「HIGH FORGED」のビードロック17インチを装着したタンドラ

ピックアップトラック

逆輸入車

OTHER

覇王

アメマガ2022年4月号

タンドラ

HIGH FORGED

AMERICAN CUSTOMS

HAOU WHEELS

2014 TOYOTA TUNDRA

AMERICAN CUSTOMS


カスタムの醍醐味はイマジネイション!

2014 TOYOTA TUNDRA

ボルトオン装着可能な市販品で着飾るのも悪くない。ブランド=ステイタスってのも頷ける。だけど、こだわればこだわるほどに、他人と同じじゃ満足できなくなるのがカスタムの奥深さ。その沼にハマりし者が行き着く先こそ、ワンオフワールドだ。

一通りスタイルを確立した後、リセットしてリトライ!

豪快に川へ侵入して撮影してから数年。かつて覇王ホイールのデモカーとして本誌誌面を賑わせたあのタンドラが再び誌面に登場することとなった。キッカケは昨年末のクロスファイブ・ファイナルの会場。一昨年エントリーしていた時の面影はほとんどなくなり、始めてエントリーした時のサイクルキャリアスタイルとも異なる。

 

誌面に登場した時は同色のカヤックを積載しての撮影だったことも記憶に新しく、思い返せば毎回思考を凝らしたマニアックで個性的なスタイルで我々を楽しませてくれるKokiさん。そんな彼がフルオーダーフォージドホイール「HIGH FORGED」の新作ビードロック17インチの第一号モデルとして新たに仕様変更を果たした。そのホイールに触発されて、覇王ホイール神戸営業所独自ディビジョンとして新たに展開することとなったのが、ワンオフバンパーやワンオフラックを初めとするアイアンワークだ。完全フルオーダー制で、寸法から角度、形状までこだわりたい方にとって、まさに吉報である。

2014 TOYOTA TUNDRA

ポケットスタイルのビス穴をすべてプレーンに加工してバンパー側へと絶妙な角度でアプローチしつつ、重厚感をセンターに集中させて両サイドタイヤが正面からのアングルでワイルドに魅せつけるフォルム造型美がまさにソレ。さらにベッド部分からゲートを飛び出してスィングアームロング加工を施すバギーの寸法と合わせたキャリアもKokiさん自ら製したもの。

 

この他リフトアップで必須となるマウントを隠すプレート(通称「下駄隠し」)や、ワンオフルーフキャリアなど、要望があれば様々なアイアンパーツを設計、製作してくれるとのこと。「ない物は作る」をコンセプトに、フルオーダー鍛造ホイールを筆頭に、そのもう一歩先へと世界観を広げ続ける覇王ホイール。カスタムのあるべき姿を追求する冒険は、これからが本番と言ったところだ。

DSC_6416DSC_6413

軽量なファイバーではなく、強靭なアイアン製法のオリジナルフロントバンパー。多少オフロードでヒットしても凹む心配もなく、上から同系色のラプターライナーで塗れば即席でリペアが可能となっている。オーバーフェンダーからナチュラルに造型された両サイドのアプローチもお見事!

DSC_6432 DSC_6443 DSC_6433

ベッドにバギーやバイクを積むのがセオリーなトラッキンライフではあるが、積載スペースの有効活用と積んだ時のフォルム重視で、キャリアを製作してウインチで引き上げてバギーを載せるのがクール。両サイドの造型は他車種用のサイドステップを流用しており、タフな印象を色濃く反映。ブルヒッチも抜群に似合う!

DSC_6386 DSC_6397 DSC_0788

HIGH FORGEDの新作17インチビードロック第一号としてオーダー。ビード部分をボディカラーとマッチさせつつ、ニットー・トレイルグラップラーの40×13.5R17とタイヤの厚みにこだわった組み合わせが、オールドスクールなリフテッドトラックらしくて好印象。フルオーダー製法なので車種やジャンルを問わずお好みのリムデザインでオーダーが可能だ。

DSC_6391DSC_6440

ラフ& カントリーのVERTEXリザーバータンク式のショックを前後に装着する足回り。ベースとなるプロコンプのリフトアップキットとも相性が良く、40インチの重量級タイヤ装着でも乗り心地は上々。


HAOU WHEELS【覇王ホイール】

TEL:0995-73-8684
HP:http://www.haouwheels.com
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年4月号掲載

最新記事


2025/01/20

【ヴォルテックス横浜】アメ車と共に野遊びをトコトン楽しめ!

バン

アウトドア

アウトドアブームを背景に、SUVやピックアップトラックにルーフラックやテントを載せたスタイルがバズっている。さらにバンやトラックをベースとしたキャンピングカーもこのブームで注目を集めている。しかし、どうせならアメ車をベースとしたオーバーランダーやキャンピングカーでアウトドアライフを謳歌したいところ。そんな想いを叶えてくれるのが「ヴォルテックスヨコハマ」だ。

2025/01/17

たっぷり時間を使って住んでいる姿をイメージし自分たちの理想を追求

HOUSE

紹介されたハウスメーカーで、一番気になったのはジェネラルアメリカンホーム。完全自由設計で、ここなら自分たちの理想の住宅を建ててくれるかも。2年という長い年月を掛け、村瀬さん夫婦は拘りの住宅を作り上げていく。

2025/01/16

2列シートのグランドチェロキーに対応するBCDボディキットの発売を開始

SUV

ジープ

ジープ・グランドチェロキー専用のボディキット「BCD」をプロデュースするセンスが、3列シートのグランドチェロキーL用に続き、2列シートのグランドチェロキーに対応するBCDボディキットの発売を開始した。純正デザインを崩さず、違いを表現したいというニーズが高いだけに、益々BCDを求めるオーナーが増えそうだ。

2025/01/16

アメ車マガジン2025年3月号 絶賛発売中!

雑誌

アメ車に乗る最大の理由「カスタムを楽しみたい」に焦点を当てた特集号。そしてアメ車マガジン初開催のアメ車女子会も完全レポートします!

ランキング


2025/01/15

【シボレーカマロ】オリジナルへのこだわりを棄てることで手にした悦楽

クーペ

ビンテージ

シボレー

シボレー・カマロといえばアメリカン・マッスルカーの象徴。その誕生は1966年。フォード・マスタングに勝つために生まれたのは有名すぎるストーリー。その初代モデルの中でもSSグレードが、三重県のバーニーズの店頭に並ぶこのクルマである。

2025/01/20

【ヴォルテックス横浜】アメ車と共に野遊びをトコトン楽しめ!

バン

アウトドア

アウトドアブームを背景に、SUVやピックアップトラックにルーフラックやテントを載せたスタイルがバズっている。さらにバンやトラックをベースとしたキャンピングカーもこのブームで注目を集めている。しかし、どうせならアメ車をベースとしたオーバーランダーやキャンピングカーでアウトドアライフを謳歌したいところ。そんな想いを叶えてくれるのが「ヴォルテックスヨコハマ」だ。

2025/01/16

アメ車マガジン2025年3月号 絶賛発売中!

雑誌

アメ車に乗る最大の理由「カスタムを楽しみたい」に焦点を当てた特集号。そしてアメ車マガジン初開催のアメ車女子会も完全レポートします!

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger