バンのカスタマイズを語る上で、絶対に外せない“バニング”を現代に復活!

バン

ダッジ

バニング

MAVERICK

栃木県

B200 VAN

マーベリック

アメマガ2020年8月号

ダッジバン

素晴らしきバン生活

1979 DODGE VAN B-200

Wonderful VAN Life -素晴らしきバン生活-


1979 DODGE VAN B-200

70年代にアメリカで生まれた自動車文化に「バニング」というものがある。フルサイズ商用バンの内、外装を個性的に飾るスタイルなのだが、時空を飛び越えて21世紀の現代で走らせ始めたオーナーがいた。

念願の角目ショートを見つけオーナーの魂に火が点いた

ダッジバンはGMのシェビーバン、フォードのエコノラインと並ぶ、アメリカの働くフルサイズバン御三家のひとつだ。本来の役目は荷物か人間を運ぶことだが、同じように商業車として生まれたトラックが、トラッキンというオシャレなカスタマイズカーになったのと同様、バンにもバニングという独特のカスタマイズの方法が加えられていく。


それが生まれたのは70年代のアメリカのこと。広さに勝るカーゴスペースを部屋のように作り変え、どこへ出かけてもくつろげるようになった「走るリビング」は、アメリカはもちろんのこと、アメリカに憧れる日本の若者にも大きな刺激を与えてくれたのだ。

1979 DODGE VAN B-200

そんなバニングを、令和の現代に甦らせたのが山口さんだ。ダッジバンの中で一番のお気に入りと話す角目4灯マスクのショートホイールベースモデルを2年前に栃木のショップ「マーヴェリック」で購入したことから物語は始まり、ペイントやボディワークをそのままマーヴェリックに依頼。内装はシート以外自分で生地を貼っているため、まだ未完成だが、自分の時間を使って好きなように作るという楽しみを、あせって終わらせる必要はどこにもない。「当時の純正部品や社外パーツを探したり、ショップの人たちとアイデアを練るのが楽しいです。若いころに憧れたアメリカンバニングを作ることが、すっかり生きがいになりました」

そう話す山口さんの瞳は、初めてバニングに触れた20代のころの輝きを取り戻していた。

06_00307_007アメリカンレーシングのディッシュホイール

角目4灯ライトの間にはチューブグリルを装着。ドアハンドルやリアバンパーなどは新品に交換済み。マフラーは火傷防止策としてφ60mmのサイド管の周りをφ100mmの筒で囲んでいる。アメリカンレーシングのディッシュホイール(15×8.0/10.0)を履くが、サスはいじっておらず、タイヤ外径の違いによってリアが上がって見えるらしい。

09_01310_014

オクタゴンステアリングに、バドワイザーのビアサーバーノブといった当時を思わせるアクセサリーをセット。ブルーのチンチラを貼ったインテリアは、オーバーヘッドコンソールも含め、山口さんの自作となる。キャプテンシートはスタークラフトの製品に交換した上で、業者に張り替えを依頼した。

03_00905_00604_005

ゴールドリーフで描いたショーネーム“ ブルーグッピー” やハート型のポト窓が、バニングらしさを盛り上げる。ルーフのバイザーは元からついていたものをレストアし、サンルーフを新たに追加した。ピンストライプやドアミラーのエングレービング、そしてブルーとグリーンのパールを使ってツヤを出したペイントは、マーヴェリックによるものだ。

11_017

OWNER : 山口さん


Special Thanks MAVERICK

TEL:0280-23-7711
URL:https://maverick59.amebaownd.com


Photo:渡部竜征
Text:佐藤アキオ
アメ車マガジン 2020年 8月号掲載

最新記事


2024/06/21

究極の美を求める人に贈るROHANの導き出した答え

クーペ

フォード

見る者を魅了するどころか、一瞬で釘付けにする。そんな芸術作品のような佇まいを見せるROHANのデモカー。第一弾ではコルベットを取り上げ、続いてカマロ、そして第三弾となる今回はマスタングをベースに華麗なシルエットを創造。

2024/06/20

パーツが少ないキャデラックもウイングオートでカスタム可能

キャデラック

人気が高い車種であるほど、アフターパーツも豊富にある。だがキャデラックの場合そのブランドイメージもあって、カスタムする人は少なく、パーツの選択肢も限られる。だがウイングオートなら、そんな悩みも解決してくれる!

2024/06/19

チャレンジャーに乗ることでアメ車に対する価値観が激変

クーペ

ダッジ

今までアメ車には一度も乗らず、日本車や欧州車を乗ってきたオーナーさん。そんな彼がなぜチャレンジャーを、しかもEDGE CUSTOMSを…。これまで様々なスタイルを紹介してきたが、チャレンジャーと出会い、アメ車の虜になったオーナーさん紹介しよう。

2024/06/18

美しすぎる魅惑のボディが69マスタングを華麗に輝かせる

クーペ

ビンテージ

フォード

ファーストマスタングと肩を並べるように、第二世代初期型である1969年型の人気は年々上昇している。そんな69年型が、内外装ともに美しい状態に仕上げられ、機関系もグッドコンディションともなれば、注目を浴びないわけがない。憧れの69マスタングを購入できる千載一遇のチャンスが到来だ!

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2023/01/23

クアートFABでキャデラックATSを見た瞬間、奥様が一目惚れをして乗り換え

セダン

キャデラック

クルマを購入する時、一番重視するのは何か? もちろん欲しいクルマがあるかは当然だが、その次に価格ばかり見てはいないだろうか? でも、結局はお店とお客さんとの信頼関係で、人と人との縁が重要と言える。

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!
UNDERWOOD BRAND【アンダーウッドブランド】