オフロードテイストを強化した、「エクスプローラーティンバーライン」を投入

ここ最近人気を集めているジャンルがSUV。アメ車でも数多くのモデルがラインナップされているが、日本の道路事情に適しているといえばミドルサイズ。中でもエクスプローラーはその筆頭。さらに新型グレードはオフロードテイストを盛り込む!
アメマガリコメンド
スタイリッシュさだけでなく冒険心もプラス
'22 FORD EXPLORER TIMBERLINE
アメ車と聞いてイメージするボディサイズはフルサイズが多いかもしれないが、アメ車も今はコンパクトからフルサイズまで多様なラインナップを揃えている。中でもミドルサイズは日本の道路事情にもマッチする絶妙なサイズ感とあって人気を集めており、これまでにフォードはエクスプローラーを、シボレーはトレイルブレイザーを、そしてダッジからはデュランゴをラインナップしてきた。デュランゴ以外は正規ディーラーで購入できたことも人気に拍車を掛けた。今となってはどのモデルも並行輸入でしか購入することができなくなってしまったとはいえ、各モデルともそれぞれに正常進化を遂げている。
今回BUBU横浜が直輸入したミドルサイズSUVはフォード・エクスプローラー。現行モデルは第六世代で2019年にフルモデルチェンジして登場しているが、特筆すべきは2022年モデルで新たに追加されたグレード「ティンバーライン」であるということが最大のポイント。スタイリッシュさが売りとされていたエクスプローラーにオフロードテイストを盛り込んだ初めてのモデルだからだ。
ティンバーライン専用のグリル&オフロードライトキット、3.58トルセンリミテッドスリップリアアクスル、スチール製アンダーボディスキッドプレートなどがこのグレードの代表的なポイントだが、これら以外にも悪路走破性を高めるフロントストラットとリアショックを装備し、最低地上高や前後のアングルを向上している。またエクステリアにはオレンジをアクセントカラーに用いてアクティブさを醸し出している。
ちなみにストックしているのは新色であるフォージドグリーンメタリックとホワイトの2色。どちらにするかは早い者勝ちだ。
ミドルサイズSUVの雄・エクスプローラー
オレンジのアクセントラインに同色の牽引フック、さらにボディ下部にはスキッドプレートを装備。ボトムスには18インチのハイグロスブラックホイールに、ブリジストン・デューラーA/T(P265/65R18)を組み合せてオフロードテイストを強化。
搭載するエンジンは2.3ℓ直4エコブーストターボで、最高出力は300hp、最大トルクは310lb-ft。トランスミッションは10速AT。
インパネ周りのデザインは全グレード共通であるためオフロードテイストを強めたティンバーラインであっても上質さが際立つ。フォージドグリーンメタリックカラーのエクスプローラーにはオプションのツインパネルルーフが装備されているため、車内に解放感をもたらしてくれる。
フォージドグリーンメタリックカラーのエクスプローラーにはオプションのツインパネルルーフが装備されているため、車内に解放感をもたらしてくれる。




3列シートが標準で2列目がキャプテンタイプの7人乗り(フォージドグリーンメタリック)とベンチタイプの8人乗り(ホワイト)となっており、アクセントカラーのオレンジのパイピングが施される。ラゲッジも2/3列目を倒すことで大容量のスペースを確保できる。
BUBU YOKOHAMA【BUBU横浜】
TEL:045-923-0077
HP:https://www.bubu.co.jp
Photo&Text:編集部
アメ車マガジン 2024年3月号掲載
最新記事

2025/07/03
キチンと整備すれば普通に走る!カスタムすればもっと楽しめる!【東海カーズ】
ビンテージカーって乗りこなすの大変なんでしょ!? と多くの人が思うだろう。もちろん現代車の様な扱いはできないが、付き合い方やメンテ、さらにはカスタムすれば普通に乗れちゃいますよ♪

2025/07/01
【インフィニティQX56】手頃な価格で購入できるプレミアムSUV
90年代を中心に高品質な車両を扱うガレージジョーカーだが、近年は2000年代の車両も多く扱う。今回紹介する08年型インフィニティ・QX56もその一台で、手頃な価格で乗れるプレミアムSUVとして注目だ。

2025/06/27
当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ
ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2025/06/25
【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様
映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。