足もとを前後左右で異なるデザインとカラーリングをしたマスタング

クーペ

フォード

WORK VS

アメマガ2022年6月号

マスタング

フォードで駆けろ

コーストモータリング

埼玉県

KRZ

ワークエモーション

WORK EMOTION

FORD MUSTANG WIDEBODY CUSTOM

フォードで駆けろ!輝きを放つブルーオーバル


ワイドボディ×アシンメトリー

FORD MUSTANG WIDEBODY CUSTOM

ワインレッドのカラーリングにデュラフレックスのボディキットを装着してひと際ファットなシルエットを手に入れたマスタング。足もとを彩るディープリムは前後左右で異なるデザインとカラーリングとすることで自分色を強く押し出す!


マスタングのワイドボディ化でオンリーワンを目指す

アレンジ次第でいかに楽しむかが勝負!

コーストモータリング製作によるスーサイドドア仕様のチャレンジャーは、2022年1月に開催されたオートサロンで披露した車両だが、実はその隣でブースを彩っていた車両がもう1台、それがこのワイドボディ化されたマスタングである。ちなみにオーナーのKUNISAKIさんは、これまでに300Cやチャージャー、タンドラなどを乗り継いできた生粋のアメ車ガイで、現愛車の前も先代型のマスタングを所有。「マスタングほど楽しめるクルマはそうそうない!」と惚れ込む。

FORD MUSTANG WIDEBODY CUSTOM

そんな彼とともにコーストモータリング代表の松本氏とでオートサロン出展に向けての話し合いが行なわれた中で、当初は前愛車をさらにカスタムして…という流れだったそうなのだが、チャレンジャー同様に“誰とも被りたくない”という真意が根底にあるため、新たなクルマで一から作り上げることで合意したのである。そして、そのベース車両として選んだのは現行型マスタングだった。

 

まずスタイルの方向性としてワイドボディ化はハズすことのできないキーワード。前愛車もワイドボディ化されていたこともあり、ナローボディではもはや物足りなさを感じるまでに。しかし、単に横幅を広げただけではせっかくのシャープなシルエットが台無しになってしまうため、ワイドボディフェンダーの出幅に合わせて前後左右も見直すこととなったが、デュラフレックスのボディキットで構成することでボリューミーさが増しても統率のとれたシルエットを与えることに成功。

FORD MUSTANG WIDEBODY CUSTOM

そしてもう一つのポイントとしてはアシンメトリーカスタムがある。オーナーは前愛車のマスタングだけでなく、それ以前の愛車にもこのメイクを取り入れてきただけに、今回ももちろん導入。

 

左右で異なるギミックだけでは飽き足らず、今回は前後でも異なるギミックを取り入れることで新たなスタイルを構築。「共にオートサロンに出展したチャレンジャーと比べると、手間という面では及ばないかもしれないけれど、独自のアレンジで差別化を図りつつも魅せることはできるということを証明したかった」そうだ。カスタムはあくまで自己満足の世界。どれが正解というものはない。自身が興奮するとともに、誰かに影響を与えられたのであれば、それが正解だろう。

DSC_7503 DSC_7541DSC_7501 DSC_7517DSC_7530

ベース車両を新しくしようとも、ワイドボディ化することは決定事項。これに併せて用いたのがデュラフレックスのボディキット。フロントは一見するとストックのままの様に思えるが、グリル&バンパー一式をリニューアルするとともにリップスポイラーを装着。そしてサイドスカート、ウイングスポイラー、リアディフューザーを纏わせ、オーバーフェンダーはビス留めタイプをセレクトしつつ、さらにダクトをプラスしてアレンジ。

WORK EMOTION CR 3P WORK VS XV

これまでに所有してきた車両も左右で異なるカラーリングを履きこなしてきたそうだが、今回はさらに前後で異なるモデルを装着するといったアレンジで魅せる。フロントはWORK EMOTION CR 3Pの20× 12J、リアはVS XVの20×14J。そのスポークの奥ではコーストオリジナルのブレーキキットが存在感を放っている。

