【ウイングオート】ベース車選びからカスタムまでマスタングのすべてを託せるお店
半世紀以上にわたり世界中で愛され続けるマスタング。フォードの顔と言うよりも、アメ車を代表するクルマと言える。ウイングオートではフォードのグローバルサブディーラであるが、もっと走りを楽しめるように様々なカスタマイズにも対応する。
華麗なるフォード
走る楽しさをより体感できるチューニングも提案可能!
'09 FORD MUSTANG GT
'16 FORD MUSTANG SHELBY GT350
マッスルカーの代名詞、先鋭的なスタイリング、そして抜群の知名度と、マスタングを形容する言葉は枚挙にいとまがない。現行型ではエコブーストを搭載した経済性を重視したモデルもラインナップされているが、やっぱりマスタングなら「気づいたら速度が出ているのではなく、暴力的な加速感」を求める人が多いだろう。
そんなユーザーの要望にきめ細かく応え、車両の販売からメンテナンス、さらにはカスタマイズまで対応してくれるのがウイングオートだ。マスタングオーナーズクラブジャパン(以下MOCJ)をサポートし、全国ミーティングもバックアップ。マスタングオーナーにとって、切っても切れない頼もしい存在と言える。
ちなみにウイングオートのカスタムの傾向としては、ボディパーツで飾り立てるのではなく、スポーティにアレンジするカスタムを得意としている。本気でサーキットを走るかどうかはオーナー次第だが、リクエスト次第ではそんな夢を叶えてくれる、高い技術力を持っている。
さて今回ピックアップする2台のマスタング。淡いグレーのボディカラーが特徴的なGT350は、言うまでもなく走りに特化したグレード。6速MTや5.2ℓのV8エンジンなどの専用装備で、スタイリングだけなくその中身も徹底的に差別化が図られておりノーマルのGTと比較するとかなりの価格差があるが、その分フォードがチューニングを実施したと考えれば妥当だろう。
ちなみにベースはGT350だが、後に登場したRのスポイラーやウイングを装着。ほかにもこのモデルイヤーには装備されないMTクーラーを移植したり、純正のマグネティックライドコントロール機能を活かしたまま車高調に変更。サーキット走行時に確実に体をホールドできるように、BRIDEのフルバケに変更するなど、普通に見えて全然普通じゃないカスタムが満載されている。
対する2009年型のGTは、SMSチャレンジカップ用にチューニングした車両。ボンネットやグリルは当時物で、非常にレーシーなスタイル。フロントにはスプリッターを追加するが、飾りではなくロッドをフレームと接続しているので、ハイスピードで走行してもビクともしない。
ちなみにホイールは、現行マスタングオーナーが好むRTRのAERO7をチョイス。日本ではまだ馴染みの浅いホイールだが、そこは豊富な情報網を持つウイングオート。抜群のマッチングを実現しているし、独特なリムデザインのお陰で18インチ風に見せるスタイルを実現している。
マスタングの楽しみ方は人それぞれだが、ウイングオートなら「マスタングのあるべき姿」や「マスタングらしさ」を確実に引き出す、そんなカスタムを提案してくれることだろう。
'16 フォード マスタング SHELBY GT350
GT350Rのエアロパーツやウイングを追加し、アップグレードを図る。これらのパーツはカーボン素材を採用しているので、機能はもちろん、軽さも重視する。
ホイールはプロジェクト6GRをチョイス。車高調に変更しているが、純正のマグネティックライドコントロールの機能も生かされている。
GTより排気量の大きい、5.2ℓのV8を搭載。タワーバーも標準装備。またFORD PERFOMANCEのブローバイタンクも追加。
本気で走りを楽しみたいなら、ダイレクトな反応のMTがオススメ。BRIDEのフルバケットシートに交換し、サーキット走行時のために4点式シートベルトも追加し安全性を確保する。
'09 フォード マスタングGT
フロントにはカナードを追加。また前後の牽引フックはカップカーの証。RTRのAERO7は20インチでありながら、リム部分が厚く、敢えて18インチ風に見せる。
車高調はBCレーシングをチョイス。スタイル、乗り心地、そして安定感の全てに配慮した結果と言えるだろう。なお、リヤスタビも強化済みだ。
前期型モデルがベースなので、4600ccのV8を搭載。インテークパイプやマフラーを変更し、レスポンスをアップさせる。
シートはGT350と同じくBRIDEに変更。シーケンシャルシフトのように見えるがミッションはあくまでもノーマルで、あくまでもレーシーな雰囲気を楽しむ。
WINGAUTO【ウイングオート】
所在地:愛知県清須市春日焼田67-2
TEL:052-409-5434
HP:http://www.wingauto.co.jp/
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン2023年7月号掲載
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