ザク・グリーンに似合うマフラーを手に入れる【シボレーカマロ】

クーペ

シボレー

アメマガ2024年6月号

ジェットシティ

広島県

カマロ

CUTTING EDGE on the STREET

ノーマルで購入した念願のカマロ。ドライブで視線を感じることに快感を覚え、もっともっと注目を浴びるために着手したのがカスタムだ。大胆に変化を遂げたカマロだが、オーナーさんは更なる快感を得るためにジェットシティを訪れる。

CUTTING EDGE on the STREET


見られる快感がクセになり、止まらぬカスタム進化

'10 Chevrolet Camaro

2023年末開催のX5ファイナルで、マイルドクーペ部門で1位を獲得した坂本さんの10年型カマロ。2年前には、同イベントでグラデーションのボディペイントで注目を浴びたモデルだったが、ジェットシティの手によって更にバージョンアップし念願のアワードを獲得したのだ。

 

ここまでカスタムに没頭する坂本さんだけに、さぞかしアメ車歴が長いかと思いきや、2018年に初めてのアメ車として購入したのが、このカマロだ。「子育てのために、好きなクルマに乗ることをずっと我慢していたんです。若い頃に3rdカマロに乗っている知人がいて、そのカマロのカッコよさがずっと思い出に残っていたんです。だから、子育てがひと段落したら絶対にカマロに乗ろうと。もちろん3rdカマロも検討したんですが、トランスフォーマーを見て考えが変わりました(笑)。子供はマスタング推しだったんですが、譲りませんでしたね」。

 

購入してからのドライブは常に視線を感じてニヤニヤが止まらず、娘さんの卒業式にカマロで迎えに行った際は、そのニヤニヤが最高潮に。そして、見られる快感を知ってしまった坂本さんは、もっと視線を浴びるためにどうすればいいかを考える。その答えがカスタムだった。

数多くのアメ車カスタムを行なう地元福岡のASJにカスタムを依頼し、幾何学的なグラデーションペイント、KRZのエアサス&ブレーキ、サビーニ22インチ、GTウイング、ZL1バンパーを組み込んでいく。このハイレベルな域に達すると、見られる快感はもはや別次元。そして、更なる快感を求めボディペイントを一新することを決め、2023年12月に坂本さん曰く「ザクのグリーン」にオールペン。

 

それでも、まだまだ快感に飢える坂本さん。「リアにインパクトが欲しい」と、ジェットシティにSEMAショーでも絶賛されたワンオフオリジナルマフラーの制作を依頼。実はこのマフラーが完成したのが、2023年X5ファイナルの前日。マフラーを装着した姿は、坂本さんも会場で初めて見たとか。その迫力ある姿、そしてアワードを獲得した嬉しさもあって、フェリーに乗って福岡に帰る予定をキャンセルし、大阪~福岡を自走で帰宅。見られることが本当に大好きな坂本さんである。

フロントはZL1バンパーを移植し、リアはGTウイングを加工して取り付け。ボディは黒・赤の幾何学グラデーションから、2年前に坂本さん曰く「ザクのグリーン」にオールペン。因みに、坂本さんは日常の買い物や通勤もこのカマロを使用している。

「もっとリアにインパクトが欲しい」とカスタムを模索したなかで、絶対に欲しいと思ったのがジェットシティオリジナルのワンオフマフラー。SEMAショー出展のマスタングにも同様のワンオフマフラーが装着され、海外からも制作の問い合わせがある芸術的なマフラーだ。ただ「今度はリアのインパクトが強すぎて、フロントが弱い気が…」と、坂本さんのカスタム欲は止まらない。

KRZエアサスを組み、ホイールはサビーニ・BM15・22インチをインストール。ブレーキもKRZキャリパー(F8・R6ポッド)で強化する。


OWNER 坂本さん


SpecialThanks:ASJ
TEL:092-410-3668


JET CITY
TEL:082-820-0377
https://jetcity-motoring.com


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年6月号掲載


関連記事

RELATED


学生時代に黄色いバンブルビーの活躍を見てカマロに憧れた

「自分みたいなアメ車初心者が行っても大丈夫?」。敷居が高いと思い、行くことを躊躇していたジェットシティ。だが勇気をもって訪れたショップは、とてもフレンドリー。徐々にカスタムにも目覚め、パーツオーダーして意気揚々な矢先、オーナーさんに悲劇が訪れる。

