マニアックでニッチな愛車はホットウィールが原点!【プリマス・ベルべディア】
ホットウィールを通してアメ車の魅力にハマった結果、愛車もホットウィール的なカスタムカーに発展。ベース車は60年型ベルベディアのポストセダンというマニアックでニッチなモデルながら、レトロフィットされたフレンドリーなストリートカー!
アメ車を10倍楽しむ方法!
原寸大5のホットウィールとして無理なく楽しめる魅力大
'60 PLYMOUTH BELVEDERE 2-door sedan
実家が空冷VW系のパーツ&修理のショップとあって、松田さんにとって旧車は日常的な存在。18歳で入手した愛車は74年型のダットサン620。デザイナーとして自動車メーカーに就職するだけあって、単なるミニカーとしてではなく、デザインの素晴らしさを感じてホットウィールにどっぷりとハマってしまう。

それと同時にアメ車に対する興味も高まるなか、売り物だったこの60年型プリマス・ベルべディアに遭遇。テールフィンのモデルの中でもとりわけ個性的なデザイン。しかもニッチなポストセダン。独創的なデザインやフレームスがペイントされたカスタム感にホットウィール的な魅力を感じた。
シャシーは90年型のダコタ、パワートレインもモダンな5.7HEMI&OD4速ATでアップデートされており、それでいて価格的にもリーズナブルだったため購入!アメリカで個人がガレージビルドした車両なので、クオリティなどはそれなりでも、原寸大ホットウィールとして無理なく楽しめて魅力大。

元々はスチールホイールにホワイトウォールタイヤを履いたオールドスクールなルックスだったが、自分の趣味に合わせてモダンなアプローチでアレンジ。最終的にはきちんとしたクオリティでフィニッシュするのが目標だが、自分自身でできる範囲でDIYを楽しみながら、好みに近づけている。予算も技術も不十分ながらも、本人満足度が得られている。
そんな愛車との接し方も日常使用するスタンスも、本人のキャラクターや環境とマッチしていて好感が持てる。オーナーはその若さに反して、クルマ以外でもかなり重度なアメリカ依存症なだけに、愛車の進展が楽しみなのである。

ベルベディアいうと、60's中期あたりのマッスルカー世代を連想するが、51年デューのプリマスを代表する中級車。とにかくこの60年型は、歴代ベリべディアの中でもデザインがとりわけ個性的なシャープなテールフィンと相反する不機嫌そうなマスク&理解し難いフロントフェンダーのプレスラインがインパクト大なのだ!

低グレードをアップグレードするHot Rodの流儀からすれば、ポストカー(Bピラーのある2ドアセダン)はむしろカッコよく感じる。とにかく現存数が少ないため目にする機会も稀。不機嫌そうなマスク&謎なプ31レスラインが独創的!

たまたま巡り合い、条件的にクリアしていたため購入。外観に反してモダンなパワートレインが移植されているため、難なく日常使用可能。そんなわけで、近所での用事から、イベント遠征までオールマイティに活躍中。購入から2年が経つが、大きなトラブルはない。外装の光り物をマッドなトーンでペイントしたり、内装も自力でかなりアレンジしたことで、当初よりも格段と魅力的に進化中。

当初はクラッシックなスチールホイール&ホワイトウォールタイヤだったが、限られた予算内でモダンなホイールを模索し、Voxx社の5スポークをチョイス。装着タイヤサイズは、F:225/45R18、R:245/40R20。

90年型のDodgeダコタのシャーシが移植されており、サスペンションもそれに準じた仕様。パワートレインはモダンな5.7HEMI&OD4速ATに換装済み。DIYクオリティながら、購入してから2年間難なく日常使用している。

本来運転席の正面にある独立したメータークラスターは中央に移植されている。全体的にDIY丸出しだった内張、コンソール、シートは、少しずつ自力でアレンジ。奮発したBS製ステアリングも馴染むモダンなイメージにまとまっている。

根津桂大さん
実家がクルマ屋とあって旧車は身近な存在。とにかくクルマが大好きでデザイナーとして自動車メーカーに就職。カーデザイナーの巨匠達によって生み出されたHot Wheelsミニカーには、カーデザイナーとしてリスペクト! また、重度のアメリカ依存症とあって、アメリカを感じる全てに興味を示すのだった!
PHOTO & TEXT:石橋秀樹
アメ車マガジン 2023年1月号掲載
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