夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】

クーペ

ダッジ

フォード

アメマガ2025年10月号

キズナで結ばれた者たち

チャレンジャー

マスタング

一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!

The Dearest ~キズナで結ばれた者たち~


イベントに1人1台でそれぞれ参加する喜びは格別

2012y FORD MUSTANG
2008y DODGE CHALLENGER

名古屋港ガーデン埠頭で開催したアメ車ガールズミーティングの会場でMihaさんにお会いして話を聞いていると、当日乗ってきたマスタングは旦那さんのクルマで、実はファーストエディションのチャレンジャーを所有しているんですと聞いて〝この絆企画にピッタリやん!〟と早速奈良県まで取材へ。

2人は25歳で、ミレニアムベビーと言われた2000年に誕生した若夫婦。しかも同じ中学校に通っていたというので、大恋愛を経て結婚したのかと思いきや、当時Mihaさんからの告白にTakuyaさんは「ありがとう!」しか返事をせずに発展することはなかったそうだ。だがその後成人式で5年ぶりの再会を果たした際には、袴と振袖がまさかの同じ色(緑)被りで意気投合するも、ここでも恋愛関係には発展することはなかった。


だが22歳の春、SNSや共通の友人を通じてMihaさんが彼氏と別れたという噂を聞きつけて、やっと動き出したTakuyaさん。ちょうどこの頃、当時の彼女に「マスタングなんか乗らずに軽自動車で良くない?」と自身の趣味に理解のない状況に悩んでいた。彼にとってこのマスタングは10代の若さで初めて購入した思い入れのある愛車であり、ノーマルからコツコツ仕上げてきた愛着のあるファーストカーだ。そこを否定されてまで付き合うことに疑問を感じていたという。そんな流れでお互い恋愛相談に乗っていくうちに距離が縮まり、一緒に向かった2022年夏のFUELFESTでTakuyaさんの大好きなクルマ道楽に共感してくれたことが大きなキッカケとなって付き合うことに。

その頃から2人で作った「行きたい場所、やりたいことリスト」をクリアするべく、アメリカンダイナーデートやアメリカン雑貨巡りをする中で、地元のアメリカン雑貨「チョッパーズ」の常連となり、店主の息子さんやピンストライパーのSHOさんと出会うなどして、ディープなUSカルチャーに浸ることでMihaさんはいつしか、アメリカン雑貨の虜となる。自身の部屋はアメリカン雑貨で溢れ、結婚式もアメリカンな雰囲気でと、2人の趣味を存分に取り入れた個性的な挙式を行なった。ESSOボーイ&ガールはチョッパーズでずっといつか手に入れたいと眺めていた高価な代物だったが、挙式で飾りたいと一念発起して購入。

さらにこれだけで終わらない。挙式直前にチョッパーズで所有していたチャレンジャーが手放されると聞くと、それではチョッパーズ一行も挙式に参列してチャレンジャーを一緒に並べる構図がかなわない、一台減っちゃうのは辛いとの思いから、このチャレンジャーを譲り受けてしまったのだ。〝いつかは夫婦でアメ車を所有〟をやりたいことリストに入れていたものの、まさかマッスルカー2台でそれも結婚式前にやり遂げるなんて夢にも思っていなかったそうだが、「何事もタイミングと縁!」そう語る2人の勢いと決断力の早さには感服。

チャレンジャーとマスタングの2台体制になってからは、イベントやミーティングもそれぞれの愛車で参加するなど、普通の夫婦じゃ考えられない楽しみ方でアメ車道楽を堪能中。「次はアメリカンハウスを建ててアメ車を並べたい!」と語るマッスルカー夫婦。その目標もきっと遠くない未来に叶うことだろう。

思わぬことがキッカケとなり夫婦揃ってアメ車を所有することとなった2人

2008y ダッジ チャレンジャー/Miha

ダッジチャレンジャーが復刻した年のファーストエディションでSRT、しかも当時希少色と言われていたブラック!その価値はあまり分からないまま結婚式に並べたいと即決。MihaさんはV6かV8かなんてこだわりはとくになく、インスピレーションでカッコいいが最優先だ。

ファーストエディションプレートが付く正真正銘の限定モデル。HURSTのシフトノブやオレンジの差し色が入ったレザーインテリアもクール。窓のひび割れさえ修復完了していたらこれでアメ車ガールズミーティングに参加するはずだった。チョッパーズさんから譲り受けたチャレンジャーは宝物。

2012y FORD MUSTANG/Takuya

19歳の若さでフルノーマルを購入。車高調やホイール、マフラーなどコツコツとカスタムを施して6年間所有。自分以外の人に運転させないのがモットーだったが、唯一Mihaさんにだけは運転を委ねられるそうだ。カップホルダーも嫌っていたが妻のご要望とあればサクッと取り付け(笑)。

ブラックボディにキャメルレザーインテリアと雰囲気の良いコントラストもフォード車ならではの魅力。当初は「エクスプローラーを妻に乗ってもらってフォード夫婦も良いんじゃない?」なんて考えていたそうだけど、漆黒ボディのマッスルカー2台の方が間違いなくパンチ効いてます!

 

ピンストライパーSHOさんに弟子入りして、現在修行中のMihaさん。10月5日に京都で開催されるLOCAL PARKINGでスマホケースやアイコスケースなどに自身でピンストライプを入れた商品を展示販売するそうなので、来場の際はぜひCHECKしてみて!


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン2025年10月号掲載


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