DSC_7433

これまでコーストモータリングで施工してきたエアサスでは、ユニバーサルエアーの装着率が高かったが、このマスタングにはKRZのエアーサスペンションキットを用いてロワードスタイルを構築。

DSC_7465 DSC_7448DSC_7461

スポーティな装いのエクステリアに合わせるべく、インテリアにはカーボン調パネルを装飾。さらにパドルシフトなどをレッドにメイクして統一感を際立たせている。


マッスルカーを華麗に昇華させる、SAVINI FORGEDの魔力

レーシー且つストイックなスタイルでアシンメトリーにカスタムされたマスタングGT!


COAST MOTORING【コーストモータリング】

TEL:04-2946-7203
HP:https://coast-jp.com
PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2022年6月号掲載

関連記事

RELATED


レーシー且つストイックなスタイルでアシンメトリーにカスタムされたマスタングGT!

2014 FORD MUSTANG GT

エアサスでもゼロヨンは可能、でもヘネシーの速さは異次元!

「カスタムカーって、見るだけで実際には走れないんじゃない?」と、そんなイメージを多くの人が持っているのでは。そんな先入観を払拭するために、コーストモータリングがゼロヨンという方法で、その走りを大検証してみた!

中学3年でアメ車購入を決意、マスタングを購入してから免許取得を目指す

初々しい初心者マークが貼られるマスタング。オーナーは今春高校卒業を迎える現役高校生のnomustangさん。中学3年のときにアメ車に乗ることを決意し、高校卒業を前にマスタングを購入。しかも免許取得をする前に…。

マスタング専門店とも言えるほど、多くのマスタングを販売するガレージダイバン

マスタング専門店とも言えるほど、多くのマスタングを販売するガレージダイバン。様々な世代やグレードを販売していくなかで、積極的に導入しているのがMT仕様。その理由はただひとつ。マスタングで走りを楽しむオーナーが増えているからだ。

マスタングマニアが最高の形を追い求めたエレノア仕様

2010 FORD MUSTANG GT
2009 FORD MUSTANG GT

 

最新記事


2025/12/25

【レネキャン】レネゲード10周年!変わらぬ絆、広がる輪

イベントレポート

Rene Camp in Lake Saiko

2025/12/25

チューニングパーツメーカー「HKS」がコルベット用サスペンションを開発

足回り

HKS HIPERMAX TOURING
HKS HIPERMAX S

2025/12/23

【キャデラック エスカレード EXT】地味すぎず奇抜すぎない、絶妙なバランスを意識!

ピックアップトラック

キャデラック

ショップ

株式会社プルーヴ
愛知県一宮市

2025/12/18

若い世代にも手が届くチャレンジャーR/Tをベースにカスタム

クーペ

ダッジ

独創的なボディパーツを提案し、唯一無二の世界観を創造するLUXZのEDGE CUSTOMS。13年間掛けて現在の境地に辿り着いたが、その始まりとなるのがこのM-LINE となる。

ランキング


2025/12/23

【キャデラック エスカレード EXT】地味すぎず奇抜すぎない、絶妙なバランスを意識!

ピックアップトラック

キャデラック

ショップ

株式会社プルーヴ
愛知県一宮市

2021/10/13

ライバル達が生産終了するなかエクスプレスは今も現役販売される

バン

シボレー

2017 Chevrolet Express 2500 LONG EXPLORER CONVERSION

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2024/12/31

【FORD F-150 LIGHTNING】公道は走行できないですがビジネスのために投入!

ピックアップトラック

フォード

チャレンジャー専門店のラグジ・島澤社長から「F-150のライトニングを、ディスプレイ用として購入したお客様がいますよ」と連絡が。展示するためのクルマってどういうこと? とモヤモヤしながら取材に向かった。