やり尽くしたOBSで令和の時代を走る贅沢!

ピックアップトラック

シボレー

アメマガ2023年2月号

やっぱり OBS!

C1500

C1500 ファントムデューリー

オールドボディスタイル

ナオキモータービルド

大阪府

シンプルにオリジナル志向で乗っても、ガッツリカスタムして乗っても様になるOBS。中でも当時のカスタムカルチャーを色濃く残した個体は、マニアの間でも人気急上昇中。紹介するC-1500ファントムデューリーはまさに、1990年代のカスタムシーンを彷彿とさせるマニア必見の個体だ。

やっぱり OBS!


90年代テイストを色濃く残す、まさにこれぞOBSの姿

1994 CHEVROLET C1500 PHANTOM DUALLY

1990年代、アストロブームと共に日本のアメ車シーンを賑わせたC/Kシリーズ。本誌の広告にもこれらのビレットパーツやホイール、マフラーにグリルなどといったパーツが数多く掲載されていた。Cノッチ、エアサス、スムージング、ビレットホイール&ステアリング、グリルを筆頭に、メーターパネルやシート台座のビレットパネルまで、あらゆるカスタムパーツがラインナップされており、OBSと呼ばれる以前のリアルタイムな現行モデルだった当時、アフターパーツに溢れていたのが記憶に新しい。

紹介するファントムデューリーはC-3500の8穴ではなく、C-1500ベースのデューリーベッド仕様。127の5穴で、デューリーフェンダーはつなぎ目からテールゲート部分までプレーンにスムージングされたフォルム造型の美しい一台。ティールグリーンにオレンジのフレアを大胆にあしらったカスタムペイントに、ヘッドライトの位置関係を補正した正真正銘本物のファントムグリル、ボトムスにはフロント8J、リア12Jのビレットホイール17インチを履かせ、コルベットテールも相まってインパクト絶大となっている。

 

また、内装はヘタリを感じさせないクリーンなモケットインテリアとなりグランツのステアリング換装や追加メーター程度と控え目で、当時らしさを色濃く残している点も好印象。この個体はナオキモータービルドで別の車両を購入した兵庫県在住のオーナーが大切に乗っていた車両で、なんと新車並行の実走行4万km台! 見た目がUS志向なので本国で仕上げた車両を日本へ持ち込んだかの様な錯覚すら覚えるが、正真正銘アメリカ生まれの日本育ち。販売するに当たり整備はもちろん、自社で開発した深堀Cノッチキットで車高を煮詰めていきたいとのこと。

 

ちなみにベッド部分は自社在庫で通常のEXT用もストックしており、塗装も含めてオーナーの要望と相談しながら製作していくことも視野に入れているそうなので、フルリメイクを検討中の方も相談してみるといいだろう。新車並行4万kmのベース車両だけに長く愛用できるハズだ。

30年近く前の車両とは思えない美しさは、ボディの状態のみならずシャーシやフロア裏、リーフスプリングまですべてがクリーンコンディション。コルベットテールやボウタイ形状のバックランプをリアゲートに埋め込むなどのギミックも、当時らしいアレンジで懐かしい。ボンネットからリアへ流れる様なフレア塗装も90`sを色濃く感じさせてくれる。

エーデルブロックのインマニに換装され、ヘダース交換、MSD点火系、オイルクーラーの追加など、ひと通り手が加わったTBI。軽い吹け上がりで重量感のある車体を感じさせないトルクフルな走りを実現。

モケットのフロントベンチシートは分割式でリクライニング機能付き。運転席背もたれを前に倒せばセカンドシートへのアクセスも悪くない。純正シートでここまで状態が良い個体もレア。


THANKS:ナオキモータービルド
TEL:072-236-7300
https://naoki-mb.co.jp


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2023年2月号掲載


関連記事

RELATED


2ドアタホは小回りが効いてフォルムも美しい!

