【フォードマスタング】マッスルではなくエレガント、流れるようなシルエットに一目惚れ

オープン

フォード

アメマガ2024年3月号

マスタング

グレイスキャブ

愛知県

AMERICAN CUSTOM COOL RIDES

フォージアート

2023年10月に開催のカーショー「SLS」で、USクーペ部門1位となったマスタング。ボリュームあるボディや統一されたカラーリングが拘りだが、それを日常の足として使うのもオーナーさんの大きな拘りだ。

AMERICAN CUSTOM COOL RIDES


カーショー専用ではなく日常でも使える愛車へ

'12 FORD MUSTANG

以前まではチャレンジャーを愛車にし、マッスルを謳歌していたShelandさん。だが、アメリカで製作されグレイスキャブに入庫した、今まで見たことのないエレガントなマスタングに一目惚れし乗り換えを決める。

ボリュームあるボディは流行のワークスフェンダーではなく、ボディ一体型の造形。それをブラッシュアップさせるべく、グリルはパンチングメッシュに変更しフォージアートのエンブレムを配置。もちろんホイールはフォージアート(MARTELLATO)を選択し、リムはボディ同色のパールホワイト、そこに入るロゴはステッカーではなくペイントで、センターキャップは内装と同色のキャンディレッド。また、レッドの幌もホワイトのボディに大きなコントラストを与えている。

インテリアも大きく改装。シートはアメリカで張り替えたもので、そのカラーをより強調させるべく、純正シルバーのパネル部分を全てキャンディレッドに変更。さらに、ステアリング&シフトノブをレッドレザーに張り替え、フロアマットはワンオフのフォージアートロゴ入りレッドを敷く。

エアサスタンクは日常でも使えるようにトランク下に収納し、Shelandさんは毎日の買い物からレジャーでもマスタングを出動させるなど、見せるだけではなく、普段の相棒として活躍中だ。

オーバーフェンダーではなくボディ一体型となるシルエットが、Shelandさんが購入を決めた理由。ホイールはフォージアート・MARTELLATOの22インチ。リムをボディ同色のパールホワイトにし、そこにペイントでロゴを注入。センターキャップは内装に合わせたキャンディレッド。エアサスはユニバーサルエアで、タンク類はトランク下に収納。レッドタイプに変更した幌もお気に入りのひとつで、コンバーチブルのカラーコーデにはおススメアイテムだ。

シートは購入時にブラック×レッドのコンビに張り替えられていたが、よりインテリアに統一感を出すために純正シルバーパネル類をキャンディレッドに変更し、ステアリング&シフトノブをレッドレザーに張り替え。フロアマットもフォージアートレッドタイプをワンオフ製作。ドアスピーカー(キッカー)もLED付きに造形してインストール。


OWNER Sheland さん


Photo:犬塚 直樹
Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年3月号掲載


関連記事

RELATED


豪快なワイドフォルムで、圧巻のオーラを放つマスタングコンバーチブル

2012 FORD MUSTANG CONVERTIBLE

大排気量のマッスルカーよりも、唯一無二の存在というべきカスタムカーの方が好きだった

クライスラー300を皮切りに、V8 チャレンジャー、そしてこのマスタングと乗り継いできたオーナー氏。誰もが一度は大排気量のマッスルカーに乗りたいと思うが、いざ乗ってみて分かったことは「マッスルよりもカスタムカーが好き」という事実だった。

2.3Lと侮るなかれ次世代ポニーカーの大本命【フォード マスタング】

生誕50周年記念モデルとしてリリースされた2015年型マスタング。ロングノーズ&ショートデッキを継承しつつも、ダウンサイジング志向な当時の時代背景を反映したエコブーストエンジンを搭載。次世代を担う大本命モデルとしての魅力に迫る!

ワンオフ加工で個性を最大限に引き出す【ジェットシティ】

個性的なカスタムを世に送り出すジェットシティには、オーナー自らが持ち込むパーツ装着の依頼も多い。時には他車種のパーツもあるのだが、それすらも違和感なくフィッティングさせるのがジェット流。

マスタングは人生の原動力、そして人と人の絆も紡ぐ

新しい事を始める時は期待と不安が交錯するが、その一歩を踏み出さないことには、違う世界は見えてこない。この春、初めてアメ車を手にする女性オーナーたちを紹介しよう。

 

最新記事


2025/09/02

サンフランシスコの雰囲気を日本で楽しもう!というコンセプトで実施【CISCO】

イベントレポート

CISCO
20th Apr 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/08/28

【スーパーアメリカンガレージ2025】様々なアメ車が集結して会場を埋め尽くし、朝霞の森はカラフルに彩られた。

イベントレポート

SUPER AMERICAN GARAGE 2025
6th Apr 2025
朝霞の森

2025/08/26

【1982 シボレー コルベット】走ることだけをとにかく優先し400cbiエンジンや5MTに換装

クーペ

ビンテージ

シボレー

ビンテージアメリカンを何台も在庫し、見比べてお気に入りの1台が選べる。東海カーズを初めて訪れた人は「夢のような空間ですね!」と驚きを隠せない。だが代表の細井さんは、愛車の見た目に関心はなく「いかに気持ちよく走れるか」を大切にしている。

2025/08/23

【ジェネラルホームアメリカン】憧れのリアルアメリカン住宅で毎日を楽しく過ごす

HOUSE

ジェネラルアメリカンホームで建築し、アメリカを感じながら生活を送るオーナーたち。すべてのオーナーに共通するのは、家族全員が毎日を楽しく過ごしていること。2024年にアメマガで紹介したオーナーを改めて振り返ってみよう!

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2023/01/02

「いつかビンテージのアメ車に乗りたい!」と選んだのは、1969年型のマスタング・ファストバックだ。

クーペ

フォード

カッコイイ物や美しいものに心がときめくのは当たり前だが、それがファッション業界に身を置く人なら、なおさらだろう。ヘアサロンを営む市橋さんが選んだ初のアメ車は、1969年型のマスタング・ファストバックと言うのも納得だ。

2020/09/01

マスタング史上最強のBOSS 429、859台にのみ搭載された極めて希少なBOSS 9

クーペ

ビンテージ

フォード

1969 Ford Mustang Boss 429

2020/06/28

クーダはプリマス・バラクーダの中でも尖ってるモデル

クーペ

ビンテージ

プリマス

1971 PLYMOUTH 'Cuda 383 & 1970 PLYMOUTH 'Cuda 440