SICを縁とした4人のスノーボーダー。そんなメンバーがアメ車に乗ってスノーボードトリップを敢行。

SUV

シボレー

ダッジ

ハマー

アメマガ2022年5月号

タホ

H2

ナイトロ

SIC

埼玉県

高橋レオ&星野文香さん、トッププロとアメ車でいく!

長野スノーボーディングトリップ


SHIAR'S INTERNATIONAL Presents
AMERICAN CAR'S × PRO SNOWBOARDER'S

スノーボードの魅力に取りつかれたSICを縁とした4人のスノーボーダー。そんなメンバーがアメ車に乗ってスノーボードトリップを敢行。2名のトッププロボーダーも交えた豪華ツアーをレポートしよう。

トッププロと雪山を滑るスペシャルなボードデイ

スノーボーディング。それは雪山をかっこよく滑るアメリカ発祥の遊び。30年ほど前に日本へと輸入され、スケートボーダーやサーファーといったヨコ乗り系の若者へ一気に広がったのはご存知のとおり。そんなスノーボードとアメ車の相性が悪いはずがない。

埼玉県でアメ車の販売からメンテナンス、カスタム全般を請け負うシアーズインターナショナル(SIC)のスタッフ、大野さんもそんなスノーボードアディクトのひとり。その入れ込みようは、冬季は毎週のようにゲレンデに通いスクールにも入るのはもちろん、よりうまくなるためにとオフシーズンには練習場に通い技を磨く入れ込みようなのだ。そんな大野さんの先生となるのがプロスノーボーダーの高橋烈男(レオ)さん。

さまざまなメディアで活躍するだけでなく、スノーボードの開発にも携わるプロ中のプロだ。また様々なトリックを教える「高橋烈男パーク&グラトリスクール」を群馬県川場スキー場と長野県竜王スキーパーク、埼玉クエストで開校するなど、スノーボードの楽しさを広める活動も行なっている。

そして高橋さんを先輩と慕い、プロスノーボーダーとして活躍するのが星野文香さん。幼少からゴルフの特訓を受けプロを嘱望されるレベルだったが、スノーボードに出会いスノーボードの専門学校に入学。在学中にメーカー契約をうけプロスノーボーダーとしてデビューするなど、天性の運動神経をいかして活躍する。

 

さらにもうひとり、今回はSICのお客さんでもあり、大野さん同様に高橋烈男さんのスクールに通う星野さんも帯同。パス券をシルバー優待で買える歳にも関わらずバックフリップやワンハンドプラントにチャレンするパワフルおじさんなのだ。さらに実はスノーボードが日本に伝わった黎明期にボードを購入したという経歴の持ち主。

今回、高橋烈男プロはSICにタホを借りての参戦となる。一方星野文香プロは半年ほど前に同社にて買い替えたばかりの愛車ナイトロで参戦。さらにSICで何台クルマを買ったか数えきれないという星野さんは迫力満点のハマーで参戦。そんな3台が揃ったのは長野県中野市。連日スクールで教えたり、滑ったり、出張帰りだったりとそれぞれの時間をやりくりしての参加だが、ボードができるということで朝から楽しそうな顔になっている。スノーボードを通じて新しい出会いがある。それがスノーボードの楽しみであり、そしてアメ車とも通じる魅力なのかもしれない。

早朝、氷点下の道をアメ車が連なって走る様子は感動モノ。ただ走っているだけなのだが、すれ違うクルマや人も思わず振り返るカッコ良さがあるのがアメ車なのだ。今回滑るゲレンデは高橋プロのスクールもある北志賀高原にある竜王スキーパーク。広い初中級者用バーンだけでなく、日本でも早くから未圧雪のパウダーコースを常設する人気ゲレンデだ。リフトを下りて軽くゲレンデを流しつつ、スタイリッシュにトリックを連発する二人のプロ。さりげなくカッコイイいいのはさすが。

もちろん生徒の大野さん、星野さんも負けずに技を繰り出す。生徒とはいえ二人のレベルはゲレンデでも突出している。タダモノではないオーラを出しつつ滑る4人はやはり注目を集める。上手い人はカッコイイ。そしてイカしたクルマに乗っている。どうせ生きるなら自分が好きなことを追求しつつ、楽しく、カッコつけて生きていく。そんな人生観も感じられたスノーボードツアーとなった。

美人ボーダーを引き立てるワイルド&キュートな相棒

集合場所にさっそうと現れたワインレッドのダッジ・ナイトロ。これがスノーボーダー星野文香プロの愛車。このクルマとの出会いは運命的なものだった。

以前は国産車に乗っていた星野プロ。乗り換えを検討した時に先輩でありクルマにも詳しい高橋プロに相談したところ「アメ車がいいじゃん」とアドバイスされた。しかし輸入車に詳しくない星野プロはロゴに大好きな動物が付いているメーカーをチョイス。最初は「牛さん」が付いているからとランボルギーニ・ウルスをチョイスしたが、初めての輸入車でさすがにと高橋プロから却下され、次に選んだのが「羊さん」。さらに四角いデザインが好きということでナイトロとなったという。色もワインレッドがいいと思っていたところ、SICの大野さんがちょうど仕入れようとしていたナイトロがワインレッドだったのだ。

そんな運命的な縁で星野プロのもとへとやってきたナイトロ。積車で運ばれてきたクルマを見た第一印象も好感触。乗ってみると乗り心地も良く、右ハンドルなので違和感もない。動物が大好きな星野プロは犬や猫を乗せて走ることも多いので乗り心地は重要なポイントなのだ。また滑り終わるとユーチューブの動画やブログの編集も行なうのでAC電源とUSBが使えるようにインバーターを装備したり、ヘッドライトをLEDにするなど、自身のスタイルに合わせたカスタムも行ったそう。

 

国内の大会や遠征には友人たちとナイトロで駆け付ける彼女。地元新潟だけでなく北海道の雪道もしっかり走れ、しかもキュートなルックスのナイトロは星野プロにとって欠かせない相棒となった。

スノーボードと道具を載せて走る星野文香プロの欠かせない相棒!

2007y DODGE NITRO×Fumika Hoshino

ボードこそたくさん積んでいるが荷物は最小限。車内が濡れないよう防水バッグも積んでいる。シートにはネオプレン製シートカバーを装着しウエアのまま乗り込めるようにしている。

ちなみに荷台に積むお米は星野プロの実家で栽培する魚沼産コシヒカリ。彼女のYouTube から購入することも可能だぞ!

2008y CHEVROLET TAHOE×Reo Takahashi

高橋プロはSICからタホを借りての参加。普段は欧州車や国産SUVでゲレンデに通うが、メンテナンスなどは同店で行ない自身のYouTubeでも紹介する。また星野プロをはじめ仲間が購入する時には相談されるほどのクルマ好きでもある。タホの感想は「乗りやすいし快適だし良い!」とのこと。タホが愛車になる日は近いかも!

2005y HUMMER H2×Masatoshi Hoshino

アメ車にほれ込み乗り継いだ数は20台以上という星野さん。そんなアメ車歴のなかでもいちばん好きというのがハマー・H2。このハマーで3台目というから、そのハマりようが分かる。このクルマもボードやキャンプ道具を満載にして、毎週のように遊びに行くそうだ。


THANKS:SHIAR'S INTERNATIONAL

TEL:048-929-2222
https://www.sic-jp.com/
PHOTO:Tomo's PHOTO
TEXT:石上智章
アメ車マガジン 2022年5月号掲載

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