【マグナムSXT】目指すスタイルが明確なので半年間で一気にカスタム!

ステーションワゴン

ダッジ

アメマガ2024年3月号

マグナム

マグナムSXT

AMERICAN CUSTOM COOL RIDES

フォージアート

DIY

カスタムは若い時にするもの。そろそろ落ち着いたら…という話をよく耳にするが、タバコとかと同じで簡単にやめられるものでもない。しかも自分より若い世代が頑張っていたら刺激を受けないワケがない。まさに眠れる獅子が目覚め創り上げたのが、このマグナムだ。

AMERICAN CUSTOM COOL RIDES


往年の雰囲気を残しつつも、現代の感覚を見事にMIX

'07 DODGE MAGNUM SXT

15歳の時にミュージックビデオで見たマグナムがカッコ良すぎてアメ車に感化されたという石原さん。でも免許を取得して最初に乗ったのは、国産のドリ車。スタイルだけでなく走りも追求していたが、まさかの車両盗難に遭ってしまう。アメ車に対して壊れるというイメージがあったものの、「外車だったら盗まれないのでは?」といういささかネガティブな気持ちを織り交ぜながら最初のアメ車としてアストロを購入。当時はエクストリームバイクも楽しんでおり、そのトランスポーターとして活用していた。

 

だが、元々ドリフトを楽しんでいたことで、速いクルマが気になり次に選んだのがコルベットのC6。ガルウイング化やZ06のボディキットやヘダースから含めた排気系チューニングも施し、愛知県のカスタムカーオーナーにとってのメッカ「栄」に出向いていたそうだ。

 

7年ほどC6に乗り、アメ車は好きだけどそろそろカスタムは卒業かな。そう思った石原さんが普段乗りのクルマとして選んだのは、15歳の時に刺激を受けたマグナム。購入したのは1年ほど前だが久々に栄に行くと、馴染みのオーナーや新しいユーザーと出会ったことで血が騒ぎ出し、わずか半年間で仕上げたそうだが、ペイント以外はDIYで作業したというから驚きだ。

カスタムのスタイルとしては、マグナムが新車で販売されていた当時のDUB系を感じさせつつ、イーストLAのギャング系スタイルをミックスさせたもの。サスペンションはロームエアーのエアサスをチョイス。コンプレッサーは4基装着して5ガロンのタンクを組み合わせる。エクステリアはデュラフレックスのハーフエアロをチョイスするが、いかにも「付けました」というスタイルが好みではないのでスムージングを施し、一体感とオリジナリティを強調している。

オリジナルで調色したメタリックブルーは何と10層も重ねており、非常に深く妖艶な輝きを放つ。圧巻と言えるのが26インチリムを自然に被らせるスタイルで、前後水平のスタイルも可能だが、敢えてフロントをリフトさせた状態の方が好みだと石原さんは語る。「速く走ることは誰でもできるけど、高速道路などをクルーズする時に絵になるクルマを作りたいですね」とも。

 

目下の悩みは、エンジンがV6ということ。V8へのコンバージョンをしてみたいそうだが、5700じゃ普通。いっそ6200か6400にするか、嬉しい悩みと言えるだろう。

エアロパーツはデュラフレックスのフルキットをチョイス。元々はハーフタイプだが、張り付けた様なスタイルにしたくなかったので、スムージングを実施。シンプルで上品な雰囲気を演出する。ちなみにMVで見たマグナムが前期型だったので、石原さんもフロントマスクは敢えて変更しないそうだ。

26インチのフォージアートだけでも圧倒的と言える存在感を主張するが、さらにフロントをリフトさせたスタイルは2度見すること間違いなし!ロームエアーのシステムを組み、4基のコンプレッサーで瞬時に車高を変更可能。ちなみにエアサスやオーディオ類だけで100kg以上あるので、リヤを上げたスタイルにはできないとか。

車内はオーストリッチ&アルカンターラで張り替えを実施。ボックスを使用せず、アンプを見せるのがUSAの最新カスタム。それをいち早く採り入れるなど、常に新しいスタイルを石原さんは探究し続けている。ちなみに5ガロンのエアータンクを現在装着しているが、少々容量不足を感じるそうでさらに大型化を検討しているそうで、理想の仕様を求め続けている。


OWNER : SHINICHI ISHIHARA
Street Show Style
NAZ_MAGNUM

2023年のX5ファイナルで、見事カテゴリー1stアワードを受賞。バランスの良さ、完成度などを鑑みれば、当然の結果と言えるだろう。2024年はどんな変化を遂げるのだろうか?


PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2024年3月号掲載


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