誰もが憧れるGT500の姿、そのエッセンスを徹底的に注入

クーペ

フォード

アメマガ2023年5月号

トップスピード

岐阜県

CUSTOM FLASH

マスタング

マスタング エコブースト プレミアム

シェルビースタイルカスタム

マスタングをよりレーシーなスタイルにアレンジしたいと思う場合、必ずその存在を思い浮かべるのがシェルビーGT500。そのスタイルに文句の付けどころは皆無だが、プライスが非現実的。そこでトップスピードが、ややリーズナブルなGT500スタイルを製作した。

CUSTOM FLASH


現実離れしたGT500より、毎日気軽に乗りこなせる!

'17 FORD MUSTANG Eco Boost Premium SHELBY STYLE CUSTOM

レーシングドライバーであり、カーデザイナーでもあったキャロル・シェルビー。特にFORDとの繋がりは強く、彼の偉業を称えるべく、2007年以降はマスタングの最上級グレードにその名を冠している。

 

マスタングのいちグレードを名乗るものの、デザイン/パワーユニット/メカニズムのありとあらゆる部分が専用設計となり、通常グレードとはまったくの別物。だが、お値段も正直言って尋常じゃないレベル。この記事を執筆するにあたって、中古相場をチェックしたが、GT500で1500万円前後が相場!おいそれと手に入れられるシロモノではないし、もし購入できたとしても気軽に走れやしないだろう。

そんなユーザーの心理を汲み取ってか、トップスピードではエコブースト・プレミアムをベースとし、GT500スタイルにカスタムを実施。各部のエアロパーツはまさに瓜二つで、フロントマスクやボンネット、さらにはカナードまで念入りに作り込まれており、十二分に雰囲気が伝わる。

 

もちろん細かな差異はあるし、エンジンサウンドは比べるまでもない。だが、いくらハイパフォーマンスなクルマであっても、それを乗りこなせなければ意味がないし、ガレージに置物の様に飾られたクルマは、本当に幸せなのだろうか? ならば日常で使い勝手が良いだけでなく、しかもスタイリッシュなマスタングと考えるなら、このカスタムは大いにアリだと思う!

前後バンパー、サイドスカート、リアウイングはGT500タイプのパーツを装着。ボンネットダクトも作り込まれており、フロントのカナードの処理も見事と言えるレベル。GT500のアグレッシブなスタイリングをリーズナブルに楽しめると考えれば、今までありそうでなかった、新しいカスタム手法だと言えるだろう。


TOPSPEED inc【株式会社ガレージトップスピード】
所在地:岐阜県本巣市温井243-5
TEL:058-322-7547
URL:https://www.garage-topspeed.com/


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵
アメ車マガジン 2023年5月号掲載


関連記事

RELATED


せっかく乗るのなら、踏めるマッスルはいかが?【ガレージトップスピード】

マスタングに乗りたい! 走りを楽しみたい人のために6MTのレアな個体がベースその中でも断然シェルビーに憧れるけれど、こんなじゃじゃ馬を乗りこなせるのか? そう考える人は少なくはない様で、トップスピードではエコブーストをベースに、GT500ルックを提案中だ。

マスタングをこよなく愛するオーナー、現在の愛車で既に3台目。

アメ車の魅力は「ワイルドさ」や「いかつくて、ちょっと悪そう」と語るオーナーの片岡さん。マスタングをこよなく愛しており、現在の愛車で既に3台目。

兄弟揃ってマッスルカーさらにボディもマッスルに

ファミリーカーがアメ車だったということで、物心つく前からアメ車と触れ合っていた兄弟。そんな生活を送っていればアメ車は非日常ではなく、日常のありふれた光景。そのため2人がアメ車を選んだことは自然の理と言えるだろう。

夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

【ウイングオート】車両の購入やメンテだけでなく クルマを走らせる楽しさも提供

愛車のポテンシャルを引き出して走るは、技術や知識が必要となる。ウイングオートではドライビングアカデミーを開催し、それらを提供する機会と場所を提供する。

 

最新記事


2025/12/30

【NITTO】リッジ・グラップラーが描くカスタムジープの現在地

タイヤ

NITTO RIDGE GRAPPLER
【ニットー リッジ・グラップラー】

2025/12/25

【レネキャン】レネゲード10周年!変わらぬ絆、広がる輪

イベントレポート

Rene Camp in Lake Saiko

2025/12/25

チューニングパーツメーカー「HKS」がコルベット用サスペンションを開発

足回り

HKS HIPERMAX TOURING
HKS HIPERMAX S

2025/12/23

【キャデラック エスカレード EXT】地味すぎず奇抜すぎない、絶妙なバランスを意識!

ピックアップトラック

キャデラック

ショップ

株式会社プルーヴ
愛知県一宮市

ランキング


2025/12/30

【NITTO】リッジ・グラップラーが描くカスタムジープの現在地

タイヤ

NITTO RIDGE GRAPPLER
【ニットー リッジ・グラップラー】

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2024/09/18

フルサイズの頂点にして唯一無二の存在感を誇るハマーH1の魅力!

SUV

ハマー

ハマーと言えばH2を連想するほどにH2がアメ車のカスタムシーンを賑わせてきたが、H2や弟分のH3とは一線を画す本気の軍用車ライクなモデルが紹介するH1。乗用モデルに媚びない硬派に徹した威風堂々のスタイルはまさに唯一無二の存在感!

2024/03/22

1997年の新車購入から四半世紀を経てフルリメイクを敢行!【1997 シボレー サバーバン】

SUV

シボレー

OBSを語る上で新車からずっと乗り続けているオーナーは非常に興味深い。それがスラムドサバーバン界の重鎮且つ、ショーカーで普段使いまでこなす強者となればなおさらだ。そこで濱田さんに登場頂いた次第だ。