フェイスチェンジで日本に設定がない左ハンドル300Cツーリングに

ステーションワゴン

ダッジ

ボディワーク

アメマガ2024年3月号

ガレージジョーカー

千葉県

マグナム

AMERICAN CUSTOM COOL RIDES

フェイス移植

300Cツーリング

マグナムをベースにチャージャー、チャレンジャーのフェイスを移植し話題のガレージジョーカー。現在は300Cフェイスを移植し、設定にはない左ハンドルの300Cツーリングを増産中だ。

AMERICAN CUSTOM COOL RIDES


セダン以上SUV 未満を望むユーザーは多い

DODGE MAGNUM
フェイスチェンジに夢中です。

日本では過去にステーションワゴンブームによって多くのモデルが登場したが、現在はSUV人気に押されステーションワゴンは少数派。さらにアメ車に限っては言えば、完全にSUVにその役割を奪われたカタチになり、そのカテゴリーは存在しない。

とはいえ、セダン以上SUV未満のクルマを求めるユーザーは根強く存在し、アメ車ステーションワゴンの代表であるダッジ・マグナム、クライスラー・300Cツーリングの需要は少なくない。そしてこの2台は、フェイスデザインの違いに加え、マグナム(左ハンドル)、300Cツーリング(右ハンドル)とハンドル位置に大きな違いがある。右・左のハンドル位置が絶対条件ならば、おのずと選択肢は2つになるが、その選択肢を増やすのがフェイスチェンジ。つまり、マグナムをベースに300Cのフェイスを移植すれば左ハンドルの300Cツーリングが表面上は完成する。

ガレージジョーカーが積極的に進めているのが、まさにこのマグナムフェイスチェンジで、ステーションワゴンを再評価し車両の選択肢を増やす活動を行っている。今回撮影したのも、現在販売中のそうしたモデルたちだ。

そしてその活動は徐々にエスカレートし、マグナムにチャージャー、チャレンジャーのフェイスを職人の鈑金技術で移植させている。今後も新たなフェイスチェンジを予定しているとのことで、その動向に注目だ。

ダッジマグナム→300Cフェイス増産中!

ベースモデルは2.7ℓV6エンジン搭載のSE。300C・SRT8フェイスを移植し、社外のメッシュグリル、リアアンダースポイラーを装着。その他は基本的にノーマル状態。1ナンバー取得済。
価格は要問合せ。

ベースモデルは5.7ℓV8HEMI エンジン搭載のRT。フェイスはスタンダード300Cを移植し、社外メッシュグリルを組み合わせる。純正18インチホイールを艶消しブロンズにペイント。1ナンバー取得済。
価格は要問合せ。


マグナムフェイスチェンジ ガレージジョーカー代表作

MAGNUM×CHALLENGER

チャレンジャーに乗りたいが、家族がいるからクーペは無理。そんな声にお答えして、チャレンジャーのステーションワゴンを製作。チャレンジャーのフロントフェンダーパネルとマグナムのボディを違和感なく馴染ませる鈑金技術が大きなポイント。

MAGNUM×CHARGER

ステーションワゴンの使いやすさを再評価して、ガレージジョーカーが初めて取り組んだチャージャーフェイスのマグナム。違和感のない自然な仕上がりを見ると、何故メーカーが販売しなかったのか不思議に思う。


GARAGE JOKER
所在地:千葉県銚子市四日市場町238
TEL:0479-25-7740
URL:https://www.garage-joker.com/
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年3月号掲載


関連記事

RELATED


マグナムにチャレンジャーフェイスを移植、誰もが待ち望んだ脱クーペの進化!

誰もが一度は夢に見たであろう。脱クーペのチャレンジャーが遂に完成した。荷物も人も楽に載せられる、まさにステーションワゴンのメリットを兼ね備えた進化系チャレンジャー。この姿、増殖していくかもしれない。

日本初!?マグナムをチャレンジャーフェイスにする!

ダッジ・マグナムにチャージャーフェイスを移植したガレージジョーカー。今度は日本初となるマグナムにチャレンジャーフェイスを移植する作業に突入! この姿、マジでカッコイイぞ!

チャージャーワゴン完成!この姿、純正にあっても面白い!

