アニメを見て惚れたマスタング、今では押しも押されぬ爆速女子へ

名探偵コナンに登場したマスタングに惹かれてカーボックスを訪れたオーナーさん。一番ド派手なエレノア仕様を選び、チャレンジャー・ヘルキャットに乗る旦那様は走りで負けたくないライバルだ。
華麗なるフォード
もっと速いマスタング無い?カーボックスも戦々恐々
2008 FORD MUSTANG GT
アメ車マガジン2023年5月号で、プラムクレイジーのチャレンジャー・ヘルキャット・ワイドボディを所有するカーボックスのオーナーとして登場した西元さん。彼女こそ、その西元さんの奥様で、夫婦揃ってV8をガンガン乗り回すことから、数多くのオーナーが出入りするカーボックスにして「変態夫婦」と言わしめる(褒め言葉)。そんな変態的にアメ車が好きなオーナーが、カーボックスは殊更大好きだ。
刺激的なエレノア仕様を愛車にする奥様だが、購入のきっかけはアニメ「名探偵コナン」に登場する赤いマスタングと、実に可愛らしい。運転に慣れたらいつかは赤くオールペンする夢もあったようだが、今となってはガンメタにゴールドのロハナ20インチが「私のウリ」とお気に入り。
運転も大好きで、ショップツーリングには必ずそれぞれの愛車で参加するなど仲睦まじい夫婦だが、サーキット走行会デビューを境に「旦那に負けるのが悔しい…。もっと飛ばしたい!」と、奥様は一方的に旦那さんをライバル視。ショップに並ぶシェルビー・GT350を見ながら「これって速いの?」と、真顔で質問する姿に、カーボックスも旦那さんもタジタジだ。「エレノア仕様は普段用にして、サーキット用にGT350」。そう言って不敵に笑う奥様を、止められる人は誰もいない…。
通常のエレノア仕様はサイド出しとなるが、社外マフラーに変更してリア2本出しに加工。心地よいサウンドもお気に入りのようだ。


エレノア仕様の風貌と共に気に入ったのが、ゴールドのロハナ20インチ。唯一の不満はMTではなくATであることで、GT500よりもMTが設定されるGT350が気になる今日この頃。
マスタングを好きになったのは「名探偵コナン」に出てくる赤いマスタングを見たから。赤いマスタングを探していたが、エレノア仕様の厳つさに一目惚れして購入を決めたようだ。
OWNER:西元さん
旦那さんはチャレンジャー・ヘルキャットワイドボディ(写真下)に乗り、移動は常に別々にするなど共に運転好き。マスタングの助手席は愛犬の指定席で、V8サウンドでもぐっすり眠るなど、カーボックスでも人気のワンちゃん。
CARBOX【カーボックス】
TEL:082-815-8448
HP:http://www.bs-carbox.jp/
Photo:TAKAHARA YOSHITAKA
Text:KAZUTAKE SOMA
アメ車マガジン2023年7月号掲載
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