【シボレーカマロ】中学生の頃から憧れていた、アメ車に乗ることを決意

ジェットシティのユーチューブチャンネルを見て、ショップを訪れたUSAの虜さん。中学生の頃に見たファイヤーバード・トランザムに衝撃を受けアメ車に興味を持ち、それから数十年の時を経てアメ車に乗ることを決意する。

カスタムだけでは留まらないジェットシティのカマロ愛

広島のジェットシティが得意とするのがシボレー・カマロ。個性的なカスタムばかりにスポットが浴びるが、高度なレストア技術も見逃せない。本国に密かに69カマロをストックしており、新車同然の状態に仕上げることも可能。

普通に快適に乗れるカマロか頑張って乗るマスタングか…

「ヒトもクルマも中身が肝心!」と声を大にして語る東海カーズの細井さん。確かにクルマは乗ってみないと、それぞれのキャラクターが分からない。ということで、同じ1969年型のカマロとマスタングを乗って比較してみよう!

街で見かけたカマロに心奪われ、初めてのアメ車デビュー!

ジーエム祭
2013 CHEVROLET CAMARO RS

 

最新記事


2025/06/20

奥さんに内緒でプチカスタムマフラーエンド交換【PATRIOTを購入した話 ④】

SUV

ジープ

コラム

軽自動車を愛車にする編集部カズの奥さんが、「軽じゃ友達と遠出できないから違うクルマに乗りたい。小さくて個性的なアメ車って無いの?」との発言からスタートしたクルマ探し。数ある候補から購入を決めたのはジープ・パトリオット。基本的にノーマルだが、やっぱりカスタムしたくなってきたのでピットインアクツへGO!

2025/06/18

【ダッジ チャージャー SRT8】アメ車界隈でもスタンス系が盛り上がってほしい

クーペ

ダッジ

スポーティー系からフルサイズトラックまで所有してきたが、一貫しているのはシャコタンスタイルが好きだということ。タンドラをシャコタンフォルムにと計画したものの、それならチャージャーの方がと勧められて理想へと近づける。

2025/06/16

クルマのサビ対策に最適な逸品、電子サビ防止装置「ラストストッパー」

メンテナンス

集中豪雨や台風、そしていよいよ本格化する融雪剤散布シーズンの到来など、クルマにとって過酷な環境である日本。これらが原因で発生したサビはクルマにゆっくりとダメージを与えていくため、サビを発生させないことが何よりの対策だ。科学・化学的に証明された理論を応用して、サビを電子の力で抑制するのがこの「ラストストッパー」なのだ。

2025/06/16

世界No.1のミニカーブランド Hot Wheels「ホットウィール ブールバード」シリーズ

ホビー・雑貨

ランキング


2025/06/20

奥さんに内緒でプチカスタムマフラーエンド交換【PATRIOTを購入した話 ④】

SUV

ジープ

コラム

軽自動車を愛車にする編集部カズの奥さんが、「軽じゃ友達と遠出できないから違うクルマに乗りたい。小さくて個性的なアメ車って無いの?」との発言からスタートしたクルマ探し。数ある候補から購入を決めたのはジープ・パトリオット。基本的にノーマルだが、やっぱりカスタムしたくなってきたのでピットインアクツへGO!

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2025/06/18

【ダッジ チャージャー SRT8】アメ車界隈でもスタンス系が盛り上がってほしい

クーペ

ダッジ

スポーティー系からフルサイズトラックまで所有してきたが、一貫しているのはシャコタンスタイルが好きだということ。タンドラをシャコタンフォルムにと計画したものの、それならチャージャーの方がと勧められて理想へと近づける。

2021/10/13

ライバル達が生産終了するなかエクスプレスは今も現役販売される

バン

シボレー

2017 Chevrolet Express 2500 LONG EXPLORER CONVERSION