NASCARトラック的なアプローチの「美」C1500

ピックアップトラック

シボレー

アメマガ2023年2月号

やっぱり OBS!

C1500

C1500 レギュラーキャブ

オールドボディスタイル

レギュラーキャブのC1500をスポーツトラックとして満喫するべく、あえてのV6搭載車。フロントミッドのレイアウトは重量バランスも良く、モディファイしたV6は十分なトルクと軽快なレスポンスを両立する。

やっぱり OBS!


スポーツマインドを刺激するモディファイドV6搭載車

1994 Chevrolet C1500 Regular Cab

スクエアボディのクラシックトラックの人気が急上昇する中、ビンテージの域に達した90年代を代表するC1500の注目度も確実に高まっている。デビューから30年が経つだけに、現存数は激減しているため、NASCARトラックでもあるレギュラーキャブはとりわけ人気が高く、バリューにも反映されている。

 

撮影車はフルカラーのペイント、ローダウン、軽量タイプのDホール・スチールホイールなど、NASCARトラック的なアプローチでC1500のキャラクターをフォーカスした1台。そして最大のポイントは、V6搭載車というところ。アメ車=V8というイメージが定着している日本では、V6というと残念な印象を持つ人もいるが、カマロにおいても設定されているヴォーテックV6は、V8搭載車では味わえない軽快さを楽しめるのだ。全体の車重の軽減やフロントミッドのレイアウトから、フロント荷重が軽い(F:1050kg、R:1320kg)。

このC1500のオーナーは、13年ほど前に入手し、数年前にリフレッシュがてらエンジンのリング交換、ホーニング、ヘッド研磨、吸排気ポートのマッチングを施しつつ、よりトルクを発揮するカムシャフトにアレンジ。MSDによる点火系アップグレードやLSDを組み込んだ事により、車重を感じないパワフルで軽快なパフォーマンスを確保している。

 

スポーツトラックとして走りのパフォーマンスを満喫しつつ、趣味のスノーボードやダウンヒルバイクのサポートカーから日常使用まで、オールマイティに活躍中なのである。

走り出した瞬間に、車重の重さを感じないスムースな反応にV6だとは思えないほど。V6ならではのレスポンスの良さを確保しながらも、モディファイしたことによってリッチなトルクも得られている。V8搭載車に比べてフロント荷重が軽い分、ハンドリングが良く軽快な印象。へダース装着&マフラーのアレンジによって排気音もV8にひけを取らない。

C/Kシリーズの4世代目に当たるC1500は、88年~00年までラインナップ。この94年型は、外観では小ぶりのサイドミラー、内装ではレトロモダンなシンプルなインパネが特徴的。この車両は、最もベーシックなグレーで、手動ウィンドーだったものをパワーウィンドー化。エクステリアでは、モールディング撤去、リアバンパー撤去&ロールパン化、適度なローダウンによって、走りのパフォーマンスを感じるHotなイメージ。軽量スチールホイールでNASCARトラック感が強いが、王道のAR、トルクスラストを入手済みで近日装着予定。

グロスブラックにレッド&ブルーのストライプが入る軽量スチールホイールは、アメリカンレーシング製。装着タイヤはBFGラジアルTA(F:235/70R15、R:275/60R15)。リアエンドにはLSDを組み込んでいる。

コラムシフト&ベンチシートながら、シートはセパレートタイプなので、スポーティな走行にも対応。シート、内装のファブリックや樹脂パーツの状態が良く、年式を感じさせない。音質重視でオーディオをカスタマイズ。

搭載する262ci(4.3ℓ)V6エンジンは、S10、ブレイザー、アストロ、エルカミーノをはじめカマロやモンテカルロまで設定されたメジャーなエンジン。実際に乗ってみるとV8との差が感じられないほどリッチなトルクが得られている。4速AT(700R4)と連結。


PHOTO&TEXT:石橋秀樹
アメ車マガジン 2023年2月号掲載


関連記事

RELATED


やり尽くしたOBSで令和の時代を走る贅沢!

シンプルにオリジナル志向で乗っても、ガッツリカスタムして乗っても様になるOBS。中でも当時のカスタムカルチャーを色濃く残した個体は、マニアの間でも人気急上昇中。紹介するC-1500ファントムデューリーはまさに、1990年代のカスタムシーンを彷彿とさせるマニア必見の個体だ。

ツーリングで偶然見かけた 空き店舗をフルリノベーション!【ROUTE 65】

クルーキャブのロングベッドに乗って、本誌イベントをはじめ様々なミーティングに参加している池田さん。OBS界髄一の超ロングホイールベースは、どこに出没しても注目の的。そんな彼が大阪府の最南端でアメリカンダイナーをオープン!

GMCユーコンルックながらストック状態をキープする【シボレータホ】

K5ブレイザーの3世代目としてラインナップしたタホはショートホイールベースの2ドアSUVが基本。フルサイズトラックながらも取り回しの良いサイズ感でシティユースでの機動力に優れ、4輪駆動としてアウトドアもカバーする。

伝説的なモデルとして崇拝されるのが、7.4Lエンジンを搭載したC1500 454SSだ

数あるシボレーピックアップトラックのなかで、伝説的なモデルとして崇拝されるのが、7.4ℓエンジンを搭載したC1500 454SSだ。今やその姿を見ることすら希少だが、宮城県のSAGISAKA SPLでは現役デモカーとして活躍中。

スクエアなスタイルと扱いやすいサイズが魅力♡【1995 シボレー タホ】

自動車メーカーが女性向けのクルマを開発すると、どういう訳か「コンパクト/丸っこい形/ピンクなどの明るい色」で纏めがち。でも、女性らしさ…という考え方はイマドキではないし、そんな時代を先取りしたakaneさんのカーライフを紹介しよう。

 

最新記事


2026/06/19

洗車だけでは落ちにくい汚れや、経年劣化による色褪せなどもプロスタッフが解決

2026/06/16

クラシックシボレートラックの集大成、このフェイスこそシボレーC10の魅力

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

シボレー・C/Kモデルの第2世代(1967~1972年)。アクションラインと呼ばれる丸みを帯びたボディラインが特長で、丸目ヘッドライトとの組み合わせが秀逸のC10。なかでも最終型の72年型はグリル形状も変わり、まさに集大成ともいえるデザインだ。

2026/06/14

【WFest2025】4度目の開催となる今回も浜松渚園にラングラー・グラディエーター乗りが集結

イベントレポート

2026/06/12

【2000y フォード エコノライン】子育て世代に最適!いっぱい詰めて遊べるバン

バン

フォード

HOUSE

自宅がアメリカンなのに愛車が国産車では少々味気ない。せっかくならその世界観を堪能すべく、ファミリーカーにもこだわって然るべき。なんでも積めてどこへでも行けるエコノラインは最高のファミリービークルだ!

ランキング


2026/06/19

洗車だけでは落ちにくい汚れや、経年劣化による色褪せなどもプロスタッフが解決

2026/06/16

クラシックシボレートラックの集大成、このフェイスこそシボレーC10の魅力

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

シボレー・C/Kモデルの第2世代(1967~1972年)。アクションラインと呼ばれる丸みを帯びたボディラインが特長で、丸目ヘッドライトとの組み合わせが秀逸のC10。なかでも最終型の72年型はグリル形状も変わり、まさに集大成ともいえるデザインだ。

2026/06/12

【2000y フォード エコノライン】子育て世代に最適!いっぱい詰めて遊べるバン

バン

フォード

HOUSE

自宅がアメリカンなのに愛車が国産車では少々味気ない。せっかくならその世界観を堪能すべく、ファミリーカーにもこだわって然るべき。なんでも積めてどこへでも行けるエコノラインは最高のファミリービークルだ!

2026/06/09

【2019 ダッジ チャレンジャー R/T スキャットパック392】人を巡り合わせてくれる、それがアメ車の最大の魅力

クーペ

ダッジ

アメ車に乗ることで不思議と人間関係が広がっていく。そんな感覚を覚える人は非常の多いのでは?2024年の6月にチャレンジャーを購入した岡﨑さんもその1人で、チャレンジャーが紡ぐ、世代を超えた繋がりが非常に楽しいと語る。