走りが楽しいクルマだから、潜在能力を引き出したい!【2016 チャレンジャー392スキャットパック】
見せるカスタムを施したチャレンジャー数多くあるが、マッスルカーらしく走れるチャレンジャーを提案するのは、広島CARBOXがその最右翼。今回はマッスルカーの本質を楽しむ、オーナーを紹介しよう。
THRILL RIDES
サーキットで踏んで初めてマッスルの真髄と魅力を実感する
2016 DODGE CHALLENGER 392 SCAT PACK
チャレンジャーが欲しく、乗るならやっぱりV8が欲しいと思った三善さん。最初に選んだのは5.7ℓのAT仕様。CRBOXの走行会で鈴鹿サーキットを走ったそうだが、走るまでは「壊すんじゃないか」とか「怖そうだな」と三善さんは思っていたとか。でもいざ走ると非常に楽しく、走る楽しさに目覚めてしまったそうだ。「鈴鹿の場合、出せても200km/hぐらいですが、合法的に愛車のパフォーマンスを知る非常に良い機会ですね」と三善さんは語る。
だが、幸か不幸か周りにMT車が多かった事、車検のタイミングで現在の愛車・392スキャットパックのMTと出会った事で、わずか1年で乗り換えを決意。「もちろん5.7ℓのV8もびっくりしましたが、392は全ての面でパフォーマンスが違いすぎますね。何よりもMTのクルマを操る感覚が非常に楽しいですね。もちろん車重は2tを超えており、サーキットを走るには不向きなのは承知していますが、大排気量のアメ車でしか体感できないクルマの楽しみ方がありますね」と語る。
今後の予定としてはCARBOXのオリジナルエアロを計画しているが、ドレスアップ目的ではなくカナード風の空力を配慮した物とのこと。見た目では判断できない、まさに名よりも実を取ったカスタムを、これからも取り組んで行くことだろう。
ボディステッカー以外は、非常にシンプルなスタイルにとどめる。それはあくまでも走りのパフォーマンスを優先させた姿だと言える。マフラーはヘルキャットの純正品に交換しており、サウンドを調整するバルブも移植済み。今後は、ダウンフォースを得られるエアロパーツを追加したいそうだ。
タイヤはファルケンで、ホイールはアメ鍛のneutrale をチョイス。ホイールをデザインだけで選ばず、軽さや強靭さでチョイスしている。
購入時のままだそうだが、ローダウンスプリングにビルシュタインショックをセット。見た目の低さでなく、コーナリング性能の向上を最重視する。
エンジンは6.4ℓV8を搭載。現時点ではフルノーマルだが、各部のオイルや冷却水漏れがないか確認できるように、マーキングを追加している。
シフトはHURSTのピストルグリップ型に交換。握りやすく、確実なシフト操作に貢献しパフォーマンスをアップさせる。
OWNER:三善 勝人さん・幸恵さん(母)
こちらで紹介する川西さんと幼稚園の頃から同級生で、川西さんにCAR BOXに連れて行かれた事がきっかけで2021年の春にATのRTを購入するがMTが欲しくなり1年で392のMTに乗り換える。
CARBOX【カーボックス】
TEL:082-815-8448
http://www.bs-carbox.jp/
Photo&Text:TAKEO ASAI
アメ車マガジン 2022年11月号掲載
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