ひと昔前までは日本の一般的な駐車場にギリギリ収まる全長約5mの4枚ドアが断然人気だったタホ。しかし、ここ最近は2ドアのショートボディの人気が急上昇中。その理由と魅力についてナオキモータービルドの在庫車両をモデルに検証してきた。

ツーリングで偶然見かけた 空き店舗をフルリノベーション!【ROUTE 65】

クルーキャブのロングベッドに乗って、本誌イベントをはじめ様々なミーティングに参加している池田さん。OBS界髄一の超ロングホイールベースは、どこに出没しても注目の的。そんな彼が大阪府の最南端でアメリカンダイナーをオープン!

NASCARトラック的なアプローチの「美」C1500

レギュラーキャブのC1500をスポーツトラックとして満喫するべく、あえてのV6搭載車。フロントミッドのレイアウトは重量バランスも良く、モディファイしたV6は十分なトルクと軽快なレスポンスを両立する。

GMCユーコンルックながらストック状態をキープする【シボレータホ】

K5ブレイザーの3世代目としてラインナップしたタホはショートホイールベースの2ドアSUVが基本。フルサイズトラックながらも取り回しの良いサイズ感でシティユースでの機動力に優れ、4輪駆動としてアウトドアもカバーする。

伝説的なモデルとして崇拝されるのが、7.4Lエンジンを搭載したC1500 454SSだ

数あるシボレーピックアップトラックのなかで、伝説的なモデルとして崇拝されるのが、7.4ℓエンジンを搭載したC1500 454SSだ。今やその姿を見ることすら希少だが、宮城県のSAGISAKA SPLでは現役デモカーとして活躍中。

 

最新記事


2026/07/17

【SAGISAKA.SPL】同じモデルをベースとしつつ、巧みな技巧で魅せる2つの世界

SUV

シボレー

2026/07/14

【BIG BLOCK / SMALL BLOCK】リッチなトルクをダイレクトに味わえる大排気量V8こそアメリカ車最大の魅力!

メンテナンス

排気量と出力は大きいほど良いとされていた排気ガス規制前のモデルには、7Lを超えるビッグブロックエンジンがラインナップ! 大径ボアによる物理的な大きさがもたらすマッシヴなパフォーマンスを一度は体感すべし!

2026/07/10

【ワッツ】高級モーターホームだけでなく、スタンダードなアメ車も得意!

クーペ

ピックアップトラック

シボレー

ポンティアック

バスのように大きなモーターホームを扱う、熊本のWOT'S。近年はそんなイメージがすっかり定着しているが、ビンテージアメリカンも、まだまだ積極的に取り扱い中だ。

2026/07/07

【bond PROTECTION & WRAPPING】塗装に匹敵する美しさをbondなら実現可能

ラッピング&ペイント

塗装は元に戻せないけれど、ラッピングはいざとなれば剥がせる。でも紫外線からガードできても、飛び石などは守れない。その2つの願いを1つでかなえるのが、bondのフルカラーPPFだ。

ランキング


2026/04/03

【テスラ モデル3】キャブ車とは対極的なテスラのカスタムも開始

セダン

OTHER

ローロッドスタイルを得意とするKRZ。2025年の夏から新たなジャンルをスタートさせた。それが何と「テスラ」のカスタム!もちろんエアサス&ホイールをセットし、新たな世界を提案する。

2020/01/11

TASKのSCSホイール、アメリカ製のホイールでありながら、強度を保ちつつ軽量化も実現する

ホイール

Soul of Mopar STEALTH CUSTOM SERIES WHEELS K5

2020/07/15

【アメリカNo.1自動車メーカーの誇り】ゼネラルモーターズの魅力を紐解く

コラム

米国No.1の自動車メーカー、ゼネラルモーターズ(GM)の歴史と製品ラインナップを紹介。この記事を読めばキャデラックからシボレーまで幅広いブランドとモデル、さまざまな顧客ニーズに応えるGMの戦略が理解できる!困難を乗り越えてきたゼネラルモーターズの魅力に迫る。
ジーエム祭
百花繚乱

2022/06/16

海をしっかり感じさせるサーファーズハウス

HOUSE