スクエアなスタイルと扱いやすいサイズが魅力♡【1995 シボレー タホ】
自動車メーカーが女性向けのクルマを開発すると、どういう訳か「コンパクト/丸っこい形/ピンクなどの明るい色」で纏めがち。でも、女性らしさ…という考え方はイマドキではないし、そんな時代を先取りしたakaneさんのカーライフを紹介しよう。
やっぱり OBS!
四半世紀を過ぎていても、まったく古さを感じません♪
1995 CHEVROLET TAHOE with akane
ここ数年キャンプブームの効果もあって、SUVの魅力が見直されている。その中でもとくに女性に人気が高いのが、ジープやジムニーだ。最近では〇〇女子という言葉が氾濫しているが、このムーブメントが沸き起こる前から、akaneさんはこの95年型タホを愛用し続けている。
「手に入れたのは5年ほど前ですね。元々角張ったクルマが好きで、以前はジムニー に乗っていました。でも免許を取った頃からアメ車に憧れていて、いつか乗りたいとは思っていましたよ」と語る。ちなみに購入したのは熊本・ヘブンスペースで、知り合いが勤めていたこととたまたまショートのタホがあったことがキッカケ。確かに非常にコンパクトに見えるし、サバーダンと比べたら、遥かに取り回しはしやすいが…それでも全長は約4.8m。国産車だとプラドクラスなので、やっぱり大きいことには違いない(笑)。

真っ黒なボディカラーにメッキホイール&バンパーなどのスタイリングは、正直言って男性的な雰囲気が満点。akaneさんも「よく彼氏のクルマに乗ってるの?」「これって元彼の趣味?」と聞かれるそうだが、完全にakaneさんの好みでチョイス。ちなみにイベントの時に乗る週末仕様ではなく、毎日通勤の足として活用しているので、街中で駐車する時でも、小さくはないけど困ることもないそうだ。

今後の予定を聞いてみると「フロントのデフレクターを割ってしまったので、もう一度装着したいですね。カスタムはとくに考えていませんが、次に乗りたいクルマも今はないですし、いつまでもタホに安心して乗り続けられるようにメンテナンスをしっかり行ないたいですね」とも。クルマとの出会いに運命を感じる人は多いと思うが、タホとakaneさんもまさにそう。自分のライフスタイルに最適なクルマを選ベばいつまでも乗り続けたいと思うし、良いものを長く使い続けることは、ある意味エコに繋がると言えるのではないだろうか?


カスタムは自分の好みを知っているヘブンスペースにすべてお任せ。角張ったフロントマスクがとくに気に入っているポイントで、新しいクルマよりもちょっと古めかしい方が好きだとも。ちなみに前車のジムニーよりも4倍ぐらい大きいが積載能力はあまり高くないと、akaneさんは語る。

インテリアの小物などに、どことなく可愛らしさが感じられる。リクエストしたわけではないそうだが、せっかくなので良いサウンドが楽しめるようにヘブンスペースがカスタムオーディオをセット。確かに重低音が凄く良く、非常に満足しているそうだ。

1995 CHEVROLET TAHOE with akane
THANKS:HEAVEN SPACE
TEL:096-349-1577
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵
アメ車マガジン 2023年2月号掲載
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