、ハイ& ワイドフォルムに拍車を掛ける!

鹿児島発信のワイルドリフテッドが超ヤバい!!

20代前半の若さながらカスタムに対しての熱量がハンパないダイスケさん。アメ車との出会いはこのタンドラの前に1年半ほど乗っていたエスカレードから始まる。

 

ホイールを変更してサラッとカスタムして乗っていたが、フルサイズトラックに魅了されて乗り換えを決意。購入したのは今からザックリ1年半ほど前。鹿児島でアメ車乗りたちが集う中で出会った覇王ホイールの畠中氏が乗るH2に魅せられ、そのボトムスがフルオーダー鍛造ホイールの自社ブランド「HIGH FORGED」と知ったことが、彼のタンドラカスタムに火をつけた確固たる理由だ。

 

そこから目標をカスタムカーショーの大本命であるクロスファイブファイナルと掲げ、ホイールのリム幅やタイヤサイズを相談の上、デザインはその道のプロである畠中氏へ委ねる一方で、自身は40インチ&ディープリムを履くに相応しいスタイルにするため、行きつけのショップ早崎自動車とタッグを組んで製作を開始した。

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足回りはBDSの7インチキット&ボディリフト、さらにリア純正エアサスを取り外して、スカイジャッカー製リーフサスペンションに交換することで、フロント約10インチ、リア約12インチの上げ幅を確保。タイヤ外径アップを加えて全高は286cmと3mに迫る怒涛のリフト量。助手席に乗らせてもらって見た景色は、もはやダンプトラックの様な感覚。また、ベッド外側へと突き破って反り立つ煙突マフラーは170Φの極太で、まさにV8を轟かせて走るワイルドさは圧巻! やるからには妥協を許さない一直線な姿勢が〝孤高のワイルドリフテッド〟を実現させた!

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グリルはTOYOTA純正色のスーパーホワイトで塗り分け、タンドラの丸みを帯びたバンパー形状を削ぎ落とすかのようにデザインされたワンオフバンパー。こちらは海外のfusionbunperを参考に製作。下回りの色とマッチさせたブルヒッチの塗り分けもナイス!

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ただでさえ珍しいカスタムの煙突マフラーを、ベッド内で中間パイプをレイアウトして、最後には外側へ突き破って170Φの極太ステンレスパイプで空高く反り立たせるスタイルは、怒涛のインパクト!ベッド部分に荷物が積めるのかとか、熱くないのとかなんてことを気にするのはナンセンス。カスタムの世界は潔さが大切。

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デザインはお任せで依頼を受けたHIGH FORGED 畠中さんは、鍛造だからこそできる繊細なディテールにこだわりつつも16Jのディープリムが映える様にデザイン。組み合わせるタイヤはNITTOトレイルグラップラーの40×15.50R26だ。

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BDSのリフトアップキットをホワイト&ブルーで塗り分けれており、プロペラシャフトからデフまで徹底してペイントを施す。また、リフトアップすることで目立ちがちなインナーフェンダーはMammothguard製でフレームのホワイト&ブルーとマッチするように塗り分けられる。リーフスプリングはバラして一枚筒塗り分けたり、電動ステップが閉じた状態でその存在感を可能な限り払拭する様にボディ同色に塗ったりと、徹底しているところが分かる人には分かるこだわりである。

OWNER:Daisuke


HAOU WHEELS【覇王ホイール】

TEL:0995-73-8684
http://www.haouwheels.com
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年3月号掲載

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Text & Photos|アメ車MAGAZINE編集部
アメ車マガジン 2019年 1月号掲載

 

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