遂に完成したチャージャーフェイスのマグナム。2台のクルマを融合させたとは思えない違和感の無い仕上がりは、まさに職人技。完成した姿も気になるが、ガレージジョーカーは早くも次なる計画も進行中!

【マグナムSXT】目指すスタイルが明確なので半年間で一気にカスタム!

カスタムは若い時にするもの。そろそろ落ち着いたら…という話をよく耳にするが、タバコとかと同じで簡単にやめられるものでもない。しかも自分より若い世代が頑張っていたら刺激を受けないワケがない。まさに眠れる獅子が目覚め創り上げたのが、このマグナムだ。

20数年ぶりにアメ車に乗ることを決断したオーナーが選んだのは06年型マグナム

過去に数々の武勇伝を一緒に作り上げてきたガレージジョーカー小川氏の一声により、20 年ぶりのアメ車となる06年型マグナムを購入した野村さん。現在は、アメ車マガジンイベント「AMZ」でアワードを獲得するため、日々カスタムに励んでいる。

 

最新記事


2024/09/13

【1995y シボレーサバーバン】外装だけでなくエンジンや足回りもアレンジしたい

SUV

シボレー

アメ車専門店のスタッフはどんな愛車を所有しているのだろう?そんな素朴な疑問からスタートしたこのコーナー。チャレンジャー専門店でカスタムやメンテナンスを担当する上原さんに話を聞いてみた。

2024/09/12

愛車復活の儀式フロアカーペットの交換!!防音断熱材も貼って快適車内空間へ生まれ変わる

メンテナンス

経年劣化が進むのは、外装だけじゃなく内装も進行していく。中でも年数と共に汚れが目立ち、悪臭の原因となるのがフロアカーペット。頑張って掃除をしても限界があるため、そんな時は、思い切って張り替えも選択肢。豊富なカラーから選ぶこともでき、車内の雰囲気は一気に変わっていくぞ!

2024/09/11

カスタムのセオリーが別次元、奥深きコルベットC8カスタムの世界

クーペ

シボレー

ミッドシップ化によってC7以前とは勝手が異なり、スーパーカーとしての装いが映える個体へと進化したC8。まだモデルケースの少ないC8カスタムシーンの中でオートメッセ出展を果たした、最旬スタイルに迫る!

2024/09/10

アメ車マガジン主催による2024年三度目のイベント「アメ車ファンミーティング in Aichi」が開催!

アメマガミーティング

イベントレポート

アメ車マガジン主催による2024年三度目のイベント「アメ車ファンミーティング in 愛知」が9月8日(日)、名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場で開催された。アメ車マガジンの愛知でのイベントは2023年5月スカイエキスポで開催のamZ以来の1年ぶり。

ランキング


2024/09/13

【1995y シボレーサバーバン】外装だけでなくエンジンや足回りもアレンジしたい

SUV

シボレー

アメ車専門店のスタッフはどんな愛車を所有しているのだろう?そんな素朴な疑問からスタートしたこのコーナー。チャレンジャー専門店でカスタムやメンテナンスを担当する上原さんに話を聞いてみた。

2024/09/12

愛車復活の儀式フロアカーペットの交換!!防音断熱材も貼って快適車内空間へ生まれ変わる

メンテナンス

経年劣化が進むのは、外装だけじゃなく内装も進行していく。中でも年数と共に汚れが目立ち、悪臭の原因となるのがフロアカーペット。頑張って掃除をしても限界があるため、そんな時は、思い切って張り替えも選択肢。豊富なカラーから選ぶこともでき、車内の雰囲気は一気に変わっていくぞ!

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2021/03/15

【注目のアメリカン雑貨】大阪の老舗ブランド、アンダーウッドが同業者の買い付け地に!

ショップ

大阪府吹田市の閑静な住宅街にあるユニークなショップ「アンダーウッドブランド」。ヴィンテージカーやオートバイからアパレル、多肉植物など幅広いアメリカンアイテムが豊富。同店はヴィンテージ・アイテムの素晴らしいコレクションを展示するだけでなく、カスタムカーやオートバイのレストアなど様々なサービスも提供しており、一度は訪れるべきショップ!
UNDERWOOD BRAND【アンダーウッドブランド】