ATでも充分楽しいですが、MTならもっと楽しいハズ【2014 ダッジ チャレンジャーR/T】
ナイトライダーを観たことがきっかけでマスタングに興味を持つが、幼馴染の三善さんがチャレンジャーを購入した事に触発され、自分もマッスルカーワールドに踏み込んでしまったそうだ。
THRILL RIDES
走る・曲がる・止まるを考慮し本当のチューニングを計画中
2014 DODGE CHALLENGER R/T
幼い時からアメ車が気になっていたが、維持費や燃費などを考えると「現実的じゃないな…」と諦めかけていた川西さん。ところが自分の幼馴染が先にチャレンジャーを買ってしまったから、正直、いてもたってもいられない。両親にアメ車に乗りたいと相談するも「馬鹿かお前は!」と、当たり前の様に一蹴されたとか。
だが、社会人1年目の時に頑張って資金を貯め、この春念願のRTを手に入れた。当初は反対していた両親も最終的には「今しか乗れないクルマに乗った方がいい」と理解を示してくれたとか。
ちなみに納車してまだ半年も過ぎていないが、川西さんも既にサーキットデビュー済み。初めて走った感想を聞いてみると「無我夢中で、ひたすら前だけ見て走っていました。でも、次も走りたいですね」と1度目でその魅力にドップリと浸かってしまった。
そんな川西さんの愛車は、ローダウンサスを組み込み、ヘルキャット純正ホイールをセット。今後は、より走りをアピールしたスタイルにすべく、スプリッターを追加したいとか。また、一般道では何ら問題はないが、サーキットではブレーキの甘さを実感したとも。一般道とサーキットの違いを如実に体感できるので、サーキット走行は非常に良い勉強になると語っており、非常に研究熱心な一面を感じさせてくれた。
余分な加飾は一切施さず、ある意味ストイックなシルエットと言える川西さんのチャレンジャー。今後の計画としてスプリッターなどの空力パーツやブレーキの強化を検討しているが、CARBOXの山西社長は「いずれMT車がきっと欲しくなるから、あまりカスタムしちゃダメだよ」とブレーキを掛けている様子。
ホイールはヘルキャットの純正を装着。決して純正品が悪いわけでは無いし、「どうせなら本物のアイテムをチョイスしよう」と山西社長が提案。
5.7ℓのHEMIを搭載。エアクリーナーに加え、マフラーはボーラに変更しているので、吸排気系のライトチューンによってレスポンスアップを図る。
ダウンサスを組み込み、コーナリング時の安定性を向上。サーキットではブレーキの甘さが露呈するそうで、この辺りを改善して行きたいそうだ。
「ATでも充分スポーツ走行が楽しめますが、やっぱり比較してしまうとMTが気になりますね」とは川西さんの弁。やはり乗り換えてしまうのか‥。
OWNER:川西 樹さん
三善さんとは幼稚園からの同級生で、まさに親友と言うべき関係。意識しないと言ったら、嘘になる。ある意味ライバルのおかげで、念願のチャレンジャーをこの春に入手した。
CARBOX【カーボックス】
TEL:082-815-8448
http://www.bs-carbox.jp/
Photo&Text:TAKEO ASAI
アメ車マガジン 2022年11月号掲載
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