【HIGH FORGED】鹿児島県の覇王ホイールが立ち上げた、オーダーメイド鍛造ホイール
展示車両としてのインパクトを追い求めるだけじゃない、乗って走ってカッコイイ!それこそがリアリティ
HIGH FORGED WHEELS x HUMMERH2
オーダーメイド鍛造ホイールとして鹿児島県の覇王ホイールが立ち上げたHIGH FORGED。主にフルサイズSUV やトラックのリフテッドシーンで人気を博し、年々装着車両も増加傾向だ。
目指すは乗って楽しめる実用性を兼務するショーカー
タンドラ、H2、H3にジミー。そしてここ最近はビードロックシリーズの登場でグラディエーターなど、続々とハイフォージドを装着した車両が誌面を賑わせ注目を集める覇王ホイール。かつては本国の人気ブランドホイールを輸入し、現地最先端のボトムスを日本でカタチにするコーディネーター的な役目を担っていた同社だったが、自社ホイールブランドの立ち上げによってよりディープに、個々のイメージを具現化させるまでに成長。オーダーメイドホイールブランドとしての知名度も鰻登りだ。
ただ、ディープリムの大口径に直径1mクラスのタイヤをマウントするとなると「ほんとにこれで走れるの?」と言った疑問を持つのが一般的。結論から言えば1000kmを超える長旅も余裕でこなせる。そしてアウトドアやキャンプにもガンガン使える。ここまで肥大化しておいて、重くないと言えば嘘になるが、鍛造の恩恵を受けて見た目とは裏腹に、走行に支障をきたすほどではないってことが事実。
カスタムカーは飾りじゃない。ベースがオフロード志向となればより一層“走ってナンボ”の真価が問われる。カッコつけて乗れる最高のオフロードカスタムビークルを目指すならハイフォージドを選んで間違いない。
以前誌面に登場した時とは異なる26インチの16Jと、さらにディープでビッグになったHIGH FORGEDホイール。深くセットバックされたリム面にはHIGH FORGED OFFROADの刻印が鍛造の表情を色濃くする。また、リム裏をキャンディレッドに塗装することでリフトアップキットや各部アーム類とリンクさせる差し色的なカラーコーディネートもセンスが際立つ。タイヤはNITTO トレイルグラップラーの40×15.50R20。全幅は兄貴分のH1をも上回るレベルだ。オーバーフェンダーやグリルはラプターライナー塗装仕上げとなる。
ランチョ製4インチリフトアップキットをベースにフロントのみ2インチ追加して、前6、後4インチの上げ幅となるH2。フロントのFOXリザーバー付きショックは2本から3本に増やして重量級のボトムスに耐えうる様に強化。リフトアップキットや各部アーム類のほか、ブルヒッチまですべてリム裏と同色のキャンディレッドで塗装されており、トータルバランスに優れた仕立てとなる。またこの差し色はトレーラー側のホイールにも採用され、アクセントとしてレタリングされた文字まですべて同系色で合わせるセンスも特筆物だ。
FUNFORT TINYUNITのTT-03と合わせて6輪すべてHIGH FORGEDでコーディネート。トレーラー側は20インチの14JでNITTOトレイルグラップラーの37×13.50R20とタイヤ銘柄まで合わせるところもこだわり。ダーチの270度展開オーニングをサッと広げれば、即席で日差しをシャットアウトして快適なアウトドアが楽しめる。
THANKS:HAOU WHEELS
TEL:0995-73-8684
http://www.haouwheels.com
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2022年12月号掲載
最新記事
2024/12/14
波乗りは海だけじゃない、バリスティックなら波を待つことなく川でサクッと楽しめる!
多少サーフィンを嗜む筆者。かつてウェイクボードや人口の波で遊ぶサーフィン位は経験したことはあるが、川で波乗りは初体験!アメ車乗りが本気で楽しむべき新感覚のマリンレジャーを体感型で徹底リポート!
2024/12/13
一番可愛いアストロに乗りたいそれが旧マスクのショート
子供が増えるにつれ、手狭になってきた愛車。もっと大きなクルマを探しているなか、目を付けたのがアストロ。なかでも一番可愛いくて惹かれたのが旧マスクのショートボディ。ボロボロだった状態から見事復活させ、最高に可愛いアストロが完成した。
2024/12/12
手に入れたラムバンは世にも珍しい四駆
ネットで何気なく購入した「四駆」のラムバンは、後に世にも珍しいモデルだと知る。これをベースにカスタムしていけば、オンリーワンになれるかも?しかし、素性の知らない足回りの車両を敬遠するショップも多く困り果てた馬場さん。そこで向かった